見出し画像

【SV S1 シングル】珠セグレイブ軸【最終795位】

# 備忘録
# 並びと型中心
# グレイ成分多め

■コンセプト

・火力バカで上から全部倒す
・定数ダメや電磁波で、火力バカをサポートする

■最終結果

TN:いけす 最終795位

■個別紹介

①セグレイブ

テラスタイプ:でんき
性格:いじっぱり
特性:ねつこうかん
持ち物:いのちのたま
実数値:191(4) - 216(252) - 112 - * - 106 - 139(252)
技:こおりのつぶて / きょけんとつげき / アイアンヘッド / テラバースト

構築の軸。火力バカ。
いかにコイツで相手全員を倒すかだけ考えていた。
電気テラバーストはヘイラッシャやアーマーガア、マリルリの他、水・飛行テラスを切るポケモンへの安定した打点になるのが強かった。
珠氷の礫は無振りドラパルトが超低乱1(6.25%)で、ステロ+撒菱込みで倒せるようになる。この火力を目安として、セグレイブより速いポケモンに対しては他でどの程度削りを入れれば良いかを考えながら対戦していた。

氷柱針はヒット回数が頼りなさ過ぎてヘラったため打ちたい場面が少なかったために採用を見送った。後述のガブリアスがフェアリーテラスを誘発するためアイヘを仕込んだが、鋼への打点になる地震の方が良さげ。

少ない削り回数でより多くのポケモンを倒せるよう、持ち物は命の珠を採用した。引くほど火力が出るが耐久がピーキーになるため、「セグレイブがどこまで削られてよいか」を考えて戦う必要があった。そのため、初手には置かず死に出しから繰り出すことが多かった。

②ガブリアス

テラスタイプ:フェアリー
性格:わんぱく
特性:さめはだ
持ち物:オボンのみ
実数値:212(228) - 151(4) - 145(132) - * - 111(44) - 135(100)
技:ドラゴンテール / じならし / まきびし / ステルスロック

便利枠その1。
設置技+ドラテによる削りも優秀だが、ドラテで相手の選出パターンを把握できる(ゲームプランを立てられる)ことが何より強かった。フェアリータイプ(テラスタル含む)でメタられやすい傾向があったため、他のポケモンに鋼打点を仕込む&状況に応じて初手置きしないことを心掛けていた。

③マリルリ

テラスタイプ:ほのお
性格:いじっぱり
特性:ちからもち
持ち物:とつげきチョッキ
実数値:188(100) - 112(252) - 100 - * - 100 - 90(156)
 → Sを甘えたアーマーガア意識
技:アクアジェット / アクアブレイク / じゃれつく / テラバースト

補完枠。
おもにサザンドラ・ウルガモス辺りを重く見たいときに選出する(ガモスは鬼火注意)。テラスタルを切れば、セグレイブ同様鬼火で止まらない物理火力枠になれる点が強かった。シーズン終盤にはドラテガブに強いポケモン(風船デカヌ等)が初手置きされる傾向があったため、それらをゴリ押しすべく初手置きしていた。

④マスカーニャ

テラスタイプ:くさ
性格:ようき
特性:へんげんじざい
持ち物:こだわりスカーフ
実数値:159(60) - 162(252) - 100(76) - * - 91 - 173(116)
 → 意地テクニガッサのマッパほぼ耐え
  意地カイリューの鉢巻テラス神速は低乱1(18.75%)
技:トリックフラワー / はたきおとす / けたぐり / とんぼがえり

補完枠。
おもに前のめりな構築相手に、様子見を兼ねて初手から選出する。先制技持ち相手に安定して行動すべく、物理耐久に努力値を割いた。
テラスタイプは要検討。悪にすれば、ミミッキュのじゃれつく(草単タイプ時)→ゴーストテラス影打ちを安定して耐えることができる。神速を透かせるゴーストもありかもしれない。

⑤サーフゴー

テラスタイプ:ひこう
性格:ずぶとい
特性:おうごんのからだ
持ち物:ゴツゴツメット
実数値:194(252) - * - 161(252)- 153 - 111 - 105(4)
 → 雑なHBぶっぱ、素早さ要調整
技:ゴールドラッシュ / たたりめ / でんじは / じこさいせい

便利枠その2。
削りや素早さサポート、物理への詰めをこなせる万能枠。
おもに神速を打ちにきたカイリューに後投げし、麻痺を展開する場面が多かった。パーティ全体が中低速であるため、電磁波で火力枠が上から行動できるようサポートできる点が嚙み合っていた。

ガブリアスがフェアリーテラスタルを誘発するため、鋼打点を持つべくゴールドラッシュを採用した。たたりめの枠は要検討。身代わりもちに隙を見せることが多いパーティなので、状態異常を入れずとも一定の火力が出るシャドーボールでも良かった。

⑥グレイシア

テラスタイプ:みず
性格:ひかえめ
特性:アイスボディ
持ち物:こだわりメガネ
実数値:161(164) - * - 138(60) - 200(252) - 115 - 89(32)
 → HPは残飯&雪を試していたときの名残(要調整)
技:フリーズドライ / れいとうビーム / マッドショット / シャドーボール

縁故採用枠。
おもに低速寄りの構築に選出する。
耐性が悪く素早さも低いため、行動回数を稼ぐことが難しい。そのため、1回の行動でかけられる負荷をできるだけ大きくすべく、こだわりメガネを採用した。テラスタイプは炎・鋼に耐性があり、かつ地震が等倍な水を採用した。

水・飛行テラスを切るポケモンが一定数いることや、ドラゴン環境だったことが後押ししてフリドラの通りは良かった。そのため、電磁波で素早さサポートさえできればそれなりに活躍できた。素早さサポートとともにサイクルサポートまでできるポケモンと組ませれば、より動かしやすくなるかもしれない(願い事電磁波ブラッキーなど?)。

(天候「ゆき」について)
シーズン中盤は雪下でグレイシアを活躍させたく、残飯+欠伸や瞑想など試したが、いずれも安定して勝つことができなかった。
雪下のグレイシアはそこそこ強かったが、
・メジャーなテラスタル(炎鋼)や気合の襷に対応しづらい
・天候要員が置物になりがち
・ガモス重すぎ
といった点が解決できなかった。
相手にテラスタルを先切りさせる仕組みや、天候要因に地雷(一発芸テラスタル)を仕込むなどの割り切ったプレイングが必要かもしれない(どのみち安定しなさそう)。
何にせよ、殴りながら霰を降らせるダイアイスがいかに強かったのかを思い知った。

■選出&立ち回り

便利枠1~2匹 + その他1~2匹(相手PTに応じて選択)
 → 相手にテラスタルを先に切らせるよう、様子見を意識して立ち回る
 → 通したいポケモンはできるだけ隠す

■あとがき

構築は改善の余地だらけですが、噛み合いや運で勝てた場面が多く、なし崩しで最終日まで使い続けてしまいました。
目標にしていた最終3桁のラインは達成できて良かったですが、剣盾でよく使用していたグレイシアの選出率が低めだったのが心残りです。