映画「流浪の月」雑感
映画「流浪の月」を観た。
終始、胸が締め付けられ息ができないような切なさを感じながら観た。悲惨な展開を予感させるシーンが所々にあってそれも息が詰まりそうになる。
こんな映画は久しぶりだ。
激しく感情を揺さぶられるのではなく、静かに淡々と切ない、哀しい。
言葉足らずゆえに誤解が誤解を生み悲劇に向かっていくような物語は大嫌いなのだが、この作品はちょっと違う。
「ちゃんと話していれば」「気持ちを隠さずにいれば」と感ぜられずにはおれない所はあるものの、同時に「それも仕方ないか」とも思