はじめてのDJイベント参加『コトノハ・ナイトパーティー2』【ライブレポ】
1.はじめに
はじめまして、「いきねば」と申します。
琴葉姉妹はめでたく9周年を迎え、ゴールデンウイークには「コトノハーズフェスタ7」なるオンリー同人誌即売会も開かれ、大盛況であったことが各々の反応から伝わってきます。
コニパ2-概要-
さて、コトフェスと同じ日程で『コトノハ・ナイトパーティー2(以下、"コニパ2"と略します)』というDJイベントが開催されました。なお、協賛には株式会社エーアイさんもクレジットされていて、公認イベントと言っても過言ではないように思います。
で、このイベント、ナンバー"2"とあることから、今回で2回目のイベント。
前回イベントに参加されていたフォロワーさんに伺ったところ、とても良かったとの感想を聞いておりました。
それならばとコニパ2、行ってみようじゃないか。
なんならライブレポートを書こうじゃないか。ということで、このnoteを書いています。
DJイベントとは……?
ところで……DJイベントって何なのか?
というのが参加前の率直な感想。私自身、DJイベント自体が初めてなので、そもそも楽しめるのかすら不安……
ともかく、DJイベントとは何かGoogle先生に聞いてみました。
「自由に音楽を流すというスタイル」
うーん、分かるような分からないような……ジャンル別なので、琴葉姉妹に関係するような曲がたくさん流れるってことなのかな?ぐらいの認識で、イベント参加となりました。
知識不足……なので感想を記します
少し言い訳。
最初にお断りを入れておくならば、この記事ではセトリやイベントの詳細は書けない。
その理由は、私自身の音楽知識に乏しく、セトリであれば担当DJさんからライブ後に公表してくれると思っているので……
なので、それ以外の視点。観客サイドの雰囲気であるとか、この特定の曲が良かったとか、レポートと語っておきながら、個人的な感想や分析がメインとなります。
それらを踏まえて、最後までお付き合いいただければ幸いです。
2.イベント前
浅草での「コトノハーズフェスタ7」から離脱。コニパのお誘いいただいたフォロワーさん達とともに、会場の秋葉原へ。
目的地のパームス秋葉原店は、JR秋葉原駅から徒歩で5分ぐらい。
到着、1階エントランスから階段で7Fまで駆け上がる。寝不足と同人誌即売会後の疲労が祟ってとにかく足が重い。
スタートの15分前に会場入り口の扉に到着。扉の右隣には、姉妹ちゃんのボード(写真パシャリ)。抜け駆けしてチケットは購入済みでスルー、ドリンクチケット(600円)のみ購入。
そのまま会場内へ。
ただ、すでに身動きが厳しい人の人数が観客エリアを覆いつくす。会場外へ押し返されそうになった。コトフェス会場も溢れんばかりの人だったけど、コニパも負けてないなぁと。その観客エリアには物販やドリンク購入列、イベントの準備、期待に満ちた会話等々。
ステージにはスクリーンと2台のMacノート、照明用ライトがずらりと並び、スモークも抱かれている。視点を天井に上げると、こちらにも照明が均等に配置、その中央にはミラーボールが吊り下げられている。
それにしても、想像していたより観客エリアが広い。ビルの外装を目にした限りでは高さがあるんだろうなと推測はしていたけど、内部にも奥行きのあるスペースがあるとは……少し驚いてしまった。
そうこう思考をめぐらしているうちに、始まりを告げるアナウンス。受け取ったドリンクを胃に放り込み、すかさずペンライトを握りしめる。
3.イベント スタート
No.1 NiNO01さん
