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【壱岐新報2024.5.17】柳田、志原保育所の存続を求める署名活動始まる

 今年度末で閉所が決まった柳田、志原保育所の存続を求めるため市民団体「へき地保育所の存続を望む会」(頴川、田中共同代表)は、「へき地保育所の存続」「市民の声を聞き、説明会開催」を求める署名活動を始めた。同会は「市は、認定こども園の計画がなくなったにも関わらず議論の場を設けず、市民の声に耳を傾けていない」とし、「一方的な閉所は許されない」と憤りを見せている。署名活動は年度内まで継続していくという。


「へき地保育所」存続と住民説明求む動き


 今年度末で閉所が決まった柳田、志原保育所の存続を求めるため3月上旬、市民団体「へき地保育所の存続を望む会」を立ち上げ、「へき地保育所(柳田保育所・志原保育所)の閉所に反対する署名」を同月末から開始した。

 同会は、市に対し「認定こども園の計画がなくなったにも関わらず、へき地保育所の閉所の議論もされず、進んでいくのは市民の声に耳を傾けているとは言えない。へき地保育所にはまだ在園児がおり、一方的な閉所は許されない」との考えを示している。

 市に対しての要望は「へき地保育所の存続を求める」「今後、へき地保育所にかかる市民の声を丁寧に聞くとともに、必要に応じて説明会を開催することを求める」の2事項。賛同した市民からの署名を求め、20日までに集めた署名数をもとに市議会へ請願書を提出し、市議会6月会議で審議を求める考え。以降も、今年度末まで署名活動を継続する方針だ。

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