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Twitterでの集客についての雑感

あっという間に2020年も半分が終わりましたね。
新型コロナウイルス感染拡大防止のための自粛生活もだいぶ慣れちゃいました。
というか元々家にこもって黙々とアクセサリー製作をしているので仕事面での変化はイベントがないことぐらい。

ネット販売について

今回の件でネット販売に力を入れているハンドメイド作家さんもかなりいると思います。

私もこれまでは

対面販売イベント>委託販売>ネット販売

の順で在庫確保し、売り上げもこの通りでした。
ネット販売はイベントと委託の納品後に余裕があれば出品するというスタンスだったのです。

しかし今年に入ってから最も楽しみにしていた3月末のminneのハンドメイドマーケットが中止となったことにより、大量に在庫を抱えてしまうことになったのです。

そこからせっせと作品の撮影と作品登録をしてネット販売をメインに活動を始めたのでした。

Twitterのフォロワー数と売上の関係

私のTwitterのフォロワー数は6月7日現在で1547人です。

一年前の今頃はというと、副業としてハンドメイドに本腰を入れ始めたばかりで500人くらいでした。

まずこの500人というのは2015年にハンドメイド専用アカウントとしてつくってからの4年間でじわじわと増えたフォロワーの数です。

この4年間というのはハンドメイドはあくまでも趣味で数ヶ月に一度作ったものをtetoteやdクリエイターズ(懐かしい)で販売する程度で、Twitterも別のプライベートアカウントの方に常駐していたのでこちらのアカウントは誰と絡むこともなくほぼ放置状態。
(よくあるパターンですよね…)

そんなわけでこの500人の内訳は、

a.ハンドメイド作家
b.もう作るのやめちゃったしTwitterもやめちゃった人

でした😅

ということはこの500人のフォロワーが私の作品を見て「欲しい!」と購入してくれる確率ってめちゃくちゃ低い…。

購入につながる可能性のあるフォロワーさんとは、

①ハンドメイド作家だけど他の作家の作品を買うのも好きな人
②ハンドメイドはしないけどハンドメイド品が好きな人
③たまたまTLで誰かがRTやいいねしたのを見かけて欲しいと思った人

ざっくりこの3パターンあると思います。
このうち②の人がフォロワーに多いほど購入してもらえる確率は高くなりますよね。

まずは地元の作家さん・お客様とつながる

昨年の私の目標は「対面イベントと委託販売に積極的に出店すること」だったので、2019年3月のイベントデビュー以降、そこで出会った作家さんと名刺交換しまくりTwitterで繋がりまくりました(笑)(オフ会開催してビールも飲みまくった)

地元でどんなイベントがあるのか全く知らなかったのでフォローした作家さんたちがどんなイベントに参加するのか、どんなイベントがあるのかなど教えてもらいました。(私が出会った作家さんたちはみんなめちゃくちゃ親切で優しいの🥺)

そして1〜2ヶ月おきに1回ぐらいの頻度で対面販売したり、地元の雑貨屋で委託販売をするうちに少しずつリピーターさんが増えていきました。

一方、ネット販売の方はというと8月からminneで常に在庫が10点前後ある状態で出品を始めましたが、月に3〜5点売れるくらいでリピート購入する人もあまり多くありませんでした。

フォロワーが1000人に達してから

昨年500人弱から再始動したハンドメイドアカウントはイベント出店や地元の作家さんとのつながりをきっかけにじわじわとフォロワー数が増えていき、minneのハンマケに応募した11月頃は800人いかないくらいでした。

フォロワー数=売上

ではないとわかってはいてもminneのハンマケで検索すると何千人もフォロワーがいる作家さんばかり出てきて「うわ…こんなすごい人ばっかりなんだ。勢いで申し込んでみたけど私戦闘力弱すぎじゃん…」

フォロワー数=戦闘力

だとなんか勝手に思っていた私は2020年3月末のイベント当日までにフォロワー1000人を目指す!!と心に決めたのでした。

しかし、11月末に出したクリスマスシリーズのアクセサリーが予想以上にヒットしたおかげで年末までにあっさり1000人達成したのでした。(やったー)

