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幸運は巡る!おかねの女神💖さきこさん〜税理士さきこさんの万華鏡的生き方のススメ〜第5話 さきこさんイケメンと出会う~イケメンは天然の詐欺師?!

#創作大賞2024 #オールカテゴリ部門 #キラキラ終活 #ハートのパワー

第5話 さきこさんイケメンと出会う~イケメンは天然の詐欺師?!

・異国の風 ーイケメン現れる!イケメンはお得!

「人は見た目が9割」という本がベストセラーになりました。
イケメンや美女はお得な人生を生きることができる。

見た目が社会的な影響を持つことは事実で、イケメンや美女が特典を受けることがあることも確かです。しかし、見た目だけではなく、内面や能力も重要で、見た目だけで判断されることは不公平だとは思いますが、見た目に翻弄されたさきこさんの、物語です。

見た目のよい人は幼い頃から、褒められて育ちます。
自分が特別な存在だと植えこまれます。
その影響を受けて自己価値感が高まることがあります。幼少期から繰り返し褒められることで、自信や自己肯定感が高まり、自分が特別な存在であると自然と思っている。さきこさんは、そんなイケメンと出会いました。

さきこさんは、シニアの女性税理士、育ったのは日本の地方都市で、地元の大学を卒業しました。東京で、海外で、仕事や暮らしを思っていましたが、幼い頃のトラウマで人を信じることができない。中学校時代にイジメに合ったこと、さらには、たった一人の姉を自死で亡くしていることから、孤独感は半端ない。人との出会いの場面では、入り口のところでは、笑顔でおおらかに話すが、継続的な人間関係を築くのは苦手。

面倒な場面になると手離してしまう。その方が楽だから。知り合いは仕事柄も多いが、友人は少ない。常に一人は寂しいと思いながらも、一人が気楽との間を行ったり来たりしている。
そんな状況ではあるが、税理士としての仕事は成功している。

一方、イケメンは、天然の詐欺師のネパール人。ネパールとインドの国境の町で産まれる。階級制が根強く残っていることもあり、苗字や鼻の形でその人のクラスが分かるという。祖父は国王の軍隊の騎士、ネパールは以前は王国であった。
父は軍の技術者、もちろんイケメンであり勲章をたくさん受賞している。
彼が小学校などを訪れると、人だかりがするほどである。

そんな二人が出会ったのは、東京、都内のある一軒家で行われたクッキングと英会話のイベント。そのイベントに参加し、さきこさんはイケメンと出会った。

彼は戦いを好まず、非常に繊細な一面を持つHighly Sensitive Person:HSPであり、スポーツの世界で活躍していた過去がある。しかし、ケガによって早期引退し、その後は一時期人生を悲観していた。そんなとき、日本には興味がない彼が日本人女性と出会い、彼女との結婚を機に日本へ移住する。

イケメンはヨガによりケガを克服し、ますますヨガに没頭し、実践するだけでなく、ヨガの哲学や精神的な側面にも深く浸っている。彼はヨガを通じて自己の内面に向き合い、宇宙の理や瞑想を通じて自己探求をしている。

さきこさんは、2017年に友人とバリに行って、ヨガと本格的に出会うが、そのヨガはヨガエクソサイズであり、瞑想などもいいかげんな状態であった。

さきこさんは、姉の自死による悲劇や喪失感、そして、父親の死。これらはその人生に大きな影響を与えている。その喪失感を埋めるために、見出した宇宙や神という存在は、強い支えとなっている。それは、さきこさんは幼い頃から人間を超える絶対的な存在を信じていたことによる。

さきこさんは、彼と出会って、魅かれていきました。目がハートで曇っていきました。彼女自身はそのことには気がつきませんでした。そして、何より出会ったときがパンデミックで世の中が停止した時期でした。

SNSで、お互いの精神世界を語りあいました。さきこさんは、一方的に昔二人は一人の人間だったのではないかと思いこんでいました。そう思わせるところも天然の詐欺師ならではでしょうか?少なくとも、どこかで一致する価値観があるから一緒にやれるのでしょう。また、一緒にいると特別な絆を感じさせる要素なのだと思う。


彼のあり方や考え方価値観がかネパールの家父長制の文化から来ていることや、兄弟の中で唯一の男性であるため、彼の家族や社会的な期待に対する圧力が高い。

さらに、さきこさんは、彼の離婚やその手続きを手伝ったり、経営管理ビザの取得の手続きもサポートした。さきこさんは彼の人生に影響を与える重要な役割を果たしていた。

彼は離婚後、父親からネパールに帰るように言われ、跡を継がないと話したことから、彼が家族や社会の期待との間で葛藤している。また、ネパールには仕事がないという現実も彼の選択肢を制限している。

