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サバゲーイベント・貸し切りの運営について🔫

サバゲーを趣味として定例会参加を続けて行くと何か物足りなくなってくる、そんな経験はないですか?

いつしか自分の貸し切りサバゲーを開催してみたい、イベントを作ってみたいなんて考えた事が有るサバゲーマーは多いんじゃないんでしょうか?
友人を集めて貸し切りする!というよりちょっとイベント向けに作る中級者向けnoteとなっています、ピースコンバットでチーム運営のノウハウコラムを執筆していますが少し物足りないという方はこちらを読んで見て貰えると嬉しいです。

①セルフプロデュース
まずは自分をセルフプロデュースしていきましょう。
個人の見解なので他の人の認識とは違うかもしれませんが、、、趣味の特性上というか、人が集まる場所でする趣味なのでサバゲーマーは自己顕示欲の強い人達が多いと思います。
今まで自分が交流してきた人達も『サバゲーのテクニックで目立ちたい、かっこいい装備を着て目立ちたい、○○部隊の再現度の高さで目立ちたい。』
そんな方々ばかりです。

ここで言うセルフプロデュースと言うのは自分がどのスタイルでどの様に目立つか、その楽しみ方をどうやって周りに広めるかを考え、自分自身がその第一人者や有名人になるかという所です。
自己顕示欲を満たすという部分では近いのですがニュアンスとしては、自分見て貰って楽んで居る様子を伝えるインフルエンサーになるという事です。

貸し切りやイベントを開いた時に同じ方向性・コンセプトの趣味仲間が集まり易くなる、安心して貸し切りに行けるという人を確保するメリットが産まれます。
現在はTwitterなどで貸し切りやイベントの告知、集客を行う人が多く、同じ趣向の交流の交流の場となっていると言えます。
同一の趣向フォロワーが多ければ貸し切りをする情報も行き届き易くなるのでTwitterのフォロワーを増やすべくアカウントを育てましょう。
このNoteにたどり着く人はサバゲー用のアカウントを持っている人が多いかなと思いますが、そのアカウントをどう運用していくかという所がキーポイントと言えるのではないでしょうか?

自分は逆にインコミュニティという形にしてLINEグループを活用しています。
招待制、所属制と言う所でプレミア感が出るし、他に出ない情報を拡散共有出来るのでメンバーにチームに所属してよかったと思って貰える様に運営しています。
直接自分につながって居る事で連絡をしやすい状況も出来ますし、トラブルや不穏な流れを把握しやすいという部分でも一役かってくれています。

話がそれてしまいましたがセルフプロデュースの例をあげていきましょう。
MADサバを主催していたSATOMICさんはその点は本当に上手です。
自分が広告塔になり、自分のキャラクターを決めそれを徹底して貫き、世界観を作り上げ壮大な世紀末リエナクトを成功させていました。

ARMOR祭を主催するモエガミさん、中二心というか、子供の頃を懐かしく思い出させる大人心をくすぐるSFの世界観を作りあげ、ゲームの主人公にでもなるが如く変身願望があるサバゲーマーを一同に介し大規模な貸し切りを主催しています。
この2つとも貸し切りというよりイベントと言う方が正しいかもしれませんね、規模感も企業イベントより大きいです。
わからない人はGoogleで調べて見てください。笑

ここで私自身の事を書きますが、池サバは逆にライト層をメインとしたかったのでコンセプトを持たない、自分が目立ち過ぎないという所に徹底しました。
ちなみに池サバを表櫓で担いだのは有名になるのはチームだけで良くて付加価値は後からついてくると考えたからです。
チーム自体がインフルエンサー、メンバー全員が各々の活動で池サバを有名にしてくれるって言う二毛作的な考えもありました笑
コンセプトを持たない事がコンセプトって変かもしれませんが、サバゲー未経験の人からしてみればサバゲーって凄く敷居が高いです。
だから入り口となるべくサバゲってやってみると楽しいんだよ、知り合いがいれば怖くないよ、最初から最後まで色々教えるよ、サバゲの楽しみ方は色々あるよってチームにしました。

定例会だと行った先で会う人達は知らない人ばかりなので不安も拭えませんが、「チーム」という括りが出来るだけで入部した人たちはチームの貸し切りだし参加してみようかという気になりますし、コンセプトが同じなのでいつも遊んでるメンバーとなら楽しくサバゲーが出来るだろうという考えになっているので集客も簡単なのです。



