グラブルフェス×ホロコラボに対する感想
いつもお世話になっております。生須です。
グラフェスどうなるかな~と思って見てたんですが、思ったより酷かったので今話題のグラフェスホロライブコラボについて語ってみようと思います。
ちょっと長くなくなってしまいそうなので結論から言うと、
グラブル運営が無能だったのが10割悪いです。
以下前置きがちょっと長いです。
今まで一度も述べたことなかったんですが、私は騎空士でした。
辞めた原因としてはアップデートが砂とか砂といった、素材集めが面倒くさいだけの限界超越を始めとした延命措置ばかり追加されていて、またレヴァンスシリーズ(ディアスポラ系・高難易度6人マルチ)を雑に実装しては何の調整もせずに放置し過疎化していっていたのを見て、このゲーム(と運営)に期待できなくなったからです。
そのため、2023年11月の水古戦場を最後に走ってそのままフェードアウトしました。(その時の結果がトップ絵)
さて、きくうしなら誰もが知ってるんですが、2023年のグラブルはお世辞にも褒められたものではなく、年始初っ端からベルエンジェルナーフ事件、マナダイバーカドゥケウス事件といった運営がエアプだったことから起こった事件から始まっており、運営が信用を失う”想定外”の事件が"何度も"起こっていました。
またこれらを誤魔化すためかはわかりませんが、年始からリミ武器を乱発していました。
今までのグラブルでは古戦場の属性の直前にリミ武器を出すことはあまり無かったと思いますが(グリームニルぐらい?)、1月の火古戦場の直前には
ミカエル斧という約定武器(いわゆる人権武器。しかも2本は入る)が出されました。
古戦場の直前に実質特効のようなガチャをされると、このゲーム天井が9万石(≒9万円)とかアホみたいに高いので無料石を年末年始で吐き出された後にはかなりキツいんですよね。(火は短期以外のキャラパワーも低いのでなおさら武器が重要になってくる)
正直この辺で既に運営不信ポイントは溜まっていた気がします。
もちろん運営も慈善事業じゃないんで利益を出す必要はあるかとは思うんですが……そりゃユーザーは課金するだろうけどこのタイプの課金ってユーザーとしては疲弊するだけなので長期的に見たら諸刃の剣だと思うんですよね。
そんなこんなで2023年は不満から始まったわけですが、その後もメインストーリーはろくに更新されないわ、周年イベはストーリーが酷いわ、マイルームはツルツルだわ、延命アプデに尽く砂が必要だわとまあ、ユーザーが満足行くようなアップデートがほとんどありませんでした。
で、迎えた11月2日。忘れもしません。シエテ剣ナーフ発表の日です。
シエテ剣というのはレヴァンスシリーズという、シエテHLという高難易度マルチで低確率でドロップする武器でして、このシエテ剣というのが高難易度マルチにおいては他のガチャ武器(有料武器)と比べても強く、全属性で採用されることもあるような無課金武器としては最強クラスの武器でした。
このシエテ剣を集めるのもそんなに簡単ではなく、5本防御作るにしてもそれなりに火属性を強化してシエテHLを何度も周回しなければならない(注:高難易度マルチなので1回数分かかります)というものでした。
ただ、近年のグラブルは無課金武器の性能は割りと終わっていた(マグナ2以降は一部のエニアド武器が少し採用されるくらいで、ろくな無課金武器がなかった気がします。あったらごめんなさい)ため、このシエテ剣を集めるということは強くなる導線としては分かりやすく、砂箱の重周回みたいなクッソつまらない作業(※つまらなさには個人差があります)に比べてモチベが湧くものであり、砂が落ちることもあってかシエテHLは大盛況でした。
しかしながら、運営は11月9日に運営はシエテ剣の覚醒効果を全属性に適用されていたのを風属性のみに適用するという発表を出しました。(シエテ剣だけではなく他のレヴァンス武器もだけど)
この背景にはこの直前に実装された最高難易度のマルチ(ほぼエンドコンテンツ)である「天元たる六色の理」(以下天元)が無課金武器であるシエテ剣を並べた編成でクリアされてしまったことがあり、無課金武器で攻略されてしまうことに恐れをなした運営が慌ててナーフしたと言われています。(シエテ剣実装してから半年ほどあったのでもっと前にナーフされていたはず)
このときに運営が使用した言葉が2023年度グラブル流行語である「多様性」です。
グラブルは基本的に6属性でそれぞれ武器があり、各属性それぞれで武器を揃える必要があるため、多様性がありました。
しかしながら、天元においてはHPや上限や連撃を盛るのに適していたシエテ剣は本来の属性である風属性以外の属性でも採用される性能をしていたため、どの属性でも武器編成がシエテ剣だらけになってしまいました。
これは多様性(笑)を損なってしまいますよね!こんなのは良くない!!!
