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【超要注意!】やってはいけない寒さ対策&みんなの寒さ対策

どうもこんにちわ。ワイです。
以前noteに書いた「老猫の寒さ対策について」の続き的なものです。
まだ読んでいない人は是非とも読んでクレメンス↓↓

今年に入ってからも、残念ながら病気や高齢の猫ちゃんたちがやはりというか、冬場に力尽きて命を落としています。

今まで病気で具合の悪かった子が、これまでにない寒波の影響などもあり、この厳しい寒さに耐えられなくなり、このタイミングで命を落としてしまうのかな…なんて考えたり…。

そこで今回はTwitterで私が前々から注意喚起をし続けている「やってはいけない寒さ対策と、全国津々浦々のTwitterフォロワーから募集した「厳しい寒さを乗り切るための寒さ対策」を紹介します。

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■絶対にやってはいけない寒さ対策 その1)逃げ道のない過剰な加熱

こちらのツイート↑↑
これは私の中でも歴代ワースト3に入る黒歴史。
ホットカーペットやブランケットを敷いたあったか空間にへちまを寝かせておきながら、更にストーブ前に連れていくと言った愚行。
これ、自分的には良かれと思ってやった事ではあったんですが、ストーブはオイルヒーターのように部屋全体を温めるのではなくピンポイントに当たった箇所が熱くなるので、熱くなりやすくなるんですよね。
最初はスヤスヤと寝ていたへちまですが、気がついたらほんのり息が上がっており、口呼吸をしていたので、あわててストーブとホットカーペットを切り、温まっていなかった別のベッドに寝かせました。

通常は鼻呼吸の猫が口で息をしているのはよっぽどってこと。
特にへちまのような高齢の猫は、動きが緩慢なので暑いと感じてもすぐに動けない。
自分の意思で体を動かせない障害のある子や病気で弱っている子も同じ。
そしてこれって高齢猫だけでなく人間の介護でも同じことなんじゃないかな。
カイロとかも「自分の意志で貼りはがしができない人にはつけないでね」的なこと書いてあったりするし。

そもそも猫って平熱が37度か38度で人間より2、3度高いってことは、人間に比べて体感温度も2、3度上がるってこと。
人間が「暑い」と感じている場合は猫たちはもっと暑いはずなんだよね。
その場所が寒ければもっと丸まって寝たりくっついてきたりするだろうし、ホットカーペットがあれば十分。
暖かい空間だけで四方を囲むのではなく、どこか一方は加熱していない場所を作るべし。

■絶対にやってはいけない寒さ対策 その2)ホットカーペットの過信!「おもらし」とホットカーペットの最悪の相性にご注意!


※ちなみにホットカーペットをタオルで包むってことに関してトラブルがあったのでそれについては別でnoteを書きます。

こちらのツイートも↑↑歴代ワースト3に入る黒歴史の一つ。
「その1」の応用的な内容にはなるんだけど。

障害オムツを着けることのなかったへちまでしたが、やはりかなりのおばあちゃん。
寝ている時におもらししてしまうことはたまにありました。
あったかタオルに包んだままのへちまをだっこして一緒に何時間も寝た至福のひととき。
私がトイレに立ち上がるためにへちまを起こしたところ、タオルにおしっこのあとが。。。
タオルに包んだ状態のへちまをだっこしてたので全く気づかないでびっくりした。
そりゃそうだよな、へちまも何時間もトイレに起きてない。
その時は私の胸の上に乗せていただけなので何ともなかったんだけど、これが猫用ホットカーペットの上で起きてしまった・・・!
猫用ホットカーペットの上に直でへちまがすやすや。
でもなんか息が上がってる・・・?
よく見ると寝ながらおもらししてしまい、その部分が下に敷かれたホットカーペットで過剰発熱してしまい、その1と同じような状況になってしまった!
口呼吸だけでなく、この場合は低温やけどにも注意!
見た目にはなんともなくとも、皮膚の深部にまでやけどが達している場合があるので念の為病院へ。

また、万一暑さで猫が口呼吸をしてしまった場合は、少し落ち着いたらシリンジでお水を飲ませてあげるといいでしょう。冷たすぎないやつね。
急激に冷えた個所に連れて行くのもヒートショックとか起こしそうで怖かったからやめるべし。

病気の子、障害のある子、高齢の子に関わらず、熟睡している猫が過剰発熱にすぐ反応できるとも限らないので、ストーブやホットカーペットなど「猫の肌に直接触れて温めるもの」の長時間使用は厳禁。過剰発熱の原因になります。
エアコン暖房+サーキュレーター、ホットカーペットは立てかけタイプのタイマー式など、間接的に温まるものを活用しよう。
カイロや湯たんぽにも気をつけてね。


■全国津々浦々、みんなの愛猫寒さ対策

さて、ここからはTwitterで募集したみんなの寒さ対策を紹介します。
参考になる内容がモリモリありまっせ。

エアコンは25度設定、ホットカーペットはタイマー設定必須。
部屋全体が暑くならないように窓際、ホカペ外は少しひんやりできるようにしています。

▲雪国のDさんより。そうそう、退避できる場所って絶対必要よ。

朝の出勤時にホットカーペットを弱で、その上のテーブルに薄手の掛け布団かけてコタツみたいにしてます。
7時間で自動で切れるのでそのあとはエアコン18℃をタイマーセットしてます。
帰宅してからはPanasonicの加湿器とシーリングファン回してます。

