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関数紹介:vlookup前半

この記事をご覧のみなさまこんにちは!
spreadsheetコンサルタントを名乗っております池戸です。

何本目の記事か分かりませんが、最近ようやくnoteの使い方というか、noteでの改行の仕方がわかってきたような気がします(笑)
(Shift+Enterで行を詰めた改行ができるとか)

今回ご紹介するのはvlookup関数です。
おそらくかなり利用される頻度は多いが、同時に躓きやすい関数でもあるのかなとも思っています。
まずはgoogleのリファレンスからご覧ください

垂直方向の検索。 範囲の 1 列目で指定したキーを垂直方向に検索し、同じ行内にある指定したセルの値を返します。 詳細

これだけだと中々わかりにくいですよね(^▽^;)
理解してほしいことは一つだけでvlookupは検索する機能を持っているということです。

ではvlookupを理解するために構文を読み解いていきましょう!

VLOOKUP(検索キー, 範囲, 番号, [並べ替え済み])

上記のようにvlookupの構造は4つの引数によって成り立っています。

検索キー

検索キーという引数は検索するキーワードを表しています。
例: 42、"ネコ"、I24 などのキーワードを指定することができます。

[例]みかんを検索してくださいという指示を出していることになります。
スクリーンショット 2020-07-28 1.49.35


範囲

範囲は検索する範囲のことです。
注意事項としては、検索するキーワードが必ず1番左の列に含まれていないとvlookup関数は機能しません。

[例]みかんを含む「果物の名前」と「価格」の2列の範囲を検索します。
    上から順に検索して、検索キー(みかん)と一致する行を特定します。
スクリーンショット 2020-07-28 1.57.37


番号

番号は範囲の1番左の列から数えて何番目の値を結果として返しますか?ということを指定します。
(※整数のみ指定できます。範囲の列数以上の番号は指定できません)
[例]今回は「果物の名前」の列を1列目とした時に2列に該当する価格を取得したいとします。その場合には画像のように2と指定して2列目の値を結果として返すように指示を出します。
スクリーンショット 2020-07-28 2.02.23


[並び替え済み]

truefalseで指定します(指定しない場合にはtrueが適用されます)。
完全一致の答えがほしい場合にはfalseを指定します。
なので、基本的にはvlookupの4つ目の引数はfalseと覚えておいて問題ありません。

※引数に出てくる[]に囲まれた部分は任意の引数を表しています。

さてこのvlookup関数について冒頭で躓きやすい関数ともご紹介しました。
なぜ躓きやすい関数なのか?それは以下のような販売の履歴をとるようなデータがあった時に、単価を上記画像のようなリストから取得したいとした時に相対参照と絶対参照の扱いに慣れていないと躓くことになります。

記事が長くなったので、躓きポイントとその回避策については改めて解説することにします。

まとめ

vlookup関数の機能は検索すること

引数は4つ指定する
- 検索キー(検索するキーワード)
- 範囲(検索するキーワードが1番左の列に含まれる範囲)
- 番号(検索するキーワードが含まれる列を1列目とした時に何列目を取得したいのかの指示を出す)
- [並び替え済み]:falseを指定する

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