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トランプへの憎悪の驚くべき真実

The surprising real reason for the hate against Donald Trump

STEVE JALSEVAC

昨今耳にするドナルド・トランプへの不平、不満をぜんぶ忘れよう。トランプ政権および保守派を攻撃する戦争は、ますます醜悪で暴力的なものになっている。すべからくこの戦争は、ある一つのムーブメントを形成する巨万の富を持つエリート層によって指揮され資金提供されている。そのムーブメントとは、過去数十年にわたって、恐ろしい勢いで世俗化と国境の消滅と人口削減をすすめてきた、新世界秩序(New World Order)および世界政府とともにある。

以下のRemnant TVによる動画をご覧になることを強くおすすめしたい。危機的状況が一望できる。過去40年余りにわたって見聞きしてきた自分の経験に鑑みて、この動画が核心を突くものであることは疑いない。全米および全世界に轟くほどの唸りをあげる、よく組織化された、悪意に満ちた、意志のない、自然発生的な、多くの都市や国々で起きている「自発的」デモの正体をこれほど説明できるものは他にない。

https://www.youtube.com/watch?v=X_xN0u2d7AI

様々な立場からこの新世界秩序というムーブメントに乗っかっていたすべての人々は、ヒラリー・クリントンの当選により彼らの計画が最終段階に至ることを信じて疑わなかったのである。バラク・オバマとヨーロッパ連合や国連の有力者をはじめとするエリートたちのもとで、彼らが長らく求めてきた権力の掌握に向けてすべてが一気に加速していたのである。その権力をもって、彼らは国際社会をラディカルに変容させ、あらゆる国の経済を完全に支配下に置き、国々の主権を消滅させ、劇的な社会変革と極端な人口削減政策を世界に植えつける用意ができていたのである。

ドナルド・トランプの当選と上院、下院、州知事などで共和党が過半数を占めたことは、彼ら「一つの世界論者たち」の手練手管を行き詰まらせた。それは彼らにとって、彼らの世界とその邪悪な計画がひっくり返されてしまう巨大地震のようなものだったのだ。神に等しい万能の力をもう少しで手中に納めるはずだったのに、その夢が打ち砕かれ、彼らは怒り狂いヒステリーに陥った。彼らの究極のゴールとは(アダムの傲慢がおかした大きな罪である)人が神に成り代わることなのである。

以下に、新世界秩序ムーブメントのいくつかを取り上げよう。それらはいずれも互いに強く関係しあっているものである。

今や完全に共謀する、腐敗した国連EU。ナイジェル・ファラージ(※イギリス独立党党首)がトランプの政策を非難する欧州議会に噛み付いた。こちらの動画を参照(約1分後)。
プランド・ペアレントフッド(Planned Parenthood)をはじめとする中絶と避妊の普及にいそしむ国際的な組織。
人口抑制に関わるあらゆる組織。
大富豪ジョージ・ソロスとソロスが何億万ドルもの資金を供給して設立したラディカルに社会を煽動する数々の組織。ソロスは邪悪な新世界秩序ムーブメントを推進する主要人物の一人である。
地球温暖化・気候変動ムーブメントのリーダーたち。わけても彼らは資本主義の破壊世界人口の削減を望み、また汎神論的なオカルト主義に傾倒する。
ほとんどの西洋社会のマスメディアは新世界秩序エリートたちの支配下に置かれている。その情報発信をコントロールする者たちは、恥知らずなプロパガンダと嘘を撒き散らし、騙されやすい無知な市民を陥れる。
戦闘的なゲイの権利・トランスジェンダー・急進的なフェミニストのムーブメント(自由で社会的に健全な主権国家の基礎となる結婚や家族を破壊するムーブメント)。
マルクス主義者、無政府主義者、その他暴力的な社会的急進派のグループはおおむねジョージ・ソロスの資金援助を受けている。
アメリカの公立の教育機関は、もうずいぶん前に、とりわけ莫大な助成金を得た極左の教師たちの組合によって乗っ取られ、学生たちに反アメリカ、反キリスト教のイデオロギーにもとづく世界観を日々布教している。ここ数年の間に学生たちは、完全に一方的な、大きな社会変革を不可欠とする気候変動というイデオロギーを教え込まれ、それにすっかり服従させられている。
世界中で多大な影響力をもつ、メーソンや同種の無神論者の結社、キリスト者を憎悪するエリートたち。
もっとも驚愕すべきは、バチカンそれ自体がそこに巻き込まれているように思われることである。まさにフランシスコ教皇やドイツの司教たち、そしてフランシスコの側近の者たちは、先進的な「一つの世界論者たち」の多くとの関係をあからさまに強化しており、(中絶やゲイの“結婚”に反対し、大家族を擁護するフランシスコの力強い声明とは相反する)彼らをバチカンに招待し、会談をおこない助言を求めるなどしている。情報筋によると、ジョージ・ソロスは、フランシスコ教皇が選出されたコンクラーベのあいだベルゴリオ(※フランシスコ教皇の本名)が教皇になるよう支援していたという。歴史上はじめて新世界秩序のムーブメントは、気候変動や国境の開放、そしてさらには(現在その渦中にある)新しく世界化されたカトリック教会にふさわしい道徳や宗教上の務めを力説するローマ・カトリック教会の頭から、彼らのアジェンダの多くに対し公に強力な後ろ盾を得ることになったのである。バチカン内部に、人口抑制や避妊具の使用や小家族、同性愛者の受容などが支持できるよう道徳や宗教上の問題に関して根回しをしている者がいるようである。やはりそれらと相反する声明がフランシスコから数多く出されているにもかかわらず、いたるところで根回しの事実を裏付けることができる。ここにもここにもここにもここにも、そしてここにも
世界の億万長者や巨大企業の多くが、このムーブメントに呑み込まれていった。すなわちビル・ゲイツ、アップル社、マイケル・ブルームバーグ、ウォーレン・バフェット、マーク・ザッカーバーグなどなどである。
イスラム過激派について―アンジェラ・メルケルやEUのリーダーたち、ジョージ・ソロス、そしてカトリック教会内部にもいる「進歩的な」新世界秩序の提唱者たちは、攻撃的なイスラム原理主義者(多くのイスラム教徒はイスラム原理主義者ではないが、あまりに多くの者がそうである)の西欧への不自然な大量流入を操作し、一つの世界であり国境が開け放たれた新世界秩序を強引に西欧にもたらそうとするのである。またイスラム原理主義者たちも、キリスト教文明への最後の一撃を手助けしようと、かつてのキリスト教国に押し寄せる。国境開放論者であるジャスティン・トルドーの率いるカナダは、このムーブメントを強力に推進している。イスラム過激派がその歴史上一貫した、世界を征服しイスラムとイスラム法をすべての国に押し付けたいという欲望を抱いているなら、一つの世界論者たちは極めて危険なゲームに興じていることになる。他のどの宗教とも異なる、その全体主義的でイデオロギーに偏った政治的宗教を前向きに、財政的に、段階的に受容することが、古来イスラムの世界支配に向けた闘争の強力な復活の原因となっている。