▲中部のMさんより。タイマーで切れるのはよき。やっぱり湿度も大事だよね。

我が家は戸建てで全部屋行き来自由にして、リビングのみエアコンつけて、人間用こたつを弱にしています。
人間用コタツの中に、自分の体温で温かくなる蓄熱マットを敷いて、その脇に昔ながらの金属湯たんぽをバスタオル+膝掛けで包んで置いています。

▲九州のKさん。昨年、ネッコが寒さにより膀胱炎になってしまったらしい。

ちな、私は知らんかったけど、「蓄熱マット」というものがあるみたいだよ。

普段はファンヒーターでにゃんずもぬくぬくですが、人間がお出かけで居ないときはコタツ&エアコンです。
コタツと縁側の窓にアルミシート使用と、カーテンにシャワーカーテン(百均の)をプラスして暖気が逃げにくくもしてます。
加湿は洗濯物の室内干し!
コタツは人間用のコタツで、一番弱く付けておいて、四面中一面を子供用の椅子で出入口にしておいてます。
(※カマクラみたいな感じで逃げ道を作っている。)
熱をこもらせすぎないようにしてますよ。

▲東北のRさんより。100均アイテムも工夫一つでいろいろ使えるよね!

うちは布団で過ごすことが多いので電気敷毛布を弱で!
外出時はほぼ付けっぱなしですが、暑いと自分で勝手に布団の上に寝たりして調節してくれます。
ちなみに、灯油ファンヒーターはめちゃくちゃ近付いて毛が焦げるのでやめましたw 毛がチリチリに…
灯油ファンヒーターは猫が近付き過ぎるってレベルじゃないですよw
吹出口に毛が入り込んでます。
猫って毛で熱さが伝わるのも遅いのか、熱いっ!てなる前に毛が焦げてます。
吹出口ガードとかすれば安心でしょうが、ガードつけると意外と広さが必要なんで人間も温まれない気がして、安全なセラミックファンヒーターに変えました。

▲関西のMさんより。いや怖い、マジで。気づいたらやけどしてるとかもありえるもんね。

家に誰もいなくなる時間はエアコンはつけっぱなしで、こたつを消してからこたつの中に湯たんぽを3個入れてます。
と言うのも、こたつもエアコンもそんなに好きじゃない子がおり、あまり暖かくなりすぎると寒い部屋に行ってしまうのでほどよく暖かくしています。

▲東北のMさんより。エアコンは聞いたことあるけどコタツが苦手な子もいるんやねぇ。

ペット用ホットカーペットにオシッコシート敷いてミニ毛布やバスタオル重ねてた。
寝る体勢が整ったら軽め(薄め)の膝掛けを掛けてた。
加湿器は部屋の状態から置くことができなかったので(落ちないように注意して!)ロープ張って洗濯物のタオル干してた。
部屋だけだけど、板の間には張り感のある防水シーツを敷き詰めてた。トイレの粗そうとか嘔吐のためでもあるけど、板の間の冷たさを感じないから寒さ対策にもなってた。
防水シーツは洗えばいいし、床までは浸透しないから臭いが染み付いたり床板が痛んだりしなくて済むから、ホームセンターで洗い変えを何枚も買ったよ。

▲Eさんより。今は亡きねこちゃんの寒さ対策の話をしてくれました。防水シーツ万能だよね。

ちな、「防水シーツ」ってこういうのね。別名「おねしょシーツ」。
床に敷くならフラットタイプがいいよ。

防水対策については過去のnoteも見てね。

じんわりと温まる暖話室がおすすめ。
まず、火を使わないので安全。
オイルヒーターのようには表面温度が熱くなり過ぎないのもよき。
外出時は部屋着にしているカーディガンなどを置きっぱでベッド代わりにご自由に使ってもらってるよw

▲関東のSさんより。

暖話室てなんやねん!!!!!!!!!!!!!!
初めて知った。。。
こーゆーものらしいっす↓↓

更に、こいつを活用しているツワモノのご意見も。

この暖話室にスマートプラグを使って外からオンオフ出来るようにしております。

▲関東のNさんより。

外からオフオンできるとはすばらしい。もっと早くに知っていれば・・・!


▲画像ごと掲載許可をいただいたさいとーさんより。
ちな、枕元にいる抱き枕は「にゃんごーくん」である。


フォロワーのみんな、詳しい寒さ対策教えてくれてありがとう♡
知らないこともいっぱいあってマジで勉強になった!

■寒さ対策3原則は「タイマー」「逃げ道」「加湿」

今まで散々話してきたが、猫の寒さ対策はズバリ、

★タイマーで切れる暖房設備。つけっぱなしはNG。
★四面を熱さで囲むな!逃げ道を作るべし。
★加湿も同じくらい大事。(加湿器が置けないおうちもあるので一概にとは言わんが)

ということだとワイは思います。
これから春になるが、まだこの数週間は厳しい寒さが続くので、老若ニャン問わず、寒さ対策&猫の健康管理はしっかりとやっていきましょう!

他にも読者さんオヌヌメの寒さ対策があったらコメントやワイのTwitterに書き込んでクレメンス。
ではまた✋

▲あったかタオルに包んでへちまを胸の上に乗せて一緒に寝た至福のひと時。このぬくもりがもう感じられないと思うと、この冬は一層寒い。


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