日本語を学ばないまま日本に来たのは、彼が強権的な父親から逃れたいと思っていたからかもしれません。彼が父親の強制や家族の期待から逃れ、自分自身の人生を切り開くために日本に来たのかもしれません。


・未知の世界への第一歩-ビジネスパートナーになる

さきこさん は、2018年の5月に父を亡くした。父親の死をきっかけに、新たな挑戦や希望を求めて東京や海外での生活を目指した決断が、クッキング講座での出会いにつながった。さきこさん とイケメンが出会ったイベント、 イケメンはその企画メンバーであった。


数回の参加後、イケメンとの連絡が途絶えていましたが、2019年の7月に突然彼からのメッセージが届きました。彼が会社を立ち上げ、会社の計算を依頼したいという内容。

さらには、彼のビザ取得や日本人の奥様との離婚手続きといった法的サポートを提供していくことになった。

イケメンとの最初の話、イケメンにさきこさんは聞いた。
会社の経理のお手伝いはできると言った。そして、確認した。
会社の決算期はいつなのか?イケメンは答えた。
2019年8月15日に会社を作ったと。では、7月決算かしら?
答えはない・・・。
もう、会いに行くしかない!
直接会って、確認するしかない。


会いに行ったとき、さきこさんは英語が話せなかった。
イケメンは日本語が分からない。
こんな凸凹の出会い。
状況が分かる訳はない。
Google先生のサポートを受けながら
何とか話すこと4時間。
でも、終わったあとに言われた言葉は、
70%分からなった・・・。
かつ、妻と離婚するんだけれど、どうしたらいい?
えっ、結婚していたの?
大方のことが埒が明かない。


さらには、日本人の友人に騙された事件、デザイナーさん、Web製作者さん、特許のこと・・・
その後、出資者さん、コロナ禍、工事のこと、 湘南のことなどなど容赦なく押し寄せてきた
 
外国人に、そして日本人に騙される。ヘイトスピーチ。
 
スタッフとの衝突、プライドがぶつかり合う。
 
さきこさんは人ではなく、財布か?

この先、数々の葛藤が生じていく。


しかしながら、その時すでに遅し
カウンターの中のうつむき加減の美しい顔に恋に落ちていたさきこさん

70%分からなかったら、今後はメッセージでやり取りすることにしょうと
でも、何も進まない
会いに行くしかない
書類を預かるしかない
ハートのパワーは強い!
会いたい!何とかしたい!

そして、メッセージのやり取りの中で、
「My pleasure」のマジックが始まった。
そこには大いなる誤解があった。
えっ、「あなたのお役に立てたことは私の喜びです」
そうなの?
そんなに喜び?!
何?特別ってこと?
特別な言葉でもなく、ただの合いの手にしか過ぎない。
この言葉のマジックに勝手に翻弄された。
今、思えば、術中にまさにすっぽりと嵌ったさきこさん。


イケメンは言った、「チームを作りたい!」
 
会社の決算申告をする必要があり、さきこさんは、イケメンのところに通い続けた。
その後、生じた問題はビザ の取得であった。
イケメンは離婚するという、離婚した場合、マリッジビザの更新は当然できない。
経営管理ビザを取る必要がある。
要件は?
出資?
代表者?
管理実績は?
現場をやるのではなく、経営管理をする必要がある。
スタッフを採用する必要もある?
たくさんの準備が必要であった。
そんなに簡単ではなかった。

そんな中、イケメンは言った。
自分のチームを作りたい!
さきこさんはすぐさま言った。
「チームの一員になりたい!」と。

今になって思えば、あの瞬間に果てしないビジネスへの出資という底なし沼に落ちていったのだ。

イケメンは、ヒマラヤンスペシャルティコーヒーという特別なコーヒー豆との出会い、会社をつくり、それを広めていきたいと思っている。
その美味しさや香り高さに驚き、コーヒー栽培に感動し、新たな可能性を感じていた。

さきこさんは、ただただハートのパワーでビジネスパートナーになっていた。

・摩訶不思議な「愛」のパワー炸裂ーカフェを立ち上げる

さきこさんは、訳の分からない「愛」のパワーによって、ビジネスパートナーになった。さきこさんとイケメンがネパールコーヒーのチームを結成し、カフェを立ち上げる決断をした。

