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一粒万倍日(じゃないけど)のステキなご縁 〜天赦日の鹿島神宮と香取神宮②

2021/11/12

要石に辿り着く途中に、建甕槌命が大鯰を踏みつけてる像(碑)があった。

ここに鯰を封じ込めたのは、武甕槌命とされている。そもそも、茨城県では地震が少なくはない。特にここ十数年においては。それでも抑えられているのだろうか?東日本大震災は、鳥居が護ってくれたとなっている。関東大震災もあったし、ホントに効力あるのかな…。
重苦しい雰囲気漂う、要石エリアに入ってからは武甕槌命の話を思い出した。

有名なのは天孫降臨の建御名方尊との戦い。私的には武甕槌命がズル勝ちしたと思っている。しかも、敗走する建御名方尊をずっと追い込んでいくなんて、神様でありながらやりすぎだもの。
他にも武甕槌命は、天香香背男とも抗争している。天香香背男と言えば、茨城県大甕神社の御祭神。同じ甕を使っている。名前を奪ったのかな…なんて、建御名方尊とのことを思うと、ついつい思ってしまう。建御雷命だったんだもんな…。

「アイツ(武甕槌命)、戦い方がずっちーんだよ(カンチ笑)」
とアンチ武甕槌命みたいに、夫に武甕槌命伝説を説明しながら、要石に向かった。


要石エリアは、祖霊社のようなふわふわな穏やかな優しい空間ではなかった。周りが杉の木だらけだったせいか、殺風景で参道や禁足地にあるような、逞しい杉の木はなくてただただ細くまっすぐ伸びていた。本当にここなのかな…。率直な感想だった。
要石を見ると、投げ銭されていてちょっと違うな…。裏に回ると箒が何本も立てかけてあってちょっと違うな…。厳格な場所なら、そうはしないし、そうはならないのになぁ。あくまでも私の感覚だから、他の方々は違う感じ方で信仰してもらえたらいいと思ってる。由緒書や芭蕉の句碑をじっくり読んで、要石をあとにした。

御手洗池へ。

重力って何なんだ?と思ってしまうほど、真横に伸びた幹。天命反転地がポンと入ってきた。時間軸も空間も、そもそもないのかもしれない…そんな感覚になった。
煮沸しないと飲用できないと、注意書きがあったので、体に取り込めないならと、パワーストーンブレスレットと阿佐ヶ谷神宮の神結びを水通しさせてもらった。

お水はとてもキレイ。
流れる先には、大国社。なんだろうな、通常の名称と違う。
なんか、鹿島神宮はどれもこれも思っていたのと違う感覚になる。なんでだろう?答えが出ないまま、ここを参拝したら一通り回ったことになるので、戻ることにした。

拝殿の位置まで戻ると、やっぱりもう1回『祖霊社』に行きたくて、ご挨拶しに行った。

穏やかに、厳かに、鹿島神宮の中では孤高のような空間。
清々しい気持ちにさせてくれてありがとうございます🙏✨


もう13:30過ぎてる!!急いで香取神宮に行かなくちゃ。

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