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高知の「にこ淵」と仁淀川で水を満喫した話

疫病がまだ収束していないのに観光地の話をするのはどうなのか……と迷いましたが、今書かないとずっと書かない気がするので、行ってきたばかりで印象が新しいうちに書くことにしました。現地へは、折を見てお越しくださいませ。

にこ淵(にこぶち)

見出し画像は高知の「にこ淵」。水神の化身が棲むと言われる滝壺です。

写真家の高橋宣之氏が撮影した美しい「仁淀ブルー」で知られる、比較的新しい名所です。「にこ淵」自体は昔からあるのですが、今年の春に階段が整備され、安全に降りて近くで観られるようになりました。

高橋宣之氏の写真のことは、スピッツの『さらさら』というシングル(2013年)のジャケットで知りました。写真のイメージ通りの、さらさらと水に包み込まれるような優しい曲です。

にこ淵の水はとても澄んでいます。時間帯や日光の状況によって様々な表情を見せるらしく、私が行った時は綺麗なグリーンでした。

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高知アイス

にこ淵に行って、あちこち寄り道して、帰りに「高知アイス売店」で美味しいアイスを食べました。

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(「やりゆうよ」は土佐弁で、やってますよ、営業中ですよ、という意味)

「売店」と言いつつ、中に入るとやたら眺めの良い喫茶スペースがあります。

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(河原に小さく見えてる人型の点は、釣りをしているおじさんです)

オールドレンズでも撮ってみた。

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この川は「仁淀川(によどがわ)」といって、西日本最高峰の石鎚山(愛媛県・1982m)に水源がある一級河川です。愛媛県内では面河川(おもごがわ)と呼ばれています。

国土交通省の「水質が最も良好な河川」に何度も選ばれている清流です。

仁淀川

さらにその帰りに、仁淀川の河原にも降りてみました。

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河原に立つだけでも広々とした景色に気持ちがスーッとしますが、ズボンをまくって水に入ると、流れが足に直接感じられて非日常感がぐっと増しました。意外に強い流れでした。

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足元をよーく見ると、そこかしこに魚が泳いでいました。3cm〜8cmぐらいの小さな魚です。腹這いになって泳いでいるハゼっぽいのとか、石についた藻を口でツンツンつついている、鮎の稚魚かも?って感じの小魚もいました。

川底は一面の石で、角の取れた丸みを帯びた石ばかりとはいえゴリッゴリの足つぼマッサージ状態です。遊びに行かれる際は、履いたまま水に入れるビーサンなどを持参することをお勧めします。

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以下、オールドレンズで撮った「にこ淵」の水です。「みんなのフォトギャラリー」に登録するので、機会があればお使いいただけたら嬉しいです。
(「ikekyo」で検索すると出てきます)

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お読みくださってありがとうございます!