この時期からネット販売の売上が徐々に上がり始め、リピーターさんもすこ〜しずつ増えてきました。

恐らく、新たに増えた500人のフォロワーの内訳で②に当たる人の割合がちょっぴり増えたのでしょう。

作風の変化と見せ方

ここにきて急に作風の話を持ち出しますが、今年の2月ぐらいから私の作風は変化しました。
本当のことを言えば1月ぐらいから変化はありました(笑)

実はフォロワー1000人を達成して浮かれている時、放置状態のinstagramでちょっとした攻撃を受けました。

同じIDから大量のいいねの通知が来たので誰かな?とアプリを開いたらいいねしてきたアカウントを見ることができないのです。

おや?と思いプライベート用のアカウントからログインしてそのIDを見に行くと2万人ぐらいフォロワーのいるプラバン(?)作家の人でした。
最新の投稿を見ると、「絵柄は違うけど私のデザインを真似している人がいて悲しかった」と書いてある………

これは、もしかしてもしかすると、私のことなのか?

いや正直この人知らんし!!(もちろんフォローしてない)

デザイン真似されたっていうけど三角を2つつなげてできるリボンの形(こんなん→▷◁)なんて誰でも思いつくわ!!

………誰でも思いつく

そう、「誰でも思いつく」デザインを作っていた私にも非があると気づき、ものすごくショックで、不甲斐なくて、超絶悔しかったです。

アクリル絵の具で自分にしか出せない色の配色や模様を目指し、それを見てほしいから形はシンプルなものにしていたのですが、すでに同じことをしている人たちがたくさんいることに気づいたのです。

ならば形にもっとオリジナリティを。

さらに絵柄も私にしか描けないものを。

そうして追求していくうちに現在製作しているボタニカルシリーズが生まれました。

このボタニカルシリーズ、以前製作していた作品と比較すると完成までにかなり時間がかかります。
毎日集中して作業して最短で5日、ビーズ刺繍はさらに土日もやって7日はかかり、ネット販売のために撮影と作品登録作業も入れると一週間以上かかるのです。

できあがるまでにかかるこの時間を何もツイートしないのはもったいない!
そこで「製作過程をフォロワーと共有する」ことにしたのです。

実はこれで飛躍的にフォロワー数とリピート購入者が増えました。

①プラバンに線画を描くタイムラプス動画で興味を持ってもらい、②そこに色がつき、③カッティング、④焼き上がり、⑤レジン加工、⑥パーツを付けて完成!

この6回の変化をフォロワーと一緒に楽しみ、一つの作品ができあがっていく過程を見守ってもらうことで「欲しい!」と思ってくださる方が出てきます。

なので、1000人からさらに増えた500人の方は完成品だけでなく作品ができていく過程も込みでフォローしてくれた方が多いはず(そうよね?!)

そんなわけで、一年前から比べると500人から1500人にフォロワーが増え、さらにその内訳に①の方だけでなく②や③の方の割合が増えたことにより確実にネット販売の売上は上がりました。

Twitterのフォロワー数=売上

ではやっぱりなくて、どんな人にフォローしてもらうかが重要なのかなというのが私の雑感です。

だからフォロワーを増やすことを目的としたプレゼント企画はあんまりやる意味がないなと最近は思っています。

既存のフォロワーのみ参加できる感謝企画ならいいけど、誰でも応募可能なプレゼント企画は「無料なら欲しいけど有料ならいらない」人が増える可能性もありますよね。(応募垢とか…応募垢はNGと書いても平気で応募してくるし懲りました…)

もちろんプレゼント企画で素敵な出会いがあったりもするので一概に否定はできませんが、企画に費やす時間とコストを考えると作品製作に当てた方が何か新しい発想が生まれたりクオリティが上がったりしていいのではないかな〜と思います。

こちらからは以上です。


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