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【壱岐新報2024.4.26】白川市政に別れ、4期16年は「次世代への基盤づくり」

 任期満了を迎えた白川博一市長の退任式が17日、郷ノ浦庁舎で行われ、白川氏は4期16年にわたり市政のかじを取った市役所に別れを告げた。白川氏は「16年間の市政運営は、未来に向けた基盤づくりだった」と振り返り、市職員には「新しい世代が住み続けることができるよう、新市政でも一体となって邁進を」と言葉を贈った。

白川氏、庁舎をあとに退任


 退任式に臨んだ白川氏は、幹部職員やオンラインでつないだ各庁舎、消防本部など約100人の職員を前に「就任以来、市の現状に適切に対応すること、将来のために何をすべきか、何を残すべきかを考えてきた。そして、本市を全国離島のベンチマークモデル(指標や基準)にしたいと思い、市政に取り組んできた。市職員もこのことを理解し、懸命に業務を遂行してくれた。感謝を申し上げたい」と言葉を贈った。

 さらに「16年間を振り返れば、未来に向けた本市への基盤づくりだった。先人から受け継いだ実りの島、壱岐を守り、新しい世代が住み続けることができるよう引き継いでもらいたい。今後は新市長が掲げるスローガン『一緒に前へ』を、一体となって邁進するよう切に願う」と頭を下げた。

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