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ラフティングの発展のために

IRF(International Rafting Federation)の副会長のEricから、ちょっと話さないかとメッセージが来て、昨日久しぶりに顔を見ながら話をした。
普段、メールやMessengerでやりとりをしているが、二人で話すのは本当に久しぶりだった。
カナダに住む彼とマーシャル諸島の時差は16時間。カナダの夜とこちらの昼過ぎで何とか調整できた。

お互いの近況報告から、日本のラフティングの現状、IRF全体での課題など元々15分くらいなんて言っていたのが結局1時間くらいになってしまったが、面白いideaやみんながいる会議では話せないお互いの意見、IRFの会長Joeと副会長Ericが今動いてくれてることなど、One on Oneじゃないと話せないことも多く、有意義な時間になった。

Ericは元々カナダ代表選手として1990年代後半から2005年のエクアドルでの世界選手権まで出場していた。その後はジャッジとしてキャリアを積み、今はIRF副会長になった。
僕が現役の頃は、JuryやHead judgeとしてレースに関わっていたのでProtestと時は彼と話すことが何度かあった。Protestが認められたことはなかったが、彼はいつも紳士的な態度でrespectを持って対応してくれていた。
2016年、judgeとして参加したUAEでの世界選手権では、たまたま空港で一緒になり、レース会場までの移動の車を4時間一緒に待った。その時いろいろ話をしたして、この男なら信頼できると思い、翌年の日本大会ではHead judgeに指名させてもらった。彼にはjudgeのメンバーを選んでもらった。交通費・宿泊費を大会側で持つので、今IRFが用意できる最高のjudgeを揃えてくれと言ってリストアップしてもらった。その結果、世界選手権の競技4日間でProtestは5件以下だったと記憶している(多分過去最小)。
閉会式後、一緒にお好み焼き屋に行って、最高にうまいビールで乾杯できたのは本当に嬉しかった。

UAEで。Ericご立腹の様子。

話をしていて彼のラフティングに対しての愛は本物だと。
彼は近いうちにIRFの会長になるだろうし、僕も彼と一緒にこの業界をもっと発展させたいと言う思いが湧いてきた。
会議での議論に対応できるだけの英語力もついてきてはいるが、さらに相手の行っていることを正確に捉え、自分の意見を言える様に勉強を続けようと思う。


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