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エクストラバトルの日優勝「パッチラゴンVMAX」デッキ解説など

1. デッキ概要(店舗さまツイート)

こんにちは、いけこです。
11/22を有給休暇として4連休にしたはいいもののむちゃんこ暇なので、この週末もポケモンカードゲームプレイヤーやってます。余計な買い物をしたためにますますお金がありません。エクストラの大会がいっぱい開かれてて楽しいですね。最近はちゃんと準備しないと勝てないことを悟ったのか、人が減ってきたような印象があります。参加費900円でぜんぜん要らない商品買うのも結構しんどいですよね。
というわけで11/21(日)にドラゴンスター京都店さまで行われた公式イベント「エクストラバトルの日」(参加28人)に出場して優勝できました※ので、僭越ながら今週もデッキ解説記事を出します。使用デッキは「パッチラゴンVMAX」です。
※28人の参加に対して3回戦で終了するため、全勝者は私を含めて3〜4人出ています。順位決めはサイドの得失点差((取ったサイドの枚数)−(取られたサイドの枚数))で行われるというルールでした。公式が「そんな感じで順位つけたらええで」みたいなことを言ってるらしいです。ちなみに私の得失点差は「(4-0)+(6-0)+(6-0)=16」でした。まあ勝てればそうなるよね。

そもそもパッチラゴン単の優勝報告はそんなに多くない(そんなに使われてないから)ように思いますが、今日のリストは(少なくとも僕の調べた限りで)採用されているのを見たことがないカードを複数採用し、けっこう臨機応変に動けるようにしたせいで人を選ぶデッキになってます。完成度は体感8割くらいですかね。
20枚を非公開としましたが、CL愛知では使わない気がするので有料部分に全レシピ置いてます。無料部分もごちゃごちゃ書いてるので参考までご一読くださると幸甚です。
「スタンダードの連撃ウーラオスをいじりました」みたいなデッキがキツいですが、そんなにいないので踏まないことをお祈りしましょう。

2. FAQ

・なんでパッチラゴンなんですか?
今回参加した店舗さまのルールで優勝するのに適していると考えたからです。全勝は前提になるわけで、たとえばLOとかウルガモスVとか、比較的簡単に勝てる部類のデッキはそれなりにあると思いますが、多くのデッキは確実にサイドを相手に献上します。また、チームで参加されている方は自分が負けてもチームメイトの優勝を助けるために、負けが確定していても取れるサイドを無理やり取ってくる可能性があります。テテフとかデデンネとか。自分のサイドは自分で守らないといけないんですね。
1位以外は無価値となると、サイドを1枚も献上したくなくて、しかもサイドを6枚取りたいんですよね。そこで僕が候補になると考えたデッキは下記の通り※。
※こんな思考でデッキ選択する層はそんなに多くない(全勝するという前提を満たせなくなる可能性が高くなります)ので、ウルガモスとかカイリューといったTier1のデッキタイプはこのタイプのルールでもかなりいます(こくばは異常に多いですが)。

 ① パッチラゴンVMAX
 ② 特性「みつりんめいさい」のジュナイパー
 ③ モクナシラフレシア
 ④三神ジュラルドン

②はかなり現実的な選択肢だと思った一方で、だいたい「うらこうさく」のみなさんと組むことになるのが微妙だと思いました。三神(最近はカイリューVに加えてスイクンVもいますね)が「やまびこホーン」とか「ターゲットホイッスル」とかなんかよく分かんないケーキみたいなやつ※とか言ってきてジュナイパーじゃないポケモンを無理やり倒されてサイドを複数枚持っていかれる(最悪負ける)パターンがあるんですよね。
※「魅惑のポフレ」のことです。
③は大前提としてじゃんけんに勝たないといけないので却下。全部後攻取れて毎回グッズロックが決まったとしても、例えばウルガモスVにしっかりケアされるとサイドを取られます(というか負けます)。
④は多分全勝できるだろうなと思いましたが、多分アセロラとポケモン回収サイクロンくらいしか回復手段を採用できず、三神がカイリューVにワンパンされてサイドを取られるねえと結論(そもそも、水エネを採用していない場合のカイリューV側は勝ち筋が「三神を「やまびこホーン」使って2回取る」になるんですよね※)。あとそういう気分じゃなかったですね。
※ジュラルドン側にはだいたい「ポケモンレンジャー」が入っています
①は弱点を突かれるデッキがTier1におらず(何なら多くの対面で有利)、また、「頂への雪道」を割るのに必死にならないといけないデッキが多いため、結構やりたいことが通せると思われたので採用。モクナシは先述の理由から今回のルールでは使いにくいので、使用者は少ないと見て切りました(こちらがポケモンを1体しか出さなければ相手は「グズマ」を宣言できないため、モクナシ側がグッズ4枚構築の場合はエネのついてないポケモンをバトル場に固定すればLOが見えたりもしますが、ゴリラも入ってるアグロ寄りのやつはマオスイで粘られた末にシェイミ◇まで出てくるので、相手が分かり手だとしんどいと思います。そんな練度のプレイヤー当たったことないけど…)。
環境にいるLO系でサイド取れるプランがあるのはドンカラスとトゲキッスになりますが、どちらも勝てる寄りのデッキな気がしたので無視。アイアントとかカビゴン(プラズマ団)のLOとかファストレイドワンキルは優勝目指してないデッキなので当たったら下振れです。そもそもカビゴンにはクラハン次第で勝てる可能性があります。
ザシアンV-UnionやピカチュウV-Unionもかなり負けそうな対面ではありますが、雪道で止まったらいいね。
とにかく、大会の形式に沿ってデッキ構築するようにしています。例えば、CLは予選が9戦あるから「博士の研究」を増やして事故率を下げるみたいな話はたまに聞きますが、そんな感じですね。

・単デッキってマリガンしんどくないんですか?
→たしかにめんどくさいですね。今回は最初の2戦マリガンなしから最終戦は6回マリガンとなりました(ちなみにパッチラゴンVを引けた回の残り札は雪道4枚、サーチャー、初手では使えないカードで絶望感ありましたがトップトレーナーズポストで誤魔化せました)。
で、確率なのですが、手元の電卓によればたね4枚構築で7枚確認してたねポケモンがいない確率はほとんどちょうど6割(60.05004%)で、4回目のマリガン(5回目の7枚確認)でもたねポケモンがいない確率は約7.8%らしいです。PTCGOでたね4枚構築使ったり使われたりしてる感じでも3〜4回マリガンしてることが多い印象です(1度だけ相手が12回マリガンしていたことがあります)。VMAXの単デッキだとたね3枚構築もあり得るわけですが、たね3枚構築の場合、1回の試行でたねが引けない確率は約7割(68.45704%)で、5回の試行でもたねが引けない確率は15%になります。

3. 使いやすそうなリスト

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最初に考えたダメージ性能寄りのリストです。PTCGOで当たって負けたときの対戦相手さまのものを参考にしました。どう頑張っても単騎にならないのでカブは採用していません。そして、どう頑張っても単騎にならない(≒相手の最初の攻撃でサイドを2枚取られる)のでボツにしました。構築を詰めてないので嘘くさい部分は残っています。
調べたらかーなり似てるリストが最近トレーナーズリーグで優勝してましたね。実際、勝率自体はこんな感じの方がよいと思います。
2体立てて両方生き残った場合、ジャイアントボムは2体ともに貼るプレイングが必要になる場合があるのだけは頭に入れておきましょう。ジャイアントボムを0にしてゴツゴツメット2枚+エレキパワー4枚でもそんなに悪くはないような気はします。ジュナイパーが詰むし。

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