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1ミリも自分を責めなくて良い

こんにちは。

心理カウンセラー 吉良 聡です。

今回、私は自分の両親、特に父親との関わりを通して大きな気付きを得ました。

それは、
父親は、私の一番認めたくない存在そのものだったということ。

父親の、何を認めたくなかったかって??

父親から感じる、頑固でわがままで、こだわりが強くて、ちょっと抜けてて、
でも一方では、
穏やかで優しくて、よく私の話を聞いてくれる。

これって、自分じゃん!!!
自分自身じゃんっ!!!て、感じたんです。

この自分自身!好きだなって感じられました。

ようやく。

こんな穏やかで優しくて、
人のためにこだわりを持って行動している、
自分を持っていて、
情熱を秘めている自分。

そして一方では、ちょっと抜けてて、でも、
そこがまた良くて。面白さに繋がる。

そして一番根本だったのは、
父親は、言いたいけど、言えない、
わかって欲しいけど、言えない。

そんな存在です。これは私にもあります。

そんな父親が、嫌だったわけです、
一番認めたくなかったわけです。

なぜか??

弱い父親を認めることは、自分自身の弱さを
認めることだったからです。

弱い自分を認めたら、父親と一緒だということを認めてしまう。

私は父親とは違う!!

父親よりもっと寛大で、心が広くて優しくて、
きちんとしてる。テキトーじゃない。

変にこだわってないし、もっと広い目で
物事を見れる!
そして、自分の気持ちに正直に生きている。

と、思っていただけで、実際は、、、

全然違うやん笑笑

父親を認めていない時点で、自分の気持ちに

素直じゃなかったわけです。

言いたくても言えないのは、、

こだわりあるし、全然視野も広くない、
つい情熱が入ってしまうときもあるし、頑固な一面もある。

それで視野が狭くなる時もあります。

不器用で自分の気持ちを言いたくても、
言えない。

これって、、

父親も同じ気持ちだったんだなって
私と同じだったんだなって感じたんです。

そしたら、父親の気持ちが流れ込んできました。

そしたら、涙が止まらなくなって、、、、。

父親のことが、理解できたわけです。

どんな気持ちだったのかを。

だから、人を理解するのに、良い悪いはないんです。

全部自分自身だから。

自分を、良い悪いの目で見ているのは、

自分自身だけ。

だから、父親を通して自分を認めたからと言って、
自分を1ミリも責めなくて良い。

否定しなくて良い、

無意識に自分をいじめないでください。

良い悪いはない。

それがあなたなわけですから。

普段、関わる同僚や上司、友人、恋人。

モヤモヤ、イライラ、なんかこの人嫌だな、、

そんな違和感を感じる時は、

目の前の人を通して、自分自身を感じている時、
かもしれません。

その時は目の前の人と、自分自身を重ね合わせるように、1ミリでも

モヤモヤするところ、嫌なところ、イライラするところを、良いところ、好きなところ、を

書き出してみてください。

良い悪いの目は捨てて。

そして、客観的に、

こんな自分がいるんだー
と、

認識するだけで十分、自分を知るだけで
十分です。

自分を責める必要はありません。

1ミリもね。

いつか認められる日が来ます。
いつか受け入れられる日が来ます。

自分を認めるのを諦めなければ、、

大丈夫。

読んでいただきありがとうございました。

海岸の岩で羽休めをしている、
このハトのように、時々自分の羽を、
身体を休めてくださいね。