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My best albums of 2021

 はじめまして。この記事に興味を持ち、クリックしてくれてありがとうございます。


 note初投稿というこうとで書き方など右も左もわからない状態で始めていますが、ただ自分の好きなことを何かに書き起こしたい!という気持ちで気軽にnoteを始めてみました。雑な文章構成で、日本語が変なところがたくさんあると思いますが大目に見てもらえれば幸いです。


 そろそろ本題に入るとして、一発目の投稿は何にしようということを色々考えてみたのですが、やはり自分が書きやすい且つ、読者の方が比較的読みやすい内容がいいなと思いました。


 ということでnote一発目の投稿は、My best albums of 2021ということで、自分が2021年にリリースされたアルバムでよく聴いていたものをいくつか紹介していきたいと思います!


 読者の方によっては自分がここで挙げたアルバムを全部知っているという方もいると思います。そして何個か知っている、また全く知らない!という方もいると思います。

 知っているアルバムがあれば、読者の方がそのアルバムを聞いて思っていることと、私が書いた感想と読み比べてくれたら嬉しいです。そして知らないアルバムがあれば是非聞いてみてほしいです!


 決して知識の優劣などをつけるところではないと思いますので、気軽に読んでもらえれば幸いです。それではいきましょう。


Genesis Owusu –  Smiling with no teeth

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 アフリカ・ガーナ生まれでオーストラリアのキャンベラ出身のラッパー、ジェネシス・オウスの「スマイリング・ウィズ・ノー・ティース」というアルバムです。


 このアルバムが出た時自分はちょうどHip Hopが全部同じような曲に感じてしまい、Hip Hopに飽きている状況でした。そんな状況だったという事もあり、このアルバムジャケットを最初見た時、金のグリル入れて、ベルサーチのでっかい金のリングしてるぐらいだから今のHip Hopの量産型でいつもと同じ感じなんだろうなと大して期待しないで聞き始めました。


 しかし、ジェネシス・オウスのこのアルバムは今流行りのHip Hopとは全く違った、アフリカ系がルーツとなっているサウンドが前面に押し出されており、又様々な楽器が使われメロディックなスタイルのラップでとても衝撃を受けました。


 Hip Hopといえば最近はトラップゴリ押しの曲しかないもんな〜という当時頭でっかちになっていた自分の考えを完ぺきに改めてくれました。


 また、このアルバムはHip Hopは地域によって全く違うという当たり前のことを教えてくれ、自分のHip Hopに対しての視野を広げてくれた。本当に感謝しています!ありがとう!


 こっからはアルバムとはそんなに関係ないのだが、なんとジェネシス・オウスがインスタグラムのストーリーで質問を受け付けていたので、自分が「Why do you often bandage your head ?」(Smiling with no teethのジャケットや、ライブ中にも頭にガーゼを巻いてパフォーマンスしていたから)と今思えばなんちゅう質問してるんだ俺!と思うがそれを本人に送ったところ、「It hurt」と答えてくれた。優しすぎる!!

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 また、他の質問で「What's your favorite movie?」とあったが、そこでなんと「パプリカ」などで有名な今敏監督の「Perfect Blue」を挙げていた。まさか日本のアニメーション映画が好きだなんて!と思い、大興奮してしまった。コロナが落ち着いたら、来日してくれることに要期待!!!


 日本での知名度はそこまで高くないと思われますが、人気DJのLicaxxxさんが共有しているSpotifyのプレイリストに入っていたりしたので、知っている人は少なくはないと思います。1998年生まれの23歳でまだまだ若いのでこれからの活動がとても楽しみなラッパーです!