たとえ武器を集めるのに課金武器を使って何百回と周回することが必要だろうともこんな多様性を損なう武器をそのままにはしておけませんね!!!!
また、中には多属性を用いることができるということを利用したグランデ編成というここ数年息をしていなかった編成も息を吹き返していたのですが、このような多様性は運営の考える多様性(笑)とは違うものであったようです。
ということで11月9日にナーフすると11月2日に運営は突然シエテ剣ナーフを発表しました。
ここで、今まで細かい信用を失っていた運営に対する不満が爆発したように思えます。
Xの検索で11/2くらいにお気持ち表明している騎空士が大量に確認できると思います。(シエテ剣ナーフ、多様性などで検索すると出てくる)
また、このシエテ剣ナーフ発表にはもう一つ問題があり、それはナーフに関して一切の謝罪文がなかったことです。
普通の運営であれば、自分の出したものを半年も放置した後に急にナーフなんてことをするのであれば、ナーフに対するお詫びなり謝罪文を定型文でもいいので載せておきます。仮に運営がシエテ剣ナーフについて自分たちが全く悪いと思ってなかろうが、形だけでも謝罪文を出すのが普通だと思います。
しかしながら、グラブル運営はこのとき一切の謝罪も、ナーフに対するお詫びの配布すらしませんでした。
これには当時驚いた記憶があります。天元マルチをやるほどの積極層というのは、運営にとっては課金ガチャを回してリミ武器を並べてくれるような上客が多かったので、運営は重課金者までも切り捨てに来ているのかと思いました。
そして、グラブルの11月はまだまだこんなもんじゃありません。
11/9にレヴァンスシリーズにドロップする武器が追加されたのですが、
これが6属性とも全部同じ(注:属性と名前が違うだけでスキル内容は全部一緒)というコピペ性能で、しかもほぼ両面じゃないと厳しいという制限のある多様性の欠片もない武器たちでした。これには騎空士たちも失笑していました。多様性とは?
また、同時に実装されたレヴァンス武器のさらなる強化(リビルド)にエアプが考えたような強化素材が必要なことが判明してまた燃えました。
レヴァンスリビルドには各レヴァンスマルチで手に入る素材が100個ずつという、普通に集めたら半年はかかるような膨大な素材が必要でした。
これには批判が多かったのか、直後に素材を緩和するといって半分ぐらいになったんですが、属性的にも全然関係のないマルチの素材が必要なことが謎であり、参戦難易度が高めのクソマルチであるアガスティアやコスモスの過疎対策にぶっ込んできたのが見え見えでした。
この結果、レヴァンスマルチのワンパンが増えて討伐率が著しく下がったとかなんだとか(笑) いや笑い話じゃないな……
この他11月には合体召喚解除ボタンアプデや
レガリア(マグナ2)pro出すのに追加で50回ずつやれアプデや
またしても古戦場直前の特効ガチャ(リミガブリエル)や
ストイベのストーリーが酷かった(バロワイベ)とか
古戦場のボスが嫌がらせ全開だったり(これはいつも通りだけど)
エアプすぎる運営に対するユーザー達の不満が溜まりに溜まっていました。
そんなこんなで激動の11月がやっと終わる……と思ってたら最後の最後に
特大の爆弾をぶっ込んできました。そう、
グラブルフェス×ホロライブコラボです。
ここまで前置きです。前置き長すぎ!!!!!!!!