ステージ照明が点灯、スクリーンに映像が映される。ペンライトも1つ、また1つと灯されていく。1人目のDJも準備万端といったところだろうか。
1曲目、「ハッ」からスタート。
!!!!お馴染みのあの曲。不安な気持ちは払拭され、安心感が押し寄せる。
2曲目へと変わる。なるほどね。若輩者ながら考えてみた。
現在の曲と次曲を絶妙に重ね、継ぎ目なく曲の変更を行う。この技術で違和感を緩和しつつ、自由に音楽を流し続けるのがDJの役割なのか。とにかく気が途切れる瞬間がない。
DJイベントとは「自由に音楽を流すというスタイル」であることを予習した。曲を自由に選べるということは、DJの選曲センスで聴衆の行く末が左右されることを意味している。いい加減な選曲ではイベントが台無しになってしまう。つまり、DJの選曲が重要なんだと直感的に悟る。
さて、そのあとは「トウキョウ・シャンディ・ランデヴ」、「強風オールバック」(←クラップとても好き)、「絶対にチョコミントを食べるアオイチャン」、「何でも言うことを聞いてくれるアカネチャン」といった有名曲が続く。あと、琴葉姉妹の誕生日(4/25)にうpされた「琴葉∞コネクション」、直近の曲も扱っているようだ。
ここで、少し分析ターン。NiNO01さんの特徴としては、人気曲だったり最新曲といった、トレンドを把握した上で、今日のイベントに挑んだDJさんかな……と。あと初っ端で盛り上げるためにも、「バイブス上げていこうぜ!!」ってメッセージを込めてのものだろうか。
分析終わり。今回のイベント一番の収穫だったのが、「いーあるふぁんくらぶ」ではなく、その替え歌の「おーさかふぁんくらぶ」を聴けたことでしょうか。なぜか秋葉原で始まる大阪弁講座、このシュールな空間で笑ってしまった。(あと、この曲の掛け合いめっちゃ好きやな)
No.2 ひよくさん
これぞDJイベント!とばかりに、継ぎ目なく自然とDJが交代。MCとかないんだなぁ。加熱した会場、そのままイベントは続く。
曲名は失念。前半は曲調からしてわかばマークさんの楽曲が結構選ばれていたなーって印象でした。
「Twinkle Lights」、「Over Sweetness」とかも流れていたかな?「Twinkle Lights」なんかは、確かサビで別の曲を混ぜ込んでいたりと、これがDJイベントか~って感心しちゃいました。
まとめ。一人目のDJさんがアップテンポな曲が多かった反面、ひよくさんは曲ごとにテンポが異なる変則的?構成がなされていました(うまく言語化できない……)。野球の投手で例えると、前者が的確な制球力と豪速球で打者を仕留めるタイプとすれば、後者が緩急や変化球で打者を翻弄させるタイプなのだろうか。分かりづらい例えはともかく、こういったところにDJ性……というか曲のチョイスに違いが出るのだろうか。
初めて聞く曲も多かったけれど、それでも気持ちは途切れずに楽しめていました。
No.3 琴葉茜・葵さん
すこしばかり暗転、そして明転。テージ上にはDJテーブル。
しばらくすると琴葉葵が登場。茜ちゃんはまだ準備万全ではないのだろうか(もしかすると、遅刻という可能性も……)。ともかく会場が湧きたったまま、コトノハDJが始まる。
余談、コトノハDJはとても太っ腹なので写真撮影が許可されている。そのためスマートフォンを取り出し、思い思いに撮影。
3曲目。曲名は失念してしまったけど、最後の歌詞で「二人のひかり~」ってのがあった。そのとき、琴葉茜ちゃんが登場!おお!歌詞とリンクさせてきたか!
「Disco KOTONOHA」、ここから琴葉姉妹が揃ってのDJ。ついに来たか!
