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「コロナ禍、マスク万歳」派の意見から見えた本質。

「マスク、コロナ万歳」派の方とお話する機会がありました。僕はマスク反対派、コロナ茶番派なので、正反対の方の意見を非常に興味深く聴きました。

「マスク、コロナ万歳」派なので、この方を仮にBさんとしましょう。

Bさんの職場は小さな会社で、社員食堂はなく、お弁当を食べられる会議室もなく、いつもデスクでランチをとっていました。しかし職場には高齢者が多く、パソコンに不慣れなおじいさん達は昼休みでもお構いなしで「Excelの使い方がわからない。」「表がおかしくなってしまったからすぐに見てくれないか。」と、Bさんから見れば大した事でないようなことを頻繁に話しかけてきます。しかも口に食べ物を入れたまま話しかけてくるので口が臭い、、、

また、コロナ禍以前は会長&社長の訓示、朝礼など面倒な集まりが多く、なんと社員旅行まであって従業員は原則必ず参加だったそうです。あまりにも旧態依然とした社風にBさんはうんざりしていました。

しかしコロナ禍に突入し、「高齢者は重症化しやすい。」と報じられるようになると、粘っていた社長、会長は訓示、朝礼をしなくなりました。会長が「参加しない社員なんて社員じゃない!」とまで言っていた社員旅行も、なくなりました。

さらにエントランスに消毒液が置かれ、全員マスク着用、デスクにはアクリルの衝立が設けられました。ランチ時の話しかけも原則禁止されました。

「私はコロナ禍でどれほど恩恵を受けたかわからない。アクリルの衝立だって、あるとないとでは気持ちが全然違う。絶対にあったほうがいい。」とBさんは言います。

「コロナ禍はいずれ終わるから、その時はマスクが不要になると思う。でもできれば社内のマスクや衝立はずっと続けて欲しい。マスクはとりあえず私はスカスカのウレタンマスクをして、見た目だけ取り繕っていればいいんだから、別にストレスにも酸欠にもならない。ジジイどもの臭い口を直接見ないで済むだけでも大幅にストレス軽減になっている。本当にありがたい。マスクから鼻が出ているくらいなら、まあ許す。」

これがBさんの見解でした。


コロナは、それまでどうにも止めることができなかった、ツカえない臭いジジイ達の、時代遅れのムカつく振る舞いを、スカッと気持ちいいほどに止めてくれた救世主だったのです!まるで半沢直樹の倍返しですね。


このBさんに「コロナ禍は詐欺だ。」とか「陽性を感染と言っているメディアはおかしいと思わないか?」「飲食店が閉店に追い込まれている。」と説教を垂れても、まったく見ている視点が違うことがわかると思います。そんなことを言ってもマスクを外す動機にはならないですよね。

私も含めて、「コロナは詐欺!マスクは反対!」派は、マスクする人は騙されていることに気づかないバカな人達で、感染者数増は検査数が増えているだけのことで、そもそもコロナなんて存在しないから、皆さんを怖がらせてワクチンを打って人口を減らそうとする悪の企みなんです!と必死に訴えています。

しかしもしかしたら、我々マスク反対派は、マスクする人達を正しく理解していないのかもしれません。

当然ながら、"敵"(マスク賛成派)を正しく理解しないと、効き目のない訴えを続けることになり、「あいつらはいくら言ってもマスクを外さない。」「まったく愚かな連中だ。」と愚痴を言いあって慰め合うだけの集団になってしまう。これはこれで、我々のストレスが溜まって消耗してしまいます。。。やはり敵をよく理解することが、戦略を練る上でとても重要です。

結論をいいます。

Bさんにとって、コロナは利権なのです。

彼女にこれほどのメリットがあるならば、彼女には、コロナが本当かウソかなんて、どうでもいいことなのです。コロナ自粛が若者の自殺を誘発したり、飲食店が経営難になっても、全然関係ないのです。

彼女に利権がある限り、彼女は永遠にコロナ万歳派であり続ける。

さらに他人にマスクを強制する人達は、その行為によって相手が酸欠になろうとも、不愉快になろうとも、関係ない。強制することで、自分に何がしかの利益やメリットがあるから。




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