突然のホロライブコラボに騎空士たちはみな困惑しました。
は?え?なんで?と。
今までストイベで出てきたこともなく、外部コラボでグッズを出したとかそういうことも聞いたこともありませんでした。
唯一?の繋がりといえば、去年?ぐらいだかににじホロ団かなんかが古戦場を走っていた(英雄ですら無いので大したことない)ことぐらいだったと思います。
で、ストイベでコラボするとかならまだしも、いきなりグラブルフェスというリアイベでコラボするというのも良く分かりませんでした。
リアイベというのはグラブルが好きで好きでたまらない人達が参加するイベであり、今までろくに絡んだこともなかったホロライブがグラブルフェスのライブに出てきて何をするんだ?という疑問が大きかったです。
で、その後しばらく経って色々分かってきました。
・ホロライブのメンバーを6人も呼ぶのに多額のお金が掛かっていること
・ゲスト出演というよりはステージコンテンツにガッツリ出演するらしいこと
・つまりホロライブメンバーが登場する分だけ他のグラブルキャラの登場時間を奪われてしまうということ
・グラブルフェスのキービジュアルにハーヴィンを押しのけて載っていること
などなど、まあ色々見えてきて更に燃料が増えてきました。
中でも一番大きかったのは、先行で購入してくれるような超グラブルが好きな積極層に、後出しでホロライブコラボという好き嫌いが分かれるコンテンツをぶっ込んできておいて、チケットが返金不可だったことだと思います。
こういうリアルライブにおいて、ゲストが後で発表されるということはまあよくある事だとは思いますが、流石に毛色が違いすぎるメンバーを後出しで発表してくるというのは不誠実なのではないか?ということでなんかヤフーニュースかなんかにも載るくらいには問題になっていたみたいです。
運営の大きなミスの1つ目はここですね。返金には対応すべきでした。
オタクというのは厄介な種族なんです。同族嫌悪は当たり前だし、余計なものが混ざることを嫌う人もいっぱい居ます。
グラブルをやっている層は30代~40代といった、おじさんやおばさんといった年齢が多いんですが、この層はニコ生とかを知っているのでVTuberについては否定寄りな考えを持つ人も少なくはないです。
私もVTuberに関してはどちらかと言うとあまり興味がないんですが、今のVTuberは生放送が主体である以上、ライバーとしての”中身”に大きく依存するコンテンツであり、つまり見た目がちょっと違うだけでニコ生とかと変わらないと思っているので、2次元よりは3次元に近い、2.9次元ぐらいのコンテンツだと思っています。(これは老人の考えかもしれません)
だから、VTuberというのは見たい人が見ればいいコンテンツであり、そもそも万人受けするコンテンツではないと思うんですよね。
で、その万人受けするわけではないコンテンツを特に導線なしにいきなり老人の塊であるグラブルにぶっ込んできたらどうなると思います?
そりゃ受け付けない、反発する人も出てきますよね。
これを予測できなかったのか、予測した上で強行したのかは分かりませんが、グラブル運営はフェスまでダンマリで、結局そのままにしてしまいました。
その結果が、グラフェスでのカタリナスタンプや撤退スタンプ、
会場でのペンライト消灯、一部での冷え冷え。
リアイベに参加する人も複雑だったと思います。
本当は盛り上がりたい人もいっぱい居たと思います。でも会場の一部の雰囲気がそれを許してくれなかったんじゃないかなと思います。
なぜならここで下手に盛り上げてしまうと、運営が勘違いしてもう一度呼んでしまう可能性があるから。
これは、グラブル運営がただただ無能だったことです。
ただ、ホロ側もグラブルに責任を100ぶん投げる事は出来ないと思います。
なぜならコラボ発表後すぐにアレほど炎上していたのにこの仕事を断らなかったから。
普通だったら社員をいわれのない誹謗中傷から守るためにこんなお互いのためにならない案件なんて断ると思うんだけどな……カバーって思ったより仕事を選んでられないのかな……?
ホロ側の落ち度としてはコラボを断りきれなかったことくらいです。
それ以外は何も悪くないし、暴走した騎空士たちがホロたちを誹謗中傷するのを許してはいけません。(逆もしかり)
グラブル運営は、本当に最低です。
本当に反省してほしいです。今までにこんなに酷い運営は見たことがありません。
・外部にコラボを投げておいて、コラボ発表後になんのカバーもなくダンマリであったこと
・そのせいで騎空士たちの怒りの矛先がグラブル運営でなくホロ側に向かってしまったこと
・ゲーム内の運営もろくに出来ていないのに、ゲーム外の運営もろくに出来ていないこと
社会人としての責務を何一つ果たしていません。サイゲは内部監査とかしたほうが良いんじゃないか?給料泥棒を抱えたまま沈むぞ……
もう辞めたゲームにうだうだ言ってもしょうがないのですが、晩節を汚すくらいならスパッとサ終してほしい……
かつて自分が熱中したゲームがボロクソ言われているのはただただ、悲しいです。
騎空士たちとホロリスたちが不毛なバトルしてるのももう見たくないよ……
ほんとグラブル運営ふざけんなよ……
(終わり)
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