にほんごわかる?

<前回までのあらすじ>
「わたしってばホントに仕事ができないしかわいくない子なんだから」

今の職場でウン十年後も働いている未来が想像できる晴れの日、

齢23最終週にして吐き癖をおぼえたわたし。
耳が遠くなるだなんて音楽が好きな私にとって致命的なできごと。
真意なんて解りもしないのに顔色を窺っては訊きにいけない。
あとメンタルではなくシンプルに体調を崩しやすい。でもまあ生きてる。

たのしい日記をつくろうと思ったらどこか暗い雰囲気の漂うnoteになってしまっていることに気がつく。

仕事をサボりたくてふわふわしてるんじゃないの。でもたぶん周りからはそう見える。わかる。ゆっくりやってんな〜。わかる。

<ここでタイトルに戻る。>
「あなた日本語わかるッ!?」
人生で初めて言われた。
あなたたちが(ここで言う“あなたたち”は不特定多数のこと)なにかを話している間にわたしがどれだけ頭のなかで言葉を選んでいるかきっと何も知らないし、なにもしらなくていいんだけど、衝撃が走った。

(わたしは言葉を選ぶのが得意でなくて、もうこれ以上間違えたくなくて、自分の考えをそっくりそのまま言語化したくてそうしているだけ)

……だからいつもあたまのなかはうるさいし静かにはならない。

「はあ、、日本語弱いかもです」かわいくないわたし。考える隙をも与えない早々とした問いにそう答える。

「じゃあわたしが教えるのが下手だってことね」
「それは受け手である自分の力不足ですすいません。」
下手かどうかはともかく1回しか仕事教えないスタンス、それも矢継ぎ早に言われてもわたしは追いつけない。持久走だったら1周差ついてると思う。

そりゃ、仕事もゆっくりにもなるよ。覚えるの時間かかっちゃう人だし、ミスしちゃいけないし1個1個着実にやっていきたいし。
正当化したい人みたいになっちゃった。

でもこれが社会人に求められるペースなんだと思う。
それに追いつけないわたし自身の問題は大きすぎる。
「現状がマイナスであるならまずはゼロ地点/スタート地点に持っていかないと」

それに加えて、、
言葉が強い人に対してはじめて明確に‘’不快感‘’を持っていることにも混乱している。だって今まで他者に対してそういった感情を持ったことがなかったもん。

最初の印象が苦手かも……って思った人も昔はいたけれど環境が変わっても会うほど仲良くなってるし、嫌いな人!とかも居ないし。

推測ではあるけれど、愛のない叱り然り、おそらく言いたいから(言い易いから)言っているであろう言葉の数々。不快感を持つには正当な理由になっていますか?
わからないけれど、なにかこう近寄りたくない!って感情が出てきてしまう。

誰とでも仲良くなるなんて無理だから気にしないのが1番。

あたまじゃわかっていても……心が追いつか…


「もういい。わたしがやるからさっさと帰りなさいッ」

かわいくないわたしは命令を真っ向に受けて帰路についています。

ここで頑張りたいと思った自分は真実だけれど、これ以上不快感が増大したらもう長くないかもな〜

でもたった1人と合わなかったからってわたしが辞めるのも病めてクリニック通いするのもちゃんちゃらおかしいね。まあそのときになったら考えてみる。


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