池田ゆめ

まるいものがないかなって...○ 文章を綴ったり、絵を描いたり、写真をとったりしながら…

池田ゆめ

まるいものがないかなって...○ 文章を綴ったり、絵を描いたり、写真をとったりしながら生きています🎨

最近の記事

辛いもしんどいも、全て自分だから

仕事からの帰り道、ふとこんなことを思った。 ーああ、なんだか変わり映えしないわたしの人生。何が楽しくて毎日過ごしているんだろう。ー 家に帰ってもすることは決まってるし、家にいるとあれこれ気を遣うし、だけど自分の本当の気持ちは日々のルーティーンに丸め込まれてしまっているし。 というのも、わたしには精神的に不安定な状態にある家族がいる。わたしが家を出る時は寝ており、帰っても寝ており、ご飯も食べたり食べなかったり。 その状態はきっと本人にしかわからないもので、昼間は勉強をして

    • わたしの中の物書き

      今までどこにいたんだ。 いくら探したってどこにもいなかったじゃないか。 クローゼットの中も、冷蔵庫も、洗濯機も、レンジもひょっとしての思い出の記憶だって探したのに、今まで出てきてくれたことなんてなかったじゃないか。 そんなことを言うわたしに、あなたは言うかもしれない。 「筆を持たずして何を言う」 あぁ、そういうことだったのか。 とっくにスタンバイはしてくれていたのか。 準備ができていないのはわたしのほうだったのね。 探すべきは、わたしの懐だった。

      • いろんなことがありました。2020

        この一年、いろんなことがあった。 今までなかったくらい、本当にいろんなことがあった。 そんなときやっぱり思ったこと。 側にいてくれる人がいるということが、とても有難いということ。そして、それがどれほど尊いことかということ。 仕事で悩んだとき、ひとり寂しいとき、心が病みそうなとき、向かうべき方向がわからなくなったとき、話を聞いて欲しいとき、側にいてくれる人がいた。 ただ話を聞いてくれる人がいた。 画面の向こうで顔を合わせてくれる人がいた。 声を聞かせてくれる人がいた。 元

        • あの日の笑顔に支えられていた

          人の笑顔って幸せになるよねって話 わたしはそんな笑顔にずっと支えられてきた 隣で笑ってくれた人 わたしに優しく微笑みかけてくれた人 そっと手を握ってくれた人 わたしという存在を見つめてくれた人 わたしの中の光を見つけてくれた人 その人がいてくれたおかげで わたしは毎日がキラキラしてた どんなことがあっても、 その笑顔を見られると思うと 頑張ることができた そんな毎日はわたしにとっての青春だった 今考えると、 その日々は過去になってしまったけど だけどその思い出たちは

        辛いもしんどいも、全て自分だから

          彼の優しさだったのかもしれない

          昨日、失恋したという記事を上げて 本当にたくさんの人に読んでいただきました。 そして、中には 「泣きました」「涙が出て止まらない」 などコメントをくださった方もいて、全然思いもしなかったけど、頑張ってよかったなぁとしみじみ感じました。 本当にありがとうございます。 この半年でたくさんの思い出があって、後から思ったことや気づいたこともたくさんあります。 そんなことを少しずつ綴っていきたいと思います。 * * * わたしは今回、大恋愛の後、大失恋をした。 付き合い始めた

          彼の優しさだったのかもしれない

          25歳、冬。初めて失恋しました。

          これは、わたしの経験談ーー。 他の誰とも比べることのできないわたしだけの体験。 この想いは、とても苦しく辛く、そして切ない。 そうは言っても、やっぱりわたしだけにしかわからない。それも今のわたしにしかわからない。 だから綴る。わたしだけの言葉で。渾身の想いを込めて。 * * * わたしは今まで、本当の失恋というものを知らなかった。 以前より書いているnoteを見てもらうとわかるのだが、わたしは今まで本当の意味で人を好きになったことがなかった。 人から好きになってもらって、

          25歳、冬。初めて失恋しました。

          この想いとともに

          どうしたらわたしの想いは届くのかな こんなにも大切に想っているのに 丁寧に伝えているのに 何がわたしの声を遮るのだろうか なぜかあの人にだけわたしが伝わらない そんなことがどうしてわたしに わかってしまうのだろうか もっと鈍感で無頓着で軽率な人間だったら どれだけ楽に生きられるだろうか 無条件にあの人のことを信じることができたら どれだけ綺麗な人間になれるだろうか こんなめんどくさい想いを 大切にしまっておいて 一向に捨てきれないわたしは 自分自身を自らの手で 朽ち

          この想いとともに

          愛おしくて、尊いから

          いま、わたしと お付き合いしてくれている男性が どこまでも愛おしい 彼からしてみると わたしはいてもいなくても あまり変わりない存在なのかもしれない だけど、わたしにとっての彼は とても大切にしたいと思える存在 そりゃもう いつまで経っても何をしていても その人のことを考えてしまう 今まで、人に対する「重い」という 言葉の意味がよくわからなかったが きっと、今のわたしのような人のことを そう言うのだと思う ずっと一緒にいられたら 本当に幸せだと思う 彼に会えると思

