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○○ちゃんて、変

子供の頃にこの言葉を言われた時のダメージって、けっこう大きい。

特にダメージが大きいのは、小学生あたりだったかな。言うのは遊んでいるクラスメイトだったりするのだが、そういう子は大体、隣の子にも「ねぇ、○○ちゃん変だよねー」と同調意見を求めたりするのでたまったもんじゃない。

気に入っていた服やキャラクターが自分の中で、途端に恥ずかしいものへと色褪せる感覚をはっきりとまだ覚えている。

だから絶対にそんなことを言われない様に、出来るだけまわりに馴染もう馴染もうとしていた。変じゃない髪型。変じゃない持ち物。変じゃない喋り方。変じゃない意見。

今思えば本当に、そんなことを言われたって堂々としていればいいんだけど。あの頃の自分は絶対にそんなこと出来なかった。


そんなこと出来なかった自分に、今の私が寄り添ってあげたいな。話を沢山聞いてあげたい。あなたの好きなものたちは、本当に素晴らしいものだよって言ってあげたい。


そして、数年後にはそんな自分は驚くべきことに「○○さんて、変ですね」がものすごい誉め言葉となっている事を…

うん。

まぁ、それは伝えなくてもいいか。



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