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ドッカーーーーーンそれから

望月先生に話してから、自分の本音を声にできたのがホッとしたのか、その感情に理解してもらったのが安心につ繋がった。

それなのに、見直したのは、建前でやっぱり周りの目に対するものになってしまっていた。

同じ勉強するなら偏差値高い方がいいだろうし、サボり癖を直すには、尻を叩くくらいでいかないとその先へは上がれないと思ったり、その高校へ行きたいと言うより、その高校へ行くことで自分のベースアップを目的に見据えてしまった。
それは、多少なりとも見栄が含まれてるから。
私は、親戚の孫世代の中で、一番年上だから、誰よりもいいポジション取っておかないといけない。長子は、後出しじゃんけんできない…。

今思うとこの辺もまだ、自分のための進路を選んでない。見栄っ張りの父とばーちゃんのために、親戚の誰よりも上にいなくちゃいけないと思い込んでる。

いいコちゃん症候群がビンビン出てる。嫌いな人のために頑張っちゃってかわいそうだったな…、私。

望月先生に話したことは、心の奥底の本音だったのに、結局目の前の小さなことにとらわれて、やりたくないこと、望んでないことを選んでしまった。

アホだな、自分の気持ちに背いて。望月先生に話した本音と全然違うことしてるじゃん。

取り敢えず、やるしかない。
アホなりに挽回しようと試みた。
一通り過去問や模試を解いては、間違えたところを説明できるようになるまでやり直すを繰り返した。なんとなく得手不得手が見えてきた。
けど、受験対策は何も知らなかった。頭のいい友達になんのテキスト使っているかを教えてもらったけど、ほぼ塾での購入のものばかりで手に入れられなかった。
この時、塾は情報を持っている塾が一番だと、強く感じた。と同時に、もっと早く取り組めば良かったの後悔した。
取り敢えずやっとけ、と思いながら…。

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