トランプとその政権担当者たちは、このほとんど悪魔的な、止まる所を知らない襲撃に耐えられるだろうか。選挙のあいだ多くの人が彼のために祈った。そして驚くべきことに彼は勝利した。大統領の数々の個人的な欠点にもかかわらず、彼が多くの正しいことをおこなおうとしているのは明白である。もし彼が正しいことをしていなかったなら、ここまで激しく憎悪されることもなかっただろう。

このまま道を逸れないで神の意志に仕えることができるようトランプと彼の政権担当者たちを守り、導き、鼓舞するために、さらに多くの祈りが必要である。トランプ大統領とその首脳陣の物理的な安全のためにも特別な祈りが必要だ。

ドナルド・トランプの当選によって、キリスト教文明が残したものに向けて仕掛けられてきた過去数十年におよぶ戦争は、どこまでも醜い邪悪な戦争であったことが突然白日のもとに晒されることになった。これまでこの戦争は一方的に、一つの世界を目指す進歩派の側が攻撃するのみであり、それに応じて防衛する側のキリスト者および彼らとつながれた非キリスト者の連合部隊は、へっぴり腰で、おそるおそるまとまりのない抵抗を試みるしかなかった。

ドナルド・トランプの当選によって、これまで水面下で進行していた物事が突然すべて明らかにされることになった。世界規模でおこなわれてきた文化戦争を、不可避的に頂上決戦に向かわせることになった。

これは良いことである。だが「良いこと」は、自衛の戦争を一つの世界論者たちを完全に打ち負かすよう駆り立てる熱意に応えていかなければならない。世界中で起きている善と悪との争いにおいて、集団も個人も誰もそこから逃れることのできない当事者になるという現実に気づくときが来たのだ。

この状況がどれほど深刻か、いくら大げさに言っても誇張にはならない。

後にヨハネ・パウロ2世教皇となるカロル・ヴォイティバが1976年に発していた警告を心に留めよう。

わたしたちは今や、人類がかつて経験したことのない、歴史上もっとも重大な対立を前にしているのです。わたしはアメリカ社会という集団あるいはキリスト者の共同体である世界規模の集団がこのことを完全に認識しているとは思いません。今わたしたちは、教会と反教会との間で、福音と反福音との間で、キリストと反キリストとの間で戦わされる最後の対立に直面しているのです。

ドナルド・トランプが争いを始めたわけではない。たんに彼はその争いのすべてを明らかにし、わたしたち自身がそれに応戦できるようにしてくれたのである。

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