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【立憲民主党代表選2021】候補者共同記者会見 / 泉健太の発言

皆様こんにちは。京都3区、現在47歳です。
立憲民主党の泉健太です、どうぞ宜しくお願い致します。

まず私は、この政治の世界に入らせて頂いて、政治の世界に入る前からやはり、日本の政治には選択肢がなきゃいけない、そう思ってきました。

確かに自民党が長く政権を担っている、でも時には不祥事や不正が起きる事もある。そして経済政策で失敗する事もある。でもそんな時に政権交代が起こらない国民に選択肢が無い。

そんな国ではやっぱりいけない。だからこそ私はもう一つの極を作りたい。
その思いでこれまで私は活動して参りました。多くの先輩方に支えて頂いて、ここまで成長させて頂いたことに心から感謝を申し上げたいと思います。

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そしてまず、先の総選挙、本当に多くの全国の皆様に立憲民主党をご支援いただきました。そして、各野党の皆様にも我々立憲民主党の活動にご協力を頂きました。このことには心から感謝を申し上げたいと思います。

その各野党の皆様も、やはり日本の政治に選択肢を作りたい、より国民に根ざした、国民に近い政治を届けたい。その思いで共に戦ってくださったと思います。しかし皆さん、現実は立憲民主党は議席を減らしました。大変悔しく、残念ではありますが、我々は懸命な努力をしましたが議席を減らすという現実を突きつけられました。

このことは重く受け止めなければいけません。
そして立憲民主党は自らを反省し、そして再生をしていかなければいけない、私は思っています。

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たとえば今回、我々の政権政策の冊子には、一番最後のページに「批判ばかりとは言わせない」という異例のページを設けさせていただきました。

これはどういう意味を持つのか。それぐらいに実は、私たち立憲民主党これまでも議員立法を提案し、政府には対案を提案し、建設的な議論を数多くしてきたけれども、やはりどこかで国民の皆様からは批判ばかりの政党ではないか、追及ばかりや反対ばかりをしている政党ではないかと、そういうイメージを背負ってしまっていた。

仲間たちの努力に一方で、私たちはそういうイメージを背負ってしまっていたということを、やはり受け止めなければいけないと思います。
この我々の頑張っているという意識と、しかし国民の皆さまの持つイメージのズレというものを立憲民主党は今一度、自己反省をしたうえで、私は再生をしていく必要があると、このように感じております。

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枝野代表も本当に懸命に立憲民主党をリードして下さった。
そして弱い者の立場で、生活者の立場で、様々な皆様の生きづらさを何とか解消していこう、そしてもっと国民の皆様に経済の恩恵が届くような政治を作っていこう、こういう訴えをしてきた訳ですが、我々は改めてその訴えを生かしながら、更に立憲民主党改革をしていきたいと、このように申し述べたいと思います。

まず私は今回、これまでお互いさまの支えあいという、素晴らしい理念で、活動してきた立憲民主党を、やはり普通の安心が得られる社会、こういうキーワードで更に進化をさせていきたいと思っています。

考えてみればコロナ対策では残念ながら自宅で療養せねばならない方々が多数出られた。そして望まない非正規雇用という大変厳しい状況で収入が得られない。だから家を持ったり家族を持つという決断ができないという、そんな状況に置かれている方々がおられます。

一方でひとり暮らしや、高齢者の夫婦だけの生活が増えて、災害の時に逃げようと思っても情報が届かない。あるいは自分たちの足では逃げられない。こういうような孤独に陥っている方々も大勢おられる。普通の安心というのはやはりそういった方々が、いざというときにちゃんと日常生活を送っていける。そして公共サービスの助けを得られるような社会を作っていかなければいけない。
私はそう思っております。

是非この立憲民主党、これまでも様々な提案を行ってきた、この立憲民主党が更に政策立案型政党として、国民の皆様にそのイメージを持っていただけるようにしていく大きな大きな私たちは転換点を迎えているし、その転換をはたさなければいけないと思っています。

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全国の党員、協力党員、そしてパートナーズの皆さん。
また全国の自治体議員の皆さん。
一緒に立憲民主党を変えていきたいと思います。
そして全国の皆様には、是非その姿をご覧いただきたいと思います。

私は、自分が代表にならせて頂いた時には、やはりジェンダー平等。
まず、隗より始めよという姿勢から、私が構成する執行部は男女、この比率を限りなく同数にしていく。同率にしていく、という事を目指していきたいと思います。議論の土台を変える事で、我々の発想を変えていく。転換していきたいと思います。

当然、若者、自治体議員の皆さまにも活躍して頂きたいと思います。
私は決して、傑出した能力を持つリーダーではありません。
しかし、多くの皆様を活かすことができる、そういった新しい時代のリーダーとしてこの立憲民主党を引っ張って参ります。
どうか皆さんのご支援、宜しくお願い致します。


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