②貸し切りコンセプト
自分が貸し切りをしたいと思っても一人でサバゲーはできませんしフィールドを貸し切りしても一人でぽつんとサバゲーをするだけ、とても惨めな物になるでしょう。もちろんフィールドを貸し切りにするお金も負担しなければなりません。
貸し切りをするためにどんな貸し切りにしたいかコンセプトを決めましょう、どんな貸し切りになるかがわからなければ一緒に貸し切りをしてくれる人や集客をはじめられません。



③貸し切りタイトル
貸し切りの内容が伝わり易い物にしましょう、先にあげたコンセプトから想像しやすいタイトルが良いと思います。チーム貸し切りだったら『○○(チーム名)貸し切り』、『○○ナム戦貸し切り』『メディックオンリー貸し切り』『タクトレ貸し切り』みたいに決めるのが通例です。


④フィールド選び
最初は貸し切りをするにも集客もわからないし、どこを選べばいいかわかりませんよね?自分もそうでした。
だから一番最初の貸し切りは自分が行った事の有るフィールドで好きなフィールドを貸し切りにする事にしました、、、その後貸し切りをするにあたってフィールド選びは重要なんだなと思い知る事になるとも知らずに。。。
もちろんこの選び方でも間違ってはいませんし、慣れているフィールドで貸し切りする事は安心感も有るしスタッフさんとの連携も取りやすいと思います。
ただ、施設面や集客人数によっては大きな過ちを犯す事になるでしょう。

1、交通の便・アクセス
車を持っていない人もいます、送迎が有るかないか、送迎がなくてもタクシーなどで来やすいか?

2、駐車場の広さ
集客が増えると駐車場が満杯になり、さらにはセーフティーゾーンの席数も足りなくなります。
まさか地べたに座ってなんて言えませんよね?
参加できなかった人は不満を持って今後参加してくれなくなるでしょう。

3、施設面
フィールドの広さ、キャパを考慮しましょう。
50人が適正で遊べる場所に200人も集めたら大変な事になりますよね?逆もまた然りです。
トイレ、更衣室などは大抵のフィールドに有ると思いますが、管理がずさんだったりなどという場所も少なくありません。
女性が来る事がわかっている、または女性客を呼び込みたいと思うなら綺麗な場所を選んだ方が絶対に吉、また女性が居るコンテンツには出会いを期待している(自分はそう思ってなくても誰しもそういう期待はするものです)
人もいます、集客に大きい影響をもららしてくれるでしょう。
そうする事で金銭面へのリスクを減らすという事も期待していけます。

4、フィールドスタッフ・サービス
貸し切りを主催するのは主催者になりたい、裏方で頑張りたい!って人もいると思いますが、出来れば自分もサバゲーしたいですよね?
フィールドスタッフがゲームマスターをしてくれる所もあります、自分が一緒になって遊びたい場合は思い切ってお願いしましょう!
こんなゲームがしたい、こうやって回して欲しいなどタイムテーブルを組んでしっかりとお願いすればある程度は希望通りにまわしてくれます。
もちろん人件費がかかる物なのでマスター代金がかかる場所も多いです、そこの点もしっかり確認しましょう!後でトラブルになりかねません。

特殊なゲームがしたい、○○コンセプトがフィールドのゲームマスターだと伝わらないなどが有る場合はやはり大変ですが自分がゲームマスター進行をしましょう。
主催の顔がしっかり伝わるしメリットも大きいです。
自分たちで回す場合は信頼出来る人に協力をお願いする事で比較的運営も楽になると思います。
協力者なくして貸し切りは成功しえません。

5、料金
貸し切りの中で一番不安な部分と言っても過言ではないんじゃないでしょうか?貸し切り料金を載せているフィールドでは最低保障などが有る場所もあります。
10人~一人3500円ないし3000円という所が多いかなと、キャパ大きいフィールドにつれて最低30人保証、その後一人増えるにつれ×3000円なんて所もあります。
自分がどれぐらい人を集められそうかわかっていればそれに合わせて選んでもいいと思います。
この時ゲームマスター代が有る場合は来た人数で割る、参加費を少し高めに設定するなど収支をあわせましょう。

