「どう思う?」への模範回答例 ビジネス編

社会人になると、いろいろな場面で意見を求められます。新人だろうが関係なく、あなたはどう思うか、が問われます。そこではその意見の正否や知識よりもむしろ、あなた自身の考えを述べること自体に価値の重きが置かれています。

学生時代であれば、「ところで君はどう思う?」と急に問われて、どう答えていいか分からず黙っていても、先生なり教授なりが「まあ、これはですね」と先に話を進めてくれますが、会社という組織では、それでは通らないことが多々あるかと思います。

困って黙っていると、多くの場合は変な間が生まれてしまい、他の人に解答権が移ってしまいます。そうしてあなたは「意見のない人間」という烙印を押されます。

新人のうちは特に、「どう思うか」をとりあえず発信することが求められているんじゃないかなあと思います。私もよく分かりませんが。

どうしよう私そういうの凄い苦手、と頭を抱えているそこのあなた。大丈夫。以下に、とりあえずそういう「どう思う?」シチュエーションを乗り越える為の汎用的な解答例を示す。

解答例1:「結果的には良い(悪い)かもしれないですね」

質問の内容に関わらず、その場を煙に巻ける。答える前に少し考えたフリをすると効果倍増。しかし、この先をさらに質問で突っ込まれると万事休す。

解答例2:「それは今後の成り行き次第ですね」

今までの話題運びに関係なく、「まあそうだよね」という相手のレスポンスを誘いやすい。「と、いいますと?」なんて聞き返してきた奴はぶっ飛ばせ。

解答例3:「非常に難しい問題ですよね」

あえて「答えない」という選択肢。それでいてもっともらしい反応。言うときに唇を噛み締めることを忘れずに。

解答例4:「そんなことより磯野、野球行こうぜ」

その場に「中島」という姓の人がいたらぜひ試してみてほしい。その後のムードメーカーの座を手に入れるか、二度と会議に呼ばれることがなくなるかのどちらかだろう。

解答例5:「ウノ」

鞄にたまたまウノが入っていたら、一枚を取り出して言ってみてほしい。みんなきっとキョトンだ。

解答例6:「それってセクハラですか?」

あなたが女性だったら試す価値あり。周りはきっといろいろな意味で黙り込むだろう。そうして泣いたフリをしながら部屋を出つつ、無言で部長を指差せば万事OKだ。

会議中は黙っていつもこんなことを考えています。私はきっと出世できない。

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