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イタリア人はエイミー・ワインハウス好き


イタリアの街角には、ポスター広告が至る所にあります。

お店の宣伝、新規開店、イベント、教室案内など様々。


一昨日、このような広告を見かけました。

2011年に27歳の若さにてこの世を去った、

エイミー・ワインハウス

コンサートが月末に行われるとのこと。


もちろん、カバーバンドによるコンサートです。

広告を大々的に打つほど、イタリアで、

未だにエイミー・ワインハウスは人気です。


私が初めて認識したのは10年前

フィレンツェへ留学している時です。

授業中に下の階から音楽が聴こえてきて、

先生が「この曲いいよねぇ〜」と中断したんです。

その時に、聴いてみようと初めて心動かされました。

それ以降、ダウンロードしてフィレンツェの記憶と共に

留学時代の思い出のアルバムとなりました。


2016年には、『AMY』という伝記映画が公開され、

初めて事実を知ることができました。

才能とお金と家族と麻薬につぶされていく

天才少女は苦しみながら生きていたんだと。

唯一無二の容姿と歌声と楽曲など、

虜になる要素が溢れていました。

公開当時は話題になり、あちこちで演奏され、

会場みんなで大合唱したのが懐かしいです。



コピーでもいい


イタリアで、エイミー・ワインハウスと言うだけで、

人は集まってきます。

コピーバンドでもいいから、涼しくなってきた夜に

コンサートを体感したいと思う気持ち、すごく分かります。

歌唱力を見せつけるかのごとく、歌いこなす人がいるんです。

本物とは違いますが、雰囲気は味わえる。

大音量で聴き、懐かしみ、一緒に熱唱。

朽ちることのない名曲は、何度聴いても惚れ惚れします。

発表した音楽は多くなく期間も短いのに、

衝撃的な音楽と人生を見せつけた人でした。


仕事休んでコンサート行こうかな。

その前に、久しぶりに聴いてみよ。

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