とある曲のみ、DJ放ったらかして、DJテーブル前でダンスしてたのは草生えました。DJイベントとは?(哲学)
11曲目で、葵ちゃんとはここでさよなら。茜ちゃんのみで歌う「POP ENTRANCE」がトリ。個人的な話になりますが、この曲をお仕事前に聴いて、お気持ちを高めてたのを思い出しました。ありがとう茜ちゃん、いるかアイスさん。本当にどうでも良い身の上話はこれぐらいに……
ともあれ、姉妹ちゃんお疲れさまでした。
No.4 marokさん
熱気に包まれている会場。まだまだイベントは終わらない。
2曲目は「タランタ・ラ・ムジカ」、「アポロ」。くりたにかさん楽曲もいいよね。
全体の構成としては、クールダウンを促してくれるような落ち着きのある楽曲がメインだったように思う。ただそれだけではなく、ビートが全身に響き、思わずリズムを刻みたくなる選曲でした。
クールな楽曲が続く中、突如「アポロ」のmixを挟んでくる。メリハリをつけてきた。
スタートから2時間近くが経過。じわりじわりと疲労が蓄積されていく。だけど会場に癒しというか、心地よさを与える選曲には、DJからの気遣いを感じてしまったね。
No.5 いるかアイスさん
5人目は、いるかアイスさん。
登場する前から他DJさんが彼女の曲を選曲していたり、ホームページのクレジットには音源制作の記載もあることから大活躍のもよう。
さて、全体の構成はというと、ご自身の楽曲からも想像できるような、「かわいい」、「キラキラ」といった形容詞が馴染みそうなポップ曲のチョイス。
これまた、今までのDJと違いを出してきた。そもそも、DJって一般的には「カッコいい」って表現が似合いそうだけど、いるかアイスさんの手にかかれば「かわいい」で表現できてしまうのか……表現の幅がすごい。新境地が開かれてしまったね。
観客エリアに視点を変えてみると、ペンライトやリズムの取り方からも伺える。突き上げるような勢いではなく、左右にワイプが似合うテンポのようだ。
そしてラスト、初音ミクさんの新曲、観客は大盛り上がりなのでした。
No.6 あにゃりすさん
本当にごめんなさい。ここで足腰の限界がきてしまい、通路へと撤退。
10分後、体力が若干回復したので再び会場へ。
この方の印象は、エモい選曲に尽きます。
曲がストーリーを紡ぐといった表現が似合いそうなDJでした。
あと特出すべきは、MV(ミュージックビデオ)でしょうか。これまでも、楽曲の雰囲気と一致した映像が用意されていましたが、キャラクターが登場し凝った映像、つまり動画投稿されていそうなMVを扱っていた。そんなMVとエモい選曲の相乗効果で、大トリに相応しい空間が演出されていました。
いや~、とても良かった!!!!!!目の前のステージが明るく照らされ、DJ、キャスト陣が登場、各々に思いを伝えていく!
がしかし、私は帰りの夜行バスの時間が刻々と迫っていた(出発まで残り25分)。最後まで残っていたかったが、ここでやむなく退散することとなってしまった。
4.まとめ・補足
DJをお引き受けいただいた琴葉茜・葵さま、DJさま、運営に携わった皆さま、本当に素敵なイベントをありがとうございました。
DJイベントというジャンルは初めてでしたが、そんなこと関係ないぐらいに楽しめました。
「DJイベントって初めて」、「知らない曲だと盛り上がれないんじゃないか」という懸念があったけど、杞憂でした。ボイチェビちゃんが好きなら、あとはDJや会場の雰囲気に合わせちゃえば、自然とコトノハDJの世界に入り浸っていました。
最後にお節介ではありますが、こういうモノを準備をしておけば、よりイベントを楽しめそうだなと、初心者なりに思ったことや、フォロワーさんに聞いたこと、失敗談から得た教訓を書き残しておきます。
【あると便利なアイテム】※なくても楽しめる
・ライブ向け耳栓
→長時間爆音に晒されるため。
・ペンライト
→なくても全然楽しめる。手を挙げてリズムを取ったり、ワイプしたりで代替可。物販でも売られている可能性大なので、衝動買いもできる。
【教訓】
・荷物があれば、事前に預けておけ!
→荷物を置いておく場所がなく(あっても数が少ない)、荷物を持ったままだと負担となるから、事前にコインロッカーなどに預けておくとより楽しめる。
・ドリンクは、上演中に買おう!
→開幕前に購入列ができているが、これはトラップ。ドリンクは開演後も受け取ることができるので、空いている上演中がベストです。
・こまめに休め!
→DJイベントは長時間。バテる前のタイミングで休憩をしよう。
おわり
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