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ガールズバーのジレンマ

"ガールズバーのジレンマ"というものがある。いやあると言うのは嘘で、個人的にそう呼んでいる現象がある。いやいや、そもそも実在するものではない概念なので、自分の中には少なくとも存在するので、あるので、あると言っていいのかもしれない。いいのではないか。

まあそんなあるかないかはおいといて、そうそう、"ガールズバーのジレンマ"と自分が呼んでいるものがある。これは過去最もどうでもいい話か、または誰かに怒られる話かもしれない。

街を歩いていると、ガールズバーの女子が立っていることが時々ある。客引きだ。「ガールズバーどうですか〜」とか言ってくる。ような気がする。忘れたけど。

これの何にジレンマがあるんだ、と言うと、この客引きに出す女子を誰にするか、と言うところにジレンマがあるのではないか、店長にとってはリソースアサインのジレンマがあるのではないか、と言うことを、声をかけられるたびに思うのだ。

例えば、声をかけられたとする。ものすごくカワイイ!と惹かれたとする。でもその子は客引きをしているので、お店に行ってもいないのである。そう思うとまあ行かないような気がする。

うーん、例えが悪いな。店長視点で考えよう。エースがいたとする。このエースを、店内にいて接客してもらうか、客引きに行ってもらうか。客を呼べなければ営業はできない。しかしエースを外に出してしまうとお客さんに来てもらった後の体験においてベストな配置ではない。

自分が店長なら、このエースの子を営業に出すのか、接客をさせるのか、どっちにするか悩む気がする。これって普通の会社のアサインの悩みと結局同じなのでは。とか思うわけだ。もちろんアウトプットじゃなくて個人、人間そのものが価値であるビジネスであることでよりその悩みが強いとは思うが。

ちなみにガールズバーのシステムはよく知らないので、例えば客引きに出た女子が客を捕まえて店まで来て接客して歩合、みたいなハンティングシステムだと問題ないのかもしれない。いやでもそもそもエースを客引きに出すかどうか、と言う悩みはいずれにしろあるはずだ。寒いし辛いしで辞めちゃうかもしれないし。考えると面白い。自分ならどんなシステムにするだろう。システム考えたり作ったりするのは好きなのである。

noteの入力UIがたまにバグってカーソルが表示されず入力できない時がある。10分制限のうちにその状態になると非常に辛い。

今日も10分。続く。

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Photo by Rene Böhmer on Unsplash

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