【あしながおじさん】余談:自分のためにお金使ってますか?
経緯を書き始めたら、想像以上に長くなってしまったのですが、その中でもさらに余計な部分は、こちらの記事に分けました。
もし、今回の私の記事を読んで「なんで、人に10万円渡さなきゃいけないの?」って感じた人がいたとしたら、それはぜひご自分のために一度使ってみてほしいと思っています。思いきって豪華旅館で温泉旅行!ができたらいいですが、そんな規模じゃなくても、前から欲しいと思ってたワンピースを買ってみるとか、いつもは我慢しちゃうランチのデザートを追加してみるとか、プチ贅沢でも。
「10万円あったら、これやってみたいな」っていう気持ちがある方は、ぜひそれをやってみてほしいんです。今すぐじゃなくてもいいです。でも、いつか来る老後の資金のために貯金するんじゃなくて、今のあなたが幸せになるために使ってみてください。10万円って安い金額じゃないですよね。それを使ってやってみたことは、結果がどうであれ、絶対に得難い何かを連れてきてくれるんじゃないかと思います。
なんだか、我慢してる人が多いのではないかと感じる毎日で、たぶんそれは私だけじゃなく、この時代に生きてる人はみんな、多かれ少なかれ感じているんじゃないでしょうか。
それで、もしかしたらちょっとした贅沢で満たされる気持ちもあるんじゃないかなって思ったんです。自分の意識次第で、感じ方を変えられることかもしれないし、お金で解決できることも、けっこうあるんじゃないかなって思っています。
ちょっと話は飛びますが、私が小学1年生のときに阪神淡路大震災がありました。社会人1年目には東日本大震災が起きました。幸いにして、私は大きな被害を体験せずに、今まで元気に幸せに暮らしてます。でも、そのせいなのか何なのか、明日死ぬかもしれない世の中に生きてるという感覚は子どものころからあって、毎日できるだけ後悔なく暮らしていきたいって気持ちが強いほうなんだと思います。病気にしろ事故にしろ、明日も私が元気で生きてる保証はないよねって。
そうなると、日々のすべての瞬間において、いかに悔いのない選択をするかっていう連続なんですよね。今この瞬間に地震の揺れが起きたとして、「あぁ、さっきコンビニで迷ったプリン、食べておけばよかった」って思いたくないんです。150円をケチるなよ自分!って、絶対悔しがると思うんです。
読みたいマンガも観たい映画も舞台も、やってみたいことも、会ってみたい人も、まだまだまだまだ山ほどあるのにいるのに、後悔して死にたくない。その手段としてお金があって、手元に今あるのに、なぜそれを使わなかった自分?って。もし私が死ぬときにものを考える時間の猶予があるとしたら、絶対に通帳残額のことを考えると思います。ああーまだ30万円残ってたかー、ヨーロッパ旅行に行けたなぁ……とか。
ここまで書いてみて気づいたのですが、今回の私のお願いをちょっとイイ風に言えば、「みんな、もっと自分の好きなことやって生きていこうよ」っていう提案でもあると思いました。「山田に渡すくらいなら自分で使うわ!」っていうキッカケにしてもらえるなら、私としてはすごく嬉しいことです。
(とはいえ、私は今まじで困ってるので、いま他にやりたいこともないからって方は、ぜひ私への支援をお願いします。お金を返済し終わる2年後までに、「あぁー。あのとき、あしながおじさんやってよかったなぁ」って思ってもらえる予定です。しつこい)
幸せの感覚なんて、人と比較できるものではないですが。私は本当に今まで恵まれて生きてきて、関わってきてくれたいろんな人に感謝の気持ちがあって、おこがましいけど同じ時代に生きてる人たちがみんな幸せに生きててほしいなって欲望があるんだと思います。その幸せになる手段としてお金があるのだとしたら、使ってみんな幸せになろうよって。そして、今回、私にご支援くださった方には、幸せになってもらうべく全力でがんばります。
(冷静になればなるほど、何を言ってるんだと頭をぶっ叩きたくなることばっかり書いてますが、伝わる人に伝わってほしい。よろしくお願いします!)
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