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【壱岐新報2023.7.7】5年ぶり開催、NHK「のど自慢」

 NHK長崎放送局と本市は2日、市の合併20周年を記念して「NHKのど自慢」を壱岐の島ホールで放送した。本市での開催は今回で4回目。市政10周年記念では2014年3月16日、市政15周年記念は2018年7月1日と約5年後に開催され、再び5年ぶりの開催となった。本選出場者20組のうち本市在住者は18組、客席には約850人の観客が訪れ、出演者と共に番組を盛り上げた。出場者は自慢の歌を全国に向けて熱唱した。


本市開催は4回目、出場応募者は309組、観覧申し込み応募数は1126通


 「あなたの街の、みんなのステージ」をテーマに、各地域の元気な歌声を全国に届ける番組。ゲストに石川さゆりさん、大江裕さんが出演した。司会はNHKアナウンサーの二宮直輝さん、合格の鐘は長崎交響楽団でヴァイオリニストの松崎千草さん。

 出場応募数は309組、この中から200組が7月1日の予選に出場し、勝ち残った20組22人が本選に挑んだ。予選200組のうち、本市から出場は151組(出場率76㌫)、本選では20組のうち18組が本市からの出場だった。観覧申し込み応募数は1126通(1件につき2人)、当選は425組(2・65倍)の約850人が観覧に当選した。

 生放送前のステージでは、白川博一市長があいさつした。「全国の自治体が地元での開催を希望するなか、本市の魅力を全国に発信する機会として、市政20周年を記念すべき年にお祝いを兼ねた開催として選ばれた。今後も壱岐を題材としたNHKの各種番組が制作されることをお願いしたい」と述べた。

 本選で歌い上げ合格の鐘が鳴った7組から、声量のある伸びやかな声で町田義人の「戦士の休息」を歌った、本市在住のホテル経営部長、木下隆靖さんが優勝した。特別賞は「倶(とも)に」を歌った浦一花(いちか)さんが受賞した。

 優勝した木下さんの歌唱に、ゲストの石川さゆりさんは「とっても良い歌でした」と絶賛。特別賞の浦さんが妹のためにと歌った歌唱に、大江裕さんは「妹に向けた気持ちが心に沁みる歌でした」と評価した。

 当日の模様は、NHK長崎放送局と総合・ラジオ第1・国際で2日午後0時15分から同1時まで生放送された。

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