生と死

こんにちは、今回はちょっとだけ深い話。
生と死
についての体験談を話したいと思います。

生と死

僕は一度だけ死を自分自身で、身近に感じたことがあります。
3年前の大学1年生の夏頃。
大学に入学してから行われる、健康診断でそれは起こりました。健康診断の結果を見ると、

・胸部に陰影あり

正確には覚えていませんが、そのようなことが書かれていました。陰影ということはかげ、つまりガン?と思いました。私はその時人生で初めて、自分の死というものを考えました。

・死ぬことは怖いのか、痛いのか
・自分が死んだら誰か悲しんでくれるのか

監督にも親にも話して、検査をしてみないとわからないから、しっかりと検査をしてくるようにと言われました。
僕はどうしても助からないんだったら、海外で安楽死をしてもらおうと本気で考えました。痛いこと、辛いことに立ち向かう勇気は湧きませんでした。

その後、CT検査をしてもらいに近くのクリニックに行きました。初めてのCT、しかも自分が死ぬかもしれないということを告げられるかも知れない。恐怖で気持ちはドン底にいました。
結果が出ると、このように言われました。

胸骨が少し大きくてそこが影になってしまっている

僕はその時、
「あ、死なない、良かった、生きれるんだ!」
と初めて自分が生きていることを実感することができました。同時に生きれていることに対して感謝の感情も芽生えました。
生きていれば色々なことにチャレンジできる、色々な経験を積むことができる、そう思えたんですよね。

最近の自殺や、安楽死についてのニュースを見ていてふと思い出した出来事でした。

自分がいつ死ぬのかなんて漠然としていて、僕だって、初めて死を意識したことによって、自分が生きれていることに感謝することができました。
普通に生活していたら、今自分が存在できていることに感謝なんて、口では言えても、心の底からっていうのは難しいんじゃないかなと思います。

改めて、

自分が今置かれている環境に感謝

して、これからも日々自分を見つめながら、成長していかなくてはいけないなと思います。
是非、周りを見渡してみてください。必ず、あなたを見守ってくれている誰かがいるはずです。

ありがとうございました😊

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