カルシウム補給にワラジムシ
昆虫食の爬虫類たちのためにワラジムシを繁殖させています。
餌虫にはいつもカルシウムパウダーを塗してから与えていますが、ワラジムシは陸棲甲殻類のためカルシウムが豊富です。
でも野外採取は寄生虫やウィルスなどか心配なので、餌にするものは人工的に繁殖されたものを使用しています。
こちらはダルメシアンワラジムシ
ヨーロッパ原産のクマワラジの改良品種で、白黒のダルメシアン模様が入っている観賞用ワラジムシです。
ワラジムシとしては体高があってずんぐりしているので、ヒョウモントカゲモドキの餌に使うにはぴったり。
生命力が強く繁殖も容易なため、初心者向けかもしれません。
ということで、アルビノクマワラジも追加しました。
体色が薄いオレンジ色で赤目の、綺麗なワラジムシです。
ダルメシアンと同じクマワラジなので、こっちもうまく増えてくれると信じてます。
あまり数が多くない時は狭い環境下におくと良いようです。
ワラジムシは自然界の分解者なので腐葉土があれば飼育できます。
ただ、コバエが湧いてしまった経験があるため腐葉土は避けたい。
なのでうちでは海外の飼育法を参考にピートモスにヤシガラや水苔を加えたものをメインに、土の保水性を高めるためのバーミキュライト、劣化防止に籾殻くん炭とゼオライトも混ぜています。
あとは餌にもなる枯れ葉と隠れ家になりそうな天然木を入れて完成。
乾燥しすぎないように霧吹きで水分管理しながら、魚の餌やザリガニの餌などを与えていきます。
ブリードが進んでいる海外産のワラジムシやダンゴムシはカラフルだったり模様も様々で、日本でも一部では人気のペットになっているようです。
省スペースで飼育できるためコレクション性も高く、気付いた時にはまた別の種類が欲しくなってしまいますね。
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