カフェを立ち上げる過程では、様々な困難や挑戦が待ち受けた。資金や設備の調達、店舗の選定、スタッフの採用など、数々の障害に直面しながらも、さきこさんととイケメンはその夢を追い続ける。

しかし、その過程で訳の分からない「愛」のパワーが炸裂し、カフェを立ち上げる原動力となっていた。お互いに支え合い、共に夢を実現しようとする。

不可解な
謎めいた
理解不能な
複雑な
不思議な
「愛」のパワーをどう掲揚したらよいのだろうか?
それほどに理解不能な怒涛のような日々であった。
起こった出来事を書き記そうとしたら、どのくらいの時間が必要なのだろうか?
果てしなくアクシデントがあった。
次から次へ・・・

さきこさんは、イケメンと
昔一人の人間だったのではないかと思ったことがある。
昔むかし、どこかの異国で出会ったことがあるような気がしていた。
それはとても不思議な感覚であった。

時には、特定の人との出会いが、過去の生活や経験と関連しているように感じることがある。
そのような感覚は、過去の人生や経験に対する深い理解やつながりを示しているのだろうか。
さきこさんにとって、イケメンとの出会いが、さきこさんの人生を容赦なく転換していく。怒涛にような刺激的な人生模様に。

カフェの立ち上げの物語は別に語りたいと思う。


・ノーと言わないイケメンーその挫折と成長への軌跡

「No!」と言わないイケメン経営者により、会社は存続の危機に至った。

経営は初心者、若葉マーク、そんなに簡単ではない。まして、イケメンはノーと言わない、言えない。経営者としてのスキルに欠ける。

ノーと言わない優しさは人間としては大事なスキルだと思う。
しかし、ノーと言わなけらばならない場面でも言わない。

イケメンは常に他人のために尽くす優しい人柄であり、その姿勢が周囲から称賛される。しかし、その優しさが過度になり、時には必要な判断や決断を下すことを躊躇してしまう。

イケメンがノーと言わない姿勢は、ある意味強さでもあり、弱さでもある。彼の成功への強い意志を示す一方で、時には彼のビジネスや人間関係に混乱を招く。周囲の人々は彼の行動や決定に戸惑い、彼の振る舞いに疑問を抱く。


イケメンは非常に繊細なので、経営者には本来は不向きである。
ビジネスシーンにおいては、時には、ハードネゴシエーターになる必要がある。
感受性を活かす新たな視点:として、
経営者としての彼は、独自の視点やアプローチを提供できるかもしれない。彼の感受性が、ビジネスの中での人間関係や顧客とのコミュニケーションにおいてプラスの役割を果たす場合もある。

イケメンが経営者としての役割を果たすために、自己成長や困難に向き合っている。彼の繊細な性格が、彼自身や会社の成長のための障壁となり、それを乗り越えるための戦い。

コーヒーが美味しく淹れられないとき
生豆の焙煎が上手くできないとき
一度、社長を交代しようとしたとき
イケメンが泣きながら電話をしてきました。

コーヒーが美味しく提供できない・・・
自分は何者?何のために会社にいるの・・・

そんな状況を乗り越えようともがきながら歩みを止める訳にはいかない。

彼のポジティブなエネルギーや前向きな姿勢が、周囲の人々に希望と勇気を与え、会社の存続や成長に大きく寄与することになっていく。


・イケメンは天然の詐欺師の証明~凸凹コンビが未来を創造する

さきこさんは、常に縁の下にいる感じを抱き、自らの存在価値や役割に疑問を抱く。
イケメンは光り輝く表舞台に。
さきこさんは資金繰りや手続きやあれやこれや・・・
ビジネスパートナーであると紹介されない場合も多々ある。
そんなとき、私は何もの?
私は「財布か?!」ともがいていた。

イケメンとの出会いが、彼女の人生に大きな変化をもたらしたことに悩みながらも、その関係が彼女の運命であると受け入れることができない。
いつもグルグル回りの一人舞台だった。

さきこさんは、イケメンとの関係を通じて、ネパールとの深い縁を感じている。
ネパールの女性や子どもたちのエンカレッジメントに貢献したい。
コーヒービジネスを通じてネパールの発展に寄与したい。
そんな思いを抱いている

しかし、二人の関係は、何なのだろう?
国境を越えた友情であり、 男女の関係を超えた、特別なつながりではある。互いに異なる世界に属するため、多くのハードルに直面する。しかし、彼らの間には、深い縁があり、特別なつながりが芽生え、友情を超えた絆が深まっていた。

さきこさんとイケメンの凸凹コンビは、それぞれの未来を創造したいと思っている。

成功の秘訣は、成功するまで続けること!


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