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酔酔

推しが卒業するタイミングで感謝の気持ちを込めて、思い出を振り返りながら書いているお気持ちnote。

今月3つ目よ。

1ヶ月に3人(正確には2組と1人)も推しを見送るのは、今月で、最初に最後にしていただきたい。


しかし、3つとも、ちゃんと見届けられて良かったな。




大阪の重鎮とも呼べる、ビックバンド「赤犬」をご存知だろうか?

味園=赤犬のイメージ


あれ?アイドルの記事かと思ったのに、おっさんの話なのか?と思った方もいらっしゃるかも知れないが、このnoteの主役は赤犬のコーラス&ナイトサパーズ担当である、鉄平さんだと言っても過言ではない。

真ん中が、鉄平さん


鉄平さんと知り合ったのは、ひめキュンフルーツ缶(初代)というグループが活動していた頃。

友達の紹介もあり、推しが同じという事で親しくなったが、赤犬のメンバーだと知り、めちゃくちゃビックリした。

当時から赤犬の存在は知ってたし、フジロックに出た時の「300」コス(しかもステージ衣装じゃなくて、オフショットでやってたような…?)のイメージもとても強い。

ヲ友達として仲良くなったバンドマンは、鉄平さんが初めてだったと思う。

だからもう15年ぐらいの付き合いになるのだろう…怖いね(笑)

赤犬と、赤犬のホームである会場、味園ユニバースについて興味がある人は映画の「味園ユニバース」という作品があるので、こちらもオススメです。

久々に見たくなってきた


そんな鉄平さんがアイドルをプロデュースするという話は、もちろん初期からチェックしていて。

関西拠点なら、いずれ対バンイベントとかで見る機会があるだろうと思い、sui sui目当てでライブに足を運んだ事は少なかったように思う。

2019年6月。
これがデビュー時のアー写…だと思う。


sui suiというグループ名の由来は知らないけど、チェキ券の事を「黒酔券」とか「白酔券」とか言ってたから、漢字の「酔」が元なんだと思う。

衣装的に「酔拳」から取ってるのかも。


初期のsui suiは対バンとかで見る機会はあったと思うけど、泥臭いロック系の印象で、当時の自分にはあまり刺さらなかった。

2021年5月のツイートで「久々に鉄平さんに会えて良かった」ってツイートしてるから、活動初期の2年ぐらいは見てないのかも知れない。


メンバーの人数は4→2→5→4って感じかな?



ライブは見てても、特に推しが決まる訳でもなく、鉄平さんと少し喋るだけって期間が長かった。

ヤになっちゃうね。


ライブを見てるようで、真剣に見れてなかったのかも。


少しずつハマり始めたのは、ここ1〜2年。



メンバーに亜鞠和音ちゃんというメンバーがいる。

Twitterのプロフには「にこにこ八重歯マン」って書いてる


彼女が楽しそうにステージに立ってる姿を見て、気になったのがsui suiを推し始めたキッカケだと思う。

多分、初めて喋ったイベント時の写真
チョコの特典に釣られた…訳ではない(笑)



初めて喋った時に「鉄平さんと友達で。ひめキュン繋がりで…」って伝えたら「私もひめキュン好きですよ!嬉しい!今度3人で飲みに行きましょ!」とか言われ、その会話を聞いてたら鉄平さんに「おい!(笑)」って突っ込まれてた思い出。

ひめキュンヲタのプロデューサーとアイドル


僕は、ひめキュンの初代しか追っかけてなかったけど、和音ちゃんはメンバーが入れ替わった後もファンで居続けて、自分の生誕ライブのゲストに出てもらったりもしてたらしい。

多分、その生誕ライブの時の写真


僕が初代以降もひめキュンを追ったり、和音ちゃんがひめキュンヲタクだと知っていたら、このライブにも行ってたかも。



2023年3月12日

しっかりsui suiを体感したのは、去年、味園ユニバースで行われたワンマン。

例え定期的にライブを見てるアイドルでもバンドでも、ワンマンと対バンイベントは別物だと思ってて、ワンマンこそが本理発揮の場だと思う。

ワンマンどれぐらいの時間やるんかな?80分位かな?と思ってたら、しっかり2時間半。

sui suiの底力を見せられた。

ワンマン見た後のツイート
自分にとっては特殊な立ち位置の2組


その後もsui suiに関しては、できるだけ足を運ぶ熱心なファンと言うより、対バンでいたら見に行く、特典会も行けたら行く、程度の軽いファンだったと思う。


2024年2月10日

こぐまカリー主催のMash UP!

ライブを見てた友達がsui suiの事を気に入ってくれて、理由を聞くと「ロットン(バンドのROTTENGRAFFTY)の『マンダーラ』みたいな曲やってるやん」と。

その曲の事を知らなかったのでピンと来なかったけど、それは「夜明けフィルター」の事でロットンの「マンダーラ」と聴き比べて、確かに似てるな、でも、僕自身こんな曲あったの知らんかったな…と。

最初のアルバムに収録されてる曲で、あまり聴き込めてなかった+ライブであまり披露されない曲なんじゃないだろうか?

もしくは自分がたまたま当たってないだけか?


