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16時間断食を数ヶ月続けて得たもの

これまでの食生活

前回は、「イタリア人は食べ過ぎている」という話をしました。これは日本人から見た間隔なので、他の国からすると少ないと言う人もいます。

 
この食べすぎる文化に私は持ったをかけました。


毎日、日本食レストランで働いています。夕飯は職場で食べることが多いです。合間を縫って少ない量を早食いする傾向にあります。また時間がバラバラで機会を逃すと帰宅してからなので、深夜になることもしば。

 
ちょっと小腹が空いたくらいなら仕事中につまみ食いもよくします。間違えて注文した料理を食べたり、作り過ぎたものを拝借したり、持参したナッツを食べたりと、働きながら何口かは食べてしまいます。

揚げたSushiはイタリア人に人気



よく余るものとして揚げ物があります。同僚は揚げ物を食べると翌日には吹き出物が出ると言いながらまた食べています。美味しく高カロリーだから一瞬でテンションが上がる。病みつきになる味。残っているとつい手が出てしまいます。

 

一番危険な瞬間


働く中で、一番厄介な時があります。それは、「つい食べたくなる瞬間 」です。忙しくタスクをこなさなければならない時は、見向きも触れず集中します。

危険なのはそうじゃない時です。
なつまり、
 

暇なとき

お客さんが少ない時間帯や客入りがあまり良くない時、やることがなく手持ち無沙汰になります。
 
そうなると、時間を埋めるように何かを口に運びたくなるんです。

 
おそらく家庭でもオフィスでもそうだと思います。


特に急ぎじゃない用がないとき、何か食べたいなぁと考えてしまうんです。
 
お腹は空いていないし、別に食べなくてもやっていけるのに、暇だからという理由だけで「何か食べよ〜」という考えになるんです。

さらに、あれこれ言い訳をつけて、「今日はまだ甘いもの食べてなかったし〜」「眠いしコーヒー飲もうかなぁ〜。じゃぁ一緒にドルチェも」なんて…

客観的に見ている白の私は、
 「やめなょ。こんな時間に食べたら太るし眠れなくなるょ」

反対側の黒の私はというと、
「今だったらまだ間に合う、早く食べて!少量なら響かないから大丈夫!」なんて言っています。
 
優柔不断で自分への甘さがこの後全開しては、食べてしまったと落ち込みます。


なにやってんだか…

こんなことを続けていたところ、体重がみるみる増えて、決めている限界を超えました。私の身長は157cmに対して55kg!
太っていると思うほどではないけれど、お腹周りを触って、太ってきている状態です。
いつも54kgになると、食事や運動に意識を向けますが、今回は体重計に乗らなかなったので、優に越えたと思います。
 

このままではいけない…

 


このようなことから、夜は食べないと言う決断をしました。

食生活リズム

私は空腹になると集中力が高まります。 お腹が減ったから不機嫌にはなることはないです。それどころか、次に何食べよ〜とワクワクします。

逆に食べてしまうと使い物にならないくらいグータラ。頭も働かないし動きたくなくなり、なるべく寝てゴロゴロ過ごしたい。
 
じゃあいつ起動するの?と考えた時に、空腹時を増やすことを考えました。
 

と言うことで、一日の食事時間を変えました。

 
朝食9時、昼11時30分、夕方16時
 
だいたいこのような時間で食べます。

朝は起きてから、イタリアの甘い朝食を辞めました。

 サラダ、目玉焼き、チーズ、ハムに全粒粉のパン。もしくはオートミールの雑炊を食べます。塩分を摂ってから、フルーツやヨーグルト、コーヒーのどれかを食べます。

 
それから家事やパソコン作業をして、仕事へ行く準備をしつつ、お昼ごはんを作ります。

かつて紹介したピアディーナ

お昼は野菜と丼物や麺類とサンドウィッチなどを一皿だけ食べます。簡単に作れてササッと食べられるものにします。


 
それからランチ営業へ行き、帰宅してお腹の状況によって、すぐ食べたり家事をしたりして、16時頃に夕飯。


そこから翌朝まで何も食べません!

もう、夜に食べないと決めたら気持ちが楽!雑念がなくなりました。アレ食べたいコレ食べたいなぁ〜と思わなくなり、仕事に集中することができます。

16時間空腹ダイエットを後で知る

実は、16時間空腹ダイエットというものがあること自体を知らずに行っていましま。食生活を見直し夜に食べなくなってから、計算してみると16時間も空腹になっていたということだったんです。
 
また、オートファジーダイエットと
いう言葉も最近知りました。一部では提唱されたダイエット方法だったんですね。

これは、体質や身体の調子によって向き不向きがあると思います。実際に夫は空腹になると思考が停止し視野も狭くなり、不機嫌になります。だから私の行為を理解できません。食事しないことを偏っていると見ているようです。

中田のあっちゃんが言うんだから…と言ってもイタリア人には夫には暖簾に腕押し。


数ヶ月の変化


夜に食べないと決め、同僚は私に食べ物を与えなくなりました。目の前のお寿司もケーキも食べません!

するとどうでしょう。ミルミルと体重が落ちてきました。157cmの私は

55kg → 52.5kg


まで下がりました。

運動は何もしていません。ただ、仕事では毎日一万歩を歩いています。でも歩き続けているわけではないので、有酸素運動にはなっていないと思います。
 
このダイエットは、筋力が落ちるとどこかに書いていました。それは過ごして感じられます。筋トレを取り入れたいですが、時間を見つけられずまだやっていません。

数ヶ月続けて、今52.5kgを前後して下がりません。ゆっくり下がる傾向にあるので、徐々に減っているのかも。または、好きなものを好きなだけ食べているのが停滞している理由かもしれないので、野菜や豆類の量を増やしよく噛むことに挑戦してみます。


16時間空腹で変わったこと

・食べる時間が定まった
・食べたいものが明確になった
・間食を摂らなくなった
・集中力が高まった
・朝の目覚めがスッキリ
・肌艶が良くなった


たまにリズムが乱れて夜に食べることがありますが、朝の胃の重さを感じます。そうなると朝食を抜くだけなので何の問題もありません。

デメリットとして一つ挙げると、私の場合生理期間は要注意。空腹になると血糖値が下がり頭痛を起こします。この期間だけは、少し食べるようにしています。


理想の体重は48kgです。そこへ到達するとどうなのかと言われれば特に意味はないです。太ももの肉が落ちるわけではないので、そこまで追い込まなくてもいいのかもしれません。

夫は、「君はこのままでいい」と言ってくれています。自分を認めることは追い込むことよりも難しいですね。

これでいいんだよと言い聞かせてつつも、しばらくこのまま続け体重が下がるかどうか様子を見てみます。週に数回の筋トレも取り入れようと思います。

また報告しますね。
では今日はここまでciao.

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