【公認会計士試験】計算問題を、少し早く解けるようになる「非常識な」方法
前の記事で管理会計の計算問題対策を書いていて、別途整理したいノウハウが出てきたので短く記します。
計算問題を解くスピードを少し上げる方法です。
これから偉そうにやり方を書きますが、正直私は全部の問題では、以下に記すような方法で仕上げられてはいなかったです。(それでも受かります。)
勉強時間がなかったためです。
私は投資回収計算、事業部制、標準原価計算、リース会計、退職給付会計、減損会計などではこの方法が出来ていて、これらの分野は本番でも得点出来ました。
なので有効な方法であるとは言えると思います。
この方法は『直感力を鍛える数学脳の鍛え方』バーバラ・オークリー著 という本に書かれている数学の問題に解法をチャンク化(情報のかたまり)するというメソッドを参考にしています。
有効な方法(解法のチャンク化)
計算問題のステップ数を把握。
一つ一つのステップで何を算出しているのかを理解する。
条件が加わる又は変化すると、計算過程のどこが、どう変化するのか理由を理解して覚える。
1〜3を統合して一つのかたまりとしてソラで言えるようにする。
実際に電卓を叩いて、典型問題を解いてみる。
4と5を何回も繰り返し、一つの計算ステップが終わったら、流れるように次の計算ステップに入れるようにする。
完全な暗記パターン化ではなく、各々の計算の意味を理解して問題によって柔軟に対応できるような型にしておく。
あるステップが終わったあとに、次のステップに移るまでの時間が短縮されるため、少し計算問題を解くスピードは早くなります。
しかも正確さは落としません。
あまりよくない方法
電卓を叩くスピードをあげようとする。
検算をしない。
これらの方法はスピードが上がっても答えを間違えるリスクを上げます。間違えると成果ゼロです。
計算問題は部分点がないですからこれら方法は避けた方がいいと思います。(この試験は、とにかく焦らずどっしり構えたほうがいいです。ミスを減らせば受かるので。)
この記事が少しでも公認会計士試験受験生の皆さまの参考になれば幸いです。
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