曲数が増えれば増えるほど、フェスや対バンイベントでのセトリを組むのって難しいと思う。

初見の人にも楽しんでもらいたい、知ってもらいたい、そして、もちろんフロアを盛り上げたい。


そうなってくると代表曲が多めになってしまうのは当然の事。


ただ、普段あまりやらない曲や、色が違う曲を1曲入れるだけで、それまでは刺さってない人に「お、何これ?こんな曲もあるんだ」とフックになってくれるパターンもあると思う。

そのレア曲でハマってしまうと、次の回収までに結構時間が掛かり大変だったりするのですが…

(他のグループでいうとKolokolの「ToYBoX」って曲が、それに当たります。ライブで聴くまでに1年半掛かった)


DJイベントなんかでもそう。

知ってる曲ばっかりで盛り上がるフロアよりも、自分は知らないカッコいい曲を知りに行くみたいなタイプ。

(そう言いながらも、最近はしっかり直近のセトリ調べてからフェスとかライブ行く事が増えてるけど)



2024年3月13日


5周年記念ワンマンをもって活動終了のツイートが流れてきた。

1つ前の記事にも書いてるけど、この情報が出た日の夕方には、MIGMA SHELTERの現体制終了の情報も流れてきてたから、自分にとって、とてもしんどい日でした。

悲しいけど、それぞれの未来を考えた時に、しっかり話し合った上での決断なら、最後までしっかり見届けるしかない訳で。



2024年6月23日
ラストワンマン「forever」

会場入り口に貼ってあったサイン入りポスターの写真撮るの忘れました!くそ!



夜勤明けという体力限界な状態ではあったけど、無事、足を運べて、見届けられて良かった。

去年の味園ワンマンと同じく、見やすさ重視で階段のあたりから見てたから、正面からのパフォーマンスはしっかり見れてないんやけど、

去年同様に花道もあり、紙吹雪も出たりして、3時間越え。


序盤から聴き馴染みのある曲ばかりで、音源ヘビロテしてた訳ではないのに、現場で聴き馴染んでたんだな、と。


序盤で似たような曲があり、

あ!

「S!U!I!」ってコールする曲、2曲あるんや!?


(「S.U.I」と「MONSTER BITE」)


いや、ほんと、ごめんなさいね…
この日まで、2曲ごっちゃになってました…


最初のMCで、メンバー2人だけ出てきて、それぞれメッセージ。


よくあるラストライブって、最後のMCで1人ずつがメッセージを伝えて、メンバーもファンもグッと来るみたいなパターンが多いように思うけど、そういう雰囲気にはさせないつもりなんだな、と察する。


2回目のMCでは、後の2人もそれぞれメッセージを。


4人中2人は手紙を書いてきてて、しっかりした素敵なメッセージを言ってたけど、他の2人は割とあっさりしてたので、全然しんみりさせる気なくていいなとの思ったり(笑)


こういうメンバー同士のやり取りがエモい



今回のラストライブのために作られた最後の新曲「祝福の歌」がめちゃくちゃメッセージ性強くて、かなり刺さった。

実際にメンバーが思ってる事、感じてる事を歌詞に反映されてるから説得力があり過ぎる。


最後の最後に、こんな名曲を置いて解散するんじゃないよ。

この曲でファンもっと増えたかも知れないのに。


いや、それとも、最後だからこそ刺さるのか?


端の方にいたので全然映り込めていない。


Wアンコールでは代表曲とも言える「S.U.I」を2連続。

なるほど、これでsui suiか!(笑)


ユーキちゃん
「終わりたくないな…もう1回やってもいいですか?難しいですか?」

PA卓にいた鉄平さん
「じゃあ、もうあと1回だけやで(笑)」


もうね、この会話のやり取りが、我儘な子供とお父さんみたいな感じがしてね…

鉄平さんとメンバーの関係性が見えた感じがして、たまらんかったです…


ヲタクもテンション上がって、今日イチのバカ騒ぎ。

しかも、よく見たら、最後の最後に鉄平さんリフトして突っ込んでるし😂

素晴らしい最高の1枚。カメラマンさんに👏


ユーキちゃん
「あー!満足した!」

ライブ途中でお酒を買いに行く人や、フロア後方では子供さん(ファンの方の子供かな?)が走り回ってたりして、想像していたラストライブの真逆を行くような雰囲気やったけど、


それもsui suiというグループの雰囲気と、味園ユニバースの雰囲気が合わさって出来た、素敵な空間だったと思う。




sui suiはメンバーの人生を見ているというだけでなく、鉄平さんの青春や夢を見ているような感覚がありました。

最後が涙涙で終わるのではなく、打ち上げのような楽しいバカ騒ぎの雰囲気で終われたのもメンバーや鉄平さんの人柄なのかな、と。



やり切った顔してて、とても良い



特典会は、和音ちゃんへ。

ラストライブなのに、全然しんみりしなかったのは、和音ちゃんはギター弾き語りでライブをやってたりするし、前回話した時に「これからも音楽活動は続けたい。できたらまたアイドルをやりたい」と言ってくれてたから。


悲しくなる事もなく、ひとまずお疲れ様!またね!と普通の会話で終われた。

最後はやはりハートで🫶



メンバーは和音ちゃんとしかチェキ撮った事ないし、他のメンバーが今後どうしていくのかは全然知らない。

ただ、それぞれがsui suiっていうアイドルグループをやってたという事を、胸を張って言って欲しい。

それぐらい、素敵なグループだったと思うから。



会場を後にする時に鉄平さんと軽く喋ったけど「じゃあ、また!」という、こちらもさっぱりしたもので。

会える頻度は少なくなるけど、絶対また会えるの分かってるしね。


sui suiは鉄平さんの青春


そろそろ、ちゃんと赤犬見に行きます(笑)

(まだ見た事ないとか言ったら怒られるやつ)


もしくは、ご飯誘って下さい!(笑)



sui sui、5年間お疲れ様でした!

またどこかで!

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