見出し画像

猫のためにできること

先日、フォロワーの大切な大切なねこちゃんが亡くなった。

その人の猫ちゃんは大病を患っており、その治療について
どうしたらいいか悩んでいるとDMをくれた。

その人はツイアカのフォロワーがそれほど多くなかったので、
余計なお世話とは思いきや、猫フォロワーがちょっとだけ多い
私のアカウントにて、その子の病気について同じような境遇の
人がいたらアドバイスが欲しい旨募ったところ、ものすごい量の
RTとリプライをもらった。
(つまり伝書鳩。)

主さんはとても勇気づけられたと思う。
みんなその節は本当にありがとう。この場を借りてお礼を言う。


言うて、もう猫と暮らしていない私ができることと言えば、
そのように猫フォロワーに情報提供や拡散をお願いすること
くらいしかできない。(要するに伝書鳩。)

そして、私はもう猫を迎えないと固く心に決めている。(つもり)

しかし、猫を25年生かしたという実績はある。(まぁまぁデカい)

そんな今の私の立場で「猫のためにできること」ってなんだろう
と考えてみた。

私と同じように過去に猫と暮らしていた人や、
猫と暮らしたくてもさまざまな理由でできない人への
モヤモヤの解消に一役買ってもらえたらうれしい。

なお、こちとらトリ頭のため、昨日の晩何を食ったかすら
覚えていない
ので、過去に書いた同じようなことを
また言っていても、生暖かく見ていてほしい。


■猫のためにできること その1)情報はしっかりと見極める。


猫と暮らしていない自分が猫のためにできることって、
困っている猫たちへの「支援」。

まぁシンプルに言ってしまうと「金」なんだよね。

でもその金を払うのにも、きちんと信頼できる情報なのかを
見極めることが大事なわけさ。

前にも書いたやもしれんが、私はむやみに里親募集や
命の期限、寄付のRTはしない。
正直キリがないからだ。

あと、これもガチ正直に書くが、やはり全く絡んだことのない
通りすがりの人に支援はしづらい。
ある程度絡んでその人の人となりをきちんと判断してから
じゃないと支援はできない。

それと、最近多い駅前にデカい犬座らせて寄付を募っている
団体も信用していない。

ちゃんとした団体なのかもしれんが、この間なんか
炎天下の中長毛の犬を長時間座らせて寄付募ってるぽかった。

別に寄付を募るのは勝手にやればいいが、炎天下に
犬を連れて何時間も座らせておく必要ってあんの?

犬(実物)を連れてこないと募金してもらえないって
お前らの実力・アピール不足なんじゃねぇの?って思ってしまう。

なので、支援するのはいいが、するならするでその支援の行き先が
いったいどこに行くのか、もっとぶっちゃけて言ってしまうと、その
支援の内容って本当なの?って疑ってかかるくらいでいい
と思う。

それだったら私は最寄りやお世話になった動物病院が
行っている機関などに支援をしたほうがよっぽどいいと思う。

猫カフェや譲渡会やってるボランティア団体を
フォロワー間でリサーチしてそこに寄付するのもいい。

とにかく、金の絡む支援については「一見さんお断り」で
いきたいところ。

自分が過去に利用したことのあるペット用品のサイトや、
フォロワーがお世話になっている譲渡会のボランティア団体とか、
「得体の知れる団体」に寄付をすべきだ。

私がかつて閉店時にガチ泣きした「アムリット動物長生き研究所」の
中の人たちが運営している「ティアハイム小学校」などは積極的に
支援していきたい。


■猫のためにできること その2)支援なら見える形で。「物資」で支援する。


私がお勧めしたいのはAmazonの「ほしいものリスト」を利用する方法だ。
これは簡単に言うと、その人がAmazonで「ほしいものこれっす。」と公開しておくと
支援したいと思った人が代わりにそれを買って送ってくれるシステム。

昔はインフルエンサーなんかがこれをやっていたが、今は保護猫団体や
FIPなどの難病を高額な治療費でカバーしなければならない個人なども
普通に利用している。

私自身も、安月給で毎月何万も掛かる愛猫へちまの高額な検査代に
頭を悩ませており、常に金がなかったが、このほしいものリストを何の気なしに公開したところ、それはそれは数えきれないくらいの物資をたくさんの方から送ってもらい、本当に救われた。

ご飯やペットシーツなどの消耗品、いくらあっても困らないもの、
余裕があったらほしいなと思っていたお皿やサプリメントなんかも
たくさんいただき、浮いたお金でへちまの検査費用を賄うことができて
本当に本当にありがたかった。

