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雇用を守るために行政が出来ること

こんな状況なので、木材の流通が鈍くなり、
製材工場の操業率が著しく低下しています。
それに従い、人員も余ってくるわけでして、
素人でも取り組める仕事がないか相談がありました。

ただの作業ではなく将来への投資

せっかく仕事をしていただけるのであれば、
単純作業ではなく、将来に繋がる仕事をしていただきたい。
そこで、人工林の