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畳み掛けるオイ

先月、流行しているという胃腸に来るウイルスをもらってしまった。先々週は新たに、喉にだけくる菌が巡ってきた。熱も鼻水も出なかったので、仕事を休むほどではなかった。が、それにしても喉が痛い。

結局、医者に頼ることなく、のど飴を食べ続けた。これがよく効く。痛みにピリピリ刺激している。和らげるものなのか、神経を麻痺させているのかは知らないが、緩和するからどっちでもよかった。

あれから、一週間か経ちかなり良くなってきた。と思ったら次にアレが出てしまった。忘れた頃にやってくる…

歯の痛み

歯は、父親譲りで丈夫だと思っている。だが、疲れが出ると、子どもの頃に治療した、上の左の真ん中の歯が痛くなる。神経もないはずなのに。
あと、かなり重いものを持った時にも、後々歯に響く。
そして、私は常に歯を食いしばっている。何と戦っているのやら…

で、今回は、何がきっかけだったのだろうか、左下に少し見えている親知らずが疼く。

調べてみると、風邪が引き金となって奥歯に痛みが出ることがあるようだ。その原因のとして、睡眠不足と充分な栄養が摂れていないことと書いてある。

確かに、しばらく喉が痛すぎて眠れていなかった。早めに床に就いても、早めに起き、遅く寝ても早くから目が覚める。唸りながら寝ていたようで、自分の声でハッとすることは何度もあった。

あと、こんな意見もあった。
私に喉風邪をもたらした同僚曰く、冷たい風が吹いたから、歯が痛くなったんだろうと…。彼女はルーマニア人。寒い地域で育ってきたから、こんな言い伝え?があるのかもしれない。

これに対し、温かい地域で生まれた人たちはみんな、「そんなバカな」と反応する。実際は、知覚過敏ではないから風のせいではないだろう。


今日、日本のラジオを聴いていて、気になったことがあった。

「自律神経が乱れていると、痛みに敏感になる…」
TBSラジオ 『ジェーンスー生活は踊る』より

これにピンときた。あまりストレスは感じてはいなかったが、私は痛みに弱い。毎日、頭、足、腰、お腹など、どこかに痛みがあると、つい口に出してしまう。

痛いと怖い

もしかしたら、「怖い」を「痛い」と言い換えているのかもしれない…とふと思った。

私は、怖がりでもある。
スリルな物語やサスペンスなんて、最後まで見られないし見たくない。志村けんの『バカ殿』でも、夜のシーンでハラハラすると目を背けていた。『リング』は中学の頃に勉強流行ったが、一人だけ最も重要なシーンを見ていない。

夫と家で映画を見ていても、恐ろしい不安なシーンになると片付けを始める。見る気力も度量もない。
ストーリーの結末も知らなくていい。いっそ無かったことにして忘れたい。

この時の、片付けの集中力たるや凄まじい。常にこれを得られたらとまで思う。



さて、歯茎の痛みが引きはじめ、咀嚼はずいぶん楽になったが、まだ痛みはある。
やっと今日、ホームドクターに連絡した。抗生物質を処方された。ジェネリックの薬は無料だった。あと、歯の検査の書類ももらったので、親知らずのチェックに行く。

イタリアで初めての歯の治療となるか…
医療費、技術、システムはどうなっているのか。
この続きはまた今度

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