長くなってしまいましたが、この点に気をつけてフィールドを選べば大抵は間違い無いと思っています。



⑤日程
貸し切りの日程、時間これも決まらないと話しになりませんよね?
いつに貸し切りしたいのか、その日程でフィールドが空いているのかなどをしっかり確認しましょう。
もちろん興味を持っている人が参加しやすい日程にする事も大事です。
遊びに来る参加者が平日休みが多いのか土日休みが多いのかでも悩みますよね。
日程は早めに決めて最低でも1ヶ月から2ヶ月前に提示出来る様にしましょう。
休みや代休で合わせやすくなり足を運び易くなると思います。



⑥企画書
人が集まる貸し切りだったらどうせなら協賛を付けたりしたいですよね?
その上で企画書が有ると協賛してもらいやすくなるし、話しが通り易いので作っておくといいかもしれません。
企画書の書き方は色々と有ると思いますがベーシックな物で構いません。
■企画名(貸し切り名)
■どんな事をやりたいのか?趣旨は?
■集客はどれぐらい見込めるのか、または目標か?
■協賛することでのメリット等
■過去実績(有ればで構いません)
こんな感じの事をまとめて書くと良いと思います。
当たり前の情報ですが日程や、場所、料金なども記載してください。

ちなみに良く有るダメダメパターンと言うのがあって考える事は皆一緒って感じの例をあげていきますね。
■サバゲー業界を盛り上げたい
(決してダメな事では無いんですがみんな書いてます、80%ぐらいみんな言います)

■自分が理想とするだけで実現できない妄想・希望
(これだけ声をかけてます、だからこれだけの集客が見込めます、〇〇さんが来ます!芸能人が来ますなど、蓋を開けたら協賛側が話が違うとなり次回が見込めません)

上記にあげた事は全部が全部ではないですが極力書かない方がいいです。
特に実績の無い主催者だと基本的に大丈夫かな?としか思われないと思います。


⑦営業
企画書が書き上がったら営業しましょう!ここからは協賛や出店は別にいらないって人は飛ばして構いません。
営業ってどうすればいいの?自分みたいなのが本当に営業していいの?なんて思ってる人が大多数だと思います、でも声をかけなければ何も起きません、宝くじと一緒です。
稀に貸し切りの告知をしていると出店させて貰えませんか?なんて逆営業をされる事も有ると思いますが本当にごく稀です、価値有る物は自分でつかみ取りに行きましょう!!
営業職の人は良くおわかりだと思いますが営業なんて数をこなしてなんぼ、1件取れた先を大事にしてお付き合いしていく、更にそこから横をつないでもらうなんて言うセオリーになっていると思います。
個人商店や、工房なんかは連絡先が無い所もあります、各種SNSでDMを送って返事を待ちましょう。
OKの返事が来たら仲のいい出店をしているブランドや企業を紹介してもらえませんかなんてお願いをしてもいいかもしれませんね♪

企業などには問い合わせメールなどを設置していたり、連絡先を載せている所が多いです、そういった場合はビジネスと一緒なので直接問い合わせしましょう。
中には電話でないと受け付けないという所も有るのである程度の営業コミュニケーションスキルも必要になってくると思います。
さてさて、ここまで書いて数を打てなんていっておきながら大事な事を書き忘れていました。
あくまでもちゃんと協賛や出店して欲しい所は絞って営業しましょう。
コンセプトにあった所や貸し切りのイメージに合わない所を呼んでも意味がありませんからね笑
とはいえ賑やかしのために呼ぶという考え方も有るので一概には言えませんが、貸し切りをどうしたいという自分の理想に合わせて行けばより良い物が作りあげられると思います。



編集後記
淡々と書き上げてしまいましたが、自分が貸し切りに向けやっている事は基本的これぐらいの事でなんの変哲もない事です。
一番難しいのはセルフプロデュースなんじゃないかと、変に悪目立ちしても不快感を与えてしまうかもしれませんしね。
狭い業界ですから、ちょっとした事でアンチや炎上へつながってしまいます。
炎上方法なんて事も出来ますが、趣味で炎上しても後々自分がサバゲーをする時についてまわる噂になってしまい気まずい思いをするなんて嫌ですよね?
楽しい事やってる、俺も、私も一緒にやりたい!楽しみたいと思われる目立ち方を目指してみてください♪


次更新するnoteは実際の貸し切りまでの集客や運営方法について書こうかと思います。
少しでも遊びの場と選択肢が増え、仲間に貸し切りに遊びに来てって言われるのを楽しみにしています。

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