そして、今回のnoteの冒頭で情報提供を呼び掛けていた
猫ちゃんのご家族にも「Amazonのほしいものリストを作ってクレメンス!!」
と頼んで公開してもらい、私も微力ながら協力させてもらったし、
たくさんのフォロワーが協力してくれた。

残念ながら猫ちゃんは旅立ってしまったが、近所に10匹以上の多頭飼い
をしているおうちに寄付してくれるという。

ほしいものリストに「マジでいくらあっても困らないもの」を載せておけば
もらったほうは本当に助かるし、送った方もゲンナマよりも
送りやすく、またゲンナマと違って使用用途も明確なので
悪用される恐れもなく、送りやすい。

何より、基本そこに支援してくれる人ってだいたいどこんちの猫でも
かわいいと無条件に思ってしまう人種なので、自分が(ネット上でも)
知ってる人んちの猫ちゃんの役に立てるとなると、送る方もハッピーな
気持ちになれるってもんだ。

もし、あなたが猫との生活に金銭的な苦しさを感じているなら、
遠慮なくほしいものリストを公開するといい。

「んで、ほしいものリストからモノを送る仕組みってどうなってんの?」
と思うやつもいるだろうが、ここで説明するのはクソがつくほどめんどくさいので
匿名でリストを作るやり方を書いてくれてる記事を載せておく。


■猫のためにできること その3)情報に敏感になれ。


すんごい簡単に言うと「猫好きならツイッターをやって交流しなさいよ
ってことw

ツイッターによって猫好きの人たちと交流し、たくさんのことを
知ることができた。
Catlogを知ったのもツイッターのおかげだ。

いろいろな猫好きの人と仲良くしておけば、猫の最新の腎臓病の
治療についての情報を得たり、こんな便利なものが存在する、
新しく発売される などの情報交換ができる。

それに時には困ったときや判断に迷うときにフォロワーに
問いかければ、誰かしらが答えをくれたりするし、
自分も誰かが困っていることがあれば答えられる。

SNSでそういった交流を一切しない人にとっては信じられない
話なのかもしれないが、リアル世界のうわべだけの付き合いの
人間よりも、その人の「素」が出るツイッターのほうが
断然信用できたりする(しすぎてもいけないけどね)。
正直、「どこの馬の骨か」が顔も見えないのにわかっちゃったりする。

その証拠なのか何なのか知らんが、私は基本的にクソリプ
をもらったためしがない。

猫に関しては、SNS上ではみんなとても真剣なのだ。
「あたしんちの猫かわいいでしょ?みんな見て。あたしんちの猫が世界一だから。」
という感じではなく
「うちのねこ超かわいい!〇〇さんとこの●●ちゃんも超かわいい!!!」
みたいな感覚。

フォロワーが猫を迎え入れたらうれしいし、フォロワーの猫が亡くなったら
引くほど悲しくなるし「なぜ・・・自分が代わりに・・・」と思う。
人んちの猫ですらね。

みんなでみんなの猫を見守っているような気がしてる。(勝手に)

■猫のためにできること その4)好きだからこそ何もしない。

以前のnoteにも書いたような気がするが、いくら猫が好きでも、
衣食住などのてめぇの最低限の生活すらままならない状態で猫を
迎えるのは違うと思うし、
自分や自分じゃなくても家族がアレルギーで…などのやむを得ない
事情により猫を迎えられない人は、猫が好きだからこそ余計なこと
をせずに「黙って静観する」

というのもできることの一つだと私は考える。

ここで最低なのが、
「母がアレルギーだけど拾ってしまえばOKしてくれるだろ!と猫を拾ったが、結局ダメで元居た場所に捨ててきた。」

とか

「近所に野良猫がいてかわいそうだと思って餌を撒いている。最初は3匹しかいなかったがしばらくしたら子猫含めて10匹くらい増えていた」

など、飯を食わせて猫を集めるだけ集めて、避妊手術も何もしないで放置
みたいなことだ。

正直そんなやつらは死んだほうがいい。
死んでお前の寿命を余命少ない猫に配分した方がいい。

自分のキャパの中で「何ができるか」を考え、無理があるのであれば
「何もしない」というのもひとつの選択だ。

「猫がかわいいから」「かわいそうだから」なんて感情論だけで
中途半端に何かをするくらいならやらないほうがうよっぽどマシ!

■猫と暮らしていなくても、猫を想う気持ちは変わらない。


猫と一緒に暮らしている人が必ずしも猫好きではない。
逆に猫と暮らしていない人だって猫への愛であふれているってことも少なくない。

自分できちんと情報を見極め、「不幸な猫を救う」ではなく
「一匹でも多くの猫に幸せになってもらう」

という考え方にシフトする段階に入ったなぁと、猫と暮らさなくなって一年経って私は思うのだ。


▲Nクールを満喫するへちま。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?