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Zepp yokohamaから見た景色〜ダンスステージに立った話〜

ダンスを始めたきっかけ

去年のシェアハウスイベントのダンスコンテンツで音楽に合わせて体を動かすことの楽しさを知った。

もともとアクティブな人間ではなかったが、自分の住む絆家シェアハウスには自分の好きなことに対して素直で全力でキラキラした仲間がいた。

自分も何か夢中になれる趣味を見つけたいと思っていたときにダンスに出会い、「これだー!!」と思いすぐ社会人ダンスサークルを探し、飛び込んだ。

もともと体を動かすのが好きで体一つでどこでもできる趣味。

そんなダンスにすぐにハマってしまいダンスサークルに行っては覚えたダンスをシェアハウスのリビングで踊るようになった。

ステージに立つことを決めたきっかけ

やっぱりせっかくダンスを始めたからには人前に立って披露したいな!

そう思っていたあるとき、ダンスサークルの先生のインスタで「ナンバーを出す」というストーリーを見た。しかも「Zepp yokohama」という大舞台!

いざ目の前にチャンスが来ると少し怖気付いてしまい、もともとのナンバー参加可否の回答日を過ぎても回答することができなかった。

そのまま不参加になるつもりだった。

そんなとき、同じシェアハウスメイトでアーティスト活動をしている友達のステージを見に行った。

いつもシェアハウスで見る仲間、真面目な話からくだらない話までいろんなことを話せるその人は普段見せないような雰囲気とキラキラの笑顔で楽しそうにステージで輝いていた。

ステージで頑張っているというよりもただありのままの自分を表現し、楽しんでいる!そんな姿が素敵だった。

これがステージなんだ!
オレもステージに立ちたい!

そう思いナンバー参加を決意した。

リハーサルPart1

ステージ立つと決め、迎えたリハーサル初日。
サークルよりも難しくて長い振り入れ、周りと比べての自分の踊れなさ。
初日が終わる頃にはもう逃げ出したくなっていた。

レッスン後、みんながワイワイしている中、一人抜け出してステージ立つと決めたことを後悔しながら帰ったのを覚えている。

それでもやると決めてしまったしステージ見に行きたいと言ってくれている友達もいる。

やれるだけやろう!

そう決めてがむしゃらに練習した。
最初は音に合わせて付いていけなかったのはもちろん、ナンバー代表がゆっくり解説動画も撮ってくれたがそれにもついていけなかった。

だから解説動画を0.5倍速からスタートし、徐々にスピードを上げていった。

幸い、2回目のリハまで期間があったから動きはぎこちないけどなんとか音に合わせて踊り切れるくらいにはなった。

2回目リハの夜、チームの代表からラインメッセージが来た。

そのときはまだ代表とあまり話したことはなかったけどメンバー27人の一人一人を見てくれている。
まだまだ上手く踊れてないけど小さな成長をしっかり見てくれている。そのことがすごく嬉しかった。

この代表のためにも頑張りたい!

頑張る理由がまた一つ増えた。

リハーサルPart2

とにかく家で練習しまくった。

でもリハーサル中、自分の前に代表が来たとき、人前に立ったときに萎縮してしまう自分がいた。

ダンスのキレに自信がない。
振りの覚えに自信がない。
自分に自信がない。

振りはなんとか覚えて次のリハーサルに行く!
そのことだけは徹底していたけどそれでも周りとのダンスのキレのなさ、自分に対しての自信のなさを感じてしまい人前で踊るのが怖かった。

そんな練習が続いていた。

リハーサルPart3

最後から2番目のリハーサル。

チームに分けてチームの仲間を応援する組、踊る組に別れて踊った。

ただ鏡を前にしてのリハではなく観客役をおいてのリハーサル!

その話を聞いたときまず頭頭をよぎった。

自信のない自分を晒すことになってしまう、、

でもいざみんなの前に立ったとき、いつもと違う雰囲気が目の前に広がっていた。

応援してくれる仲間、盛り上げてくれる仲間、いままで一緒に練習してきた自分たちを信じている目をした仲間がそこにはいた。

その仲間たちをみたとき、自然と身体が音楽に乗り、ただ前を見て、ありのままの感情を乗せて、ただ楽しく踊ることができた。

練習で体に染みついたダンスに感情が乗ったとき
「ありのままの自分で楽しんでいる、ありのままの自分で輝いてる」

そんな感覚になった!

これがオレのやりたかったことだ!

いままでは代表が目の前にきたらすぐに下を向いていた。
いま思うとこの最高の景色に気づけてなかっただけなのかなと思う。

ステージ当日

ダンスステージ当日、もちろん不安や緊張はあった!

でも「ありのままで楽しむ、ありのままで輝く」
その感覚をもったまま当日の朝を迎えることができた!

最高の舞台で最高の仲間と輝ける!そのワクワクに満ち溢れた朝だった!

時間とお金をかけてきてくれる仲間たちの前で最高のチームで輝く日!

最高やん!

Zepp yokohamaの舞台袖に立ったとき、大きな舞台、大勢の観客、さすがにビビった。

それでも自分は今日の日のためにがんばった!
ダンス歴は短いけど今日のために日々踊りまくってきた!

っしゃ!やったる!

自分たちのナンバーの出番になりステージに立ったとき、大勢の観客、大きな声援!

それまで感じていた緊張や不安がなくなり、アドレナリンが爆発した!

考えるより先に染みついたダンスが身体を動かした!

舞台袖の仲間からの声援、
観客からの声援、キラキラとした視線

全てをエネルギーに変えて輝いた!

ありのままの自分を表現し、感情のまま楽しんだ!

5分間という短い時間!
本当にあっという間の時間だった!

2回目のステージも無事終え、すべてが終わった瞬間

大・号・泣!

本気で訳のわからないくらい涙が出てきた。

達成感、代表への感謝、チームの仲間への感謝、見に来てくれた人への感謝、いろんな感情があったんだと思う!

正直色んな感情が溢れすぎて号泣してたときの感情を正直あまり覚えてない

ただみんながオレの爆泣きする姿を見てびっくりしてたのは覚えている

涙が止まらず爆泣きのまま集合写真を撮った。
みんなキラッキラの笑顔をしているなか一人ぐっちゃぐちゃの泣き顔で写った集合写真。

うん!ええ顔や!

泣き終わったあとはとにかくすっきりとしていた。

やりきったんだオレ!
まじで爆泣きできるくらいやりきったんだ!
そう実感することができた!

おわりに

5分のために注いできたすべての時間!
あの時間があったからこそ見れたZepp Yokohamaからの景色は一生忘れることができないものになった!

今回の自分の挑戦に関わってくれたダンスチームの仲間たち、代表、応援に来てくれた仲間たちには本当に感謝しかない!

本当にありがとう!

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