Tyler, The Creator - CALL ME IF YOU GET LOST

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  アメリカ・カリフォルニア州出身のラッパー、タイラー・ザ・クリエイターの「コール・ミー・イフ・ユー・ゲット・ロスト」というアルバムです。

 2021年は非常にhip hopのアルバムが豊作だと言われていますが、その豊作と言われている先頭にいるのが、このコール・ミー・イフ・ユー・ゲット・ロストだと思います。

 というか、タイラー・ザ・クリエイターがアルバムを出した年は、もう自ずとその年はアルバムが豊作だとなってしまうほど、タイラー・ザ・クリエイターがリリースするアルバムは素晴らしいものばかりです。


 自分はタイラー・ザ・クリエイターの過去作も全てを聴いていて、大好きでしたので、本当にこのアルバムを聴くのが楽しみでした。そしてリリースされて最初聴いた時は、「やっぱりこの人が出すアルバムはカッコいいな〜」と思った事には思ったのですが、前回のアルバムのIGORが出て聴いた時の衝撃程ではありませんでした。


 なので、コール・ミー・イフ・ユー・ゲット・ロストがリリースされた当初は、他のアルバムと並行しながら聴くといったように正直このMy best albums of 2021に載るような聴き方を最初は全くしていませんでした。


 しかし、このアルバムを聴いていくうちに、「このアルバムすごくかっこよくね!?めっちゃ好きだな」という時が来ました。なんというか、すごくこの現象は言葉にし辛いのですが、この現象を共感してくれる方も少なくは無いと思います。自分の中でこのアルバムが熟してきたという感じでしょうか?そうなったときには、このアルバムばかりを聴いていました。


 自分がこのアルバムで特に好きな曲は『RISE!』という曲です。タイラー・ザ・クリエイターは基本的に楽曲など全てセルフプロデュースで行うことは非常に有名ですが、この曲はThe XXのメンバーJamie xxがプロデューサーとして参加しています。そして、この曲のFeat.で参加しているDAISY WORLDというアーティストが大好きだからです。まあ、この曲でDAISY WORLDを知ったのですが!


 この曲ですごく魅力的なボーカルをしているをしているのは誰だろうと思い、DAISY WORLDをSpotifyで調べたところ、その時は一曲も曲を出してなく、月間リスナーがその時はまだ0人でした。そして誰なんだこの人は!と調べていくうちに、DAISYというバンドのボーカルでした。


 そのバンドのSpotify月間リスナーはその当時は7万人とかだった記憶があります。それがすごく衝撃でした。そして、DAISYというバンドのアルバムを聴いてみたところ、そりゃあまたカッコ良すぎて、自分のツボにハマる曲ばかりでぶっ飛ばされた記憶があります。


 このときに思ったこととしては、Spotifyの月間リスナーといったような数字だけで、そのアーティストの良し悪しは決まらず、本当にカッコいいアーティストは真っ直ぐにカッコいいと自分のツボに突き刺さってくるということです。



 自分がDAISYという全く知らなかったバンドを好きになって聴き、数字など関係ないんだ!ということを教えてくれたタイラー・ザ・クリエイターのアルバムは本当に素晴らしく、大好きです。名盤と言われるものは、沢山の人に何度もそのアルバムを聴かれ、影響を与えて、記憶に残り、時代を超えても愛されるというものだと思います。


 そして、まさにこのコール・ミー・イフー・ユー・ゲット・ロストというアルバムは自分が何度も聴き、新たなアーティストを教えてくれ、影響を与えてくれたので、もうすでに紛れもない名盤だと思います。是非、この2021年に出た名盤を聴いたことがある人も無い人も、この文を読み終わった後に聴いてみるのはいかがでしょうか。



Wolf Alice - Blue Weekend

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 イギリス・ロンドン発のバンド、ウルフ・アリスの「ブルー・ウィークエンド」というアルバムです。


 ウルフ・アリスはイギリスのDirty Hitというレーベルに所属するバンドです。ここで、Dirty Hitというレーベルを軽くおさらいすると、2009年にイギリスで開設されたインディーズレーベルで、The 1975を筆頭にbeabadoobee, No Rome, Oscar Lang, Rina Sawayamaなど今の時代のインディーズ界を牽引する個性的なアーティストが所属しています。


 おさらいはここまでにしといて、自分がまずこのアルバムに出会って聴こうと思った経緯としては、ただアルバムジャケットがカッコいいからということだけでした。そんな理由で聴き始めてみたが、このアルバムを聴き終わった時には再び一曲目からこのアルバムを再生していました。