          愛おしくて、尊いから

          嘘も本当も関係ないの

          こんなに気持ちが離れているのに どうしても考えてしまう存在。 全てが思い出になって過ぎ去っていくけど その時あったものは嘘じゃないよね。 この気持ちがいつか 報われるようになるのかな。 それとも何も変わらず 過ぎ去っていくだけなのかな。 自分が傷つくことを恐れていたら 信じることなんてできない。 自分を守るために気持ちに嘘をついても 自分の気持ちに正直になっても どっちにしたって苦しいことには変わりない。 それでも本心とは裏腹に 考えてしまうのだから もうどうしよ

          嘘も本当も関係ないの

          どうしようもなく大好きだった人

          先日、とても大好きだった彼に 別れを告げられた。 正確には、わたしがそう思い込んでいる だけだったのかもしれない。 だけど、わたしの中では 彼に愛されていないのだと 自覚してしまった時点で 別れを告げられたも同然だった。 一緒にいるときの感情が、 友達なのか恋愛なのかわからなくなったから 暫く会うのをやめようと言われた。 その時点で、わたしにとっては もう自分のことを好きではなくなった彼 という存在にすり替わってしまった。 わたしの勝手な解釈だったかもしれない。 あ

          どうしようもなく大好きだった人

          気付いて欲しい人がいる

          道で白杖を持ったおじいさんが どこかに向かって手をあげていた 一度自転車で通り過ぎたが 気になってしまい 暫く後ろ姿を眺めていた 誰もその人に話しかけない ヘルプマークの付いた白杖を持って 横断歩道を行き来しているのに 道ゆく人は見向きもしない 怖がらせないよう近寄って声をかける タクシーを拾いたかったのだと言う しかし一向にタクシーは止まらない わたしが拾ってくるから ここで待っているようにと伝えた 駅前に止まっていた タクシーの運転手さんは すぐに対応してくれた

          気付いて欲しい人がいる

          言葉はいつも平べったい

          言葉はどこまでも未完成 いつも傍にあるのに 果てしなく遠いところにある気がする 新しい言葉を覚えてきたつもりで 使い方はままならなくて いつの間にか消えて無くなっていて 探しても探しても見つからなくて そのうち伝えたいことも忘れてしまう そのときにしか出会えない感情があるのに その感情の表し方がわからなくて 忘れたくないのに残していたいのに どうしても伝えたいことがあるのに 言葉に頼り切ることができない どうしたって物理的には平らな言葉 立体的に見えるように込めてはみ

          言葉はいつも平べったい

          青い春ってどこにあるのだろう

          青春 そう聞いていつの時期を思い出す? キラキラしていた学生時代 勉強、部活、友情、恋愛、バイト、、 毎日希望に満ち溢れていた日々 悩んで苦しんで足掻き続けた日々 真っ直ぐ前だけを向き続けていた日々 そうか、あれが青春だったのか じゃあ今は? 毎日がキラキラしていて 悩んで苦しんで踠いて前を向いて 明日を迎えるのが楽しみ仕方なくて どこに行くにも何をするにも ワクワクが止まらなくて こんな日々、 青春と呼べないわけないじゃないか 青春は、目の前に広がっていた

          青い春ってどこにあるのだろう

          自分の生き方

          もうなんかさ、 自分の心に正直にやろう やりたくないこととか 楽しくないこととか 無理に自分に言い聞かせてたこととか 好きなフリをしてたこととか もうやめよう 5年後とか10年後とか そんな先のことわからないし どうなってたいとか興味ないから いまやりたいこと いま楽しいこと いま夢中になれること そういうことを 精一杯やっていこう

          自分の生き方

          毎日好きなことを

          利用者さんと話をするのがとても楽しくて 毎日お仕事に行くのが楽しみで仕方ない 事務作業も管理業務も大切なことは たくさんあるけれど わたしはやっぱり人と笑いあったり 趣味や好きなもので繋がれたり 一緒に体を動かしたり 人の話を聞いたりするほうが よっぽど好きだし面白い 目の前の人をどうにかしようという考えよりも この一瞬のひとときを 一緒に楽しんだり笑いあったり喜んだりして 辛いことや苦しいことを忘れられたら それだけでいいと思うこともある こんな考え方は専門職として

          毎日好きなことを

          夜になると

          昼間のわたしと夜のわたしは 恐らく、別のものが支配している 太陽が沈むと 虫の声と車の走る音のみが聞こえる 間接照明に照らされたこの部屋で ただひたすらに小説を読み漁る 昼間は外界と向き合う時間 夜は内界と向き合う時間 こんな生活を送っているわたしは 夜になると中二病に拍車がかかる

          夜になると