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おだともあきと

2022年8月10日
おだともあき全国ツアー "まあるい心にメロディを"ツアーファイナル
Shibuya duo MUSIC EXCHANGEにて無事に終演しました。

僕らが出会った頃には想像できなかった景色。
お客さんよりも演者の方が多いライブを沢山やってきたので、この日の景色は感慨深いものがありました。
見届けてくれた皆様、一緒に作り上げてくれたメンバー、スタッフさん、ありがとうございました。


今回の全国ツアーが僕らにとって1つの節目な気がして、
おだちゃんとの事をここに少し綴っておこうと思った次第です。


おだちゃんと出会ったのは18歳の頃。
その日から今日まで、8年以上も一緒に音楽をするとは思えないような
なんでもない出会いでした。
お互いにツテのない僕らは、なんとなく一緒に音楽をするようになりました。
ギターを弾けない歌い手と歌モノを弾きたいギタリストが出会ったのだから、まあ自然な流れではあったかも知れません。

どうやって活動したらいいのか分からない僕らは、ただがむしゃらにライブをやりまくりました。

ライブの本数が増えれば増えるほどお客さんを呼べなくなって、
お金もなくて、
ひたすらバイトして、
またライブして、、、

の繰り返し。

忙しいのにお金はないという謎の日々を送り、過労で倒れた事もあったり。
悪い大人に騙されそうになった事もありました。(おだちゃんが)

”音楽が仕事です”
なんて口が裂けても言えないような生活をやり過ごしては、
もっと沢山音楽をしていたいと心から願う日々でした。


そんな日々を必死に過ごし、だんだんと音楽が仕事になり始めた頃。
おだちゃんはaoiroを結成。
お客さんも増え、ライブの規模も大きくなりつつありました。

aoiroが軌道に乗り始め、おだともあきとしての活動が減ってきたとき、
正直僕の内心は複雑でした。
おだともあきの魅力とaoiroの魅力は別モノだと思っていたので、両立するべきと考えていたからです。

気付けばソロ活動はほぼなくなり、一緒に音楽をする機会は年に1度程度に。

もったいないなあ。。。

そう思いつつも口には出さずにいました。


そんなある日ふと

またいつか一緒にやる時が来るだろうから、今は修行期間なのかもな。

漠然とそんな事を思った記憶があります。
それぞれ今やれる事を精一杯やるのが大事なのかもしれない。と。
2年後にシャボンディ諸島で会えたらいいんじゃないかなって。
(ワンピース知らない人ごめんなさい)




そして2021年、ソロとしての再スタート。
お互いにあの頃より一回りも二回りも成長して同じステージに立つことが出来ました。
続けるだけでも大変なこの世界で、また一緒にステージに立てた事が嬉しいし誇らしかった。

ここまで続けられたのは応援してくれる皆さんのお陰でもあります。
ありがとうございます。


でもまだまだスタート地点。
ここからです。



こんな事を言ったら怒られるかもしれませんが、おだともあきの音楽はバズらないと僕は思っています。
これは決してマイナスな意味ではなくて。
流行り廃りに関係なく、求めてる人の元へ届く音楽。
必要としている人に少しずつ少しずつ広がっていく音楽だと思っているからです。

地道な活動は精神的にきつい事もあると思う。
もしかしたらやめたくなる事もあるかもしれません。
それでもめげずに、歌い続けて、書き続けて欲しいと思います。
おだともあきの音楽を必要としてくれる人は必ずいるし、僕もそのうちの1人なので。


最後に、

おだちゃんこれからもよろしくう!!!


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