 自分は1回目の通しで聞いただけでここまでハマるということが初めての経験でした。大抵の場合、自分が好きで何回も聴くようになるアルバムというのは、何回か通しで聴いて好きになってくるというものか、先ほど述べたタイラー・ザ・クリエイターのアルバムのように時間をかけてゆっくりと自分の中で熟して好きになってくるかの二択でした。


 しかし、このブルー・ウィークエンドというアルバムは1回目の通しで本当にハマってしまいました。なぜ自分がここまでこのアルバムにハマったのかという事を冷静に分析てみると、このアルバムは全体的に調和が取れていないからだと思います。


 バラードの曲調のLIpstick On The Glassで、エリー・ロウゼル(Vo)の素晴らしいボーカルにのせてこのアルバムの壮大なスケールを予感させる。


 次の曲のSmileではオルタナティブな曲調でありながらもハードロックを感じさせる。Smileは、ライブを想定して作ったとインタビューでエリー・ロウゼルが語っており、コロナ禍でライブが出来ないという状況だからこそ作られた一曲で、久しくライブに行けていないというリスナーに長らく感じられていなかったライブの楽しさ、開放感を思い出させてくれたに違いない。


 そして、Play The Greatest Hitsという曲は、パンク調で「私たちはパンクだって作れるのよ!」と言わんばかりに引き出しの多さをリスナーに突き付けてくる。次のFeeling Myselfでは、ただでさえこのアルバムに魅せられているのに、リスナーを離さんと言わんばかりにさらに惹きつけてくる。


 そして、The Beachで始まるこのアルバムが、The Beach Ⅱで終わり、リスナーに熟考の余地を与えてくれる。考え抜かれた曲の順番がこのアルバムの評価さらに一段階上に挙げているに違いない。


 このアルバムには本当に虜にさせられてしまいました。アルバムに統一性がないが故に、一曲一曲が主人公になっており全ての曲を愛せてしまう。一年間を通して本当にこのアルバムを聴いていました。2021年に一番記憶に残っているアルバムはなんですか?と尋ねられたら、真っ先にウルフ・アリスのブルー・ウィークエンドを思い出すだろう。


 2018年のサマーソニックで来日していたので、2022年のサマソニでの来日を期待!!日本の地でSmileを思う存分演奏してもらいたいものです!





 ここからは、自分が2021年に上の三つと同じぐらいよく聴いていたアルバムをさら〜っと紹介していきたいと思います!


Billie Eilish - Happier Than Ever 

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 もう、このアルバムもめちゃくちゃ聴きました!このアルバムはウルフ・アリスのブルー・ウィークエンドとは対照的にアルバム全体で調和が取れていて、起承転結が完ぺきな物語を聴いているような感じでした。クライマックスに向けてのNDA, Terefore I Am, Happier Than Everの流れは一つの芸術だと思います。



girl in red - if i could make it go quite

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 Amyl and The Sniffers - Comfort To Me 

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MARINA - Ancient Dreams In A Modern Land

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Black Country, New Road - For the first time

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Turnstile - GLOW ON 

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Isaiah Rashad - The House Is Burning

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Little Simz - Sometimes I Might Be Introvert

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Griff -  One Foot In Front Of The Other

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 以上に挙げた12枚のアルバムが2021年によく聴いたアルバムです。自分は今年の三月に受験が終わってので上半期の半分は新譜を終えていないということもあったのですが、noteやTwitterなどに年間ベストを上げている人達に比べたら、まだまだ自分はライトリスナーだという事を痛感させられています。


 そして、下半期の最後の方は新譜を追うのに疲れてしまったという事もあり、なんともスッキリしない感じでこの記事を書いています。なので、2022年の抱負としては一年間を通して、新譜を追い続けるという事です。


 最後まで読んでくれてありがとうございます。正直、ここまで書ききれたことに非常にホッとしています。この投稿を機に、少なくとも一か月に一回は投稿をしていきたいと思っています。今回の記事で興味を持ってもらえたら、嬉しいことこの上ありません。それでは次の記事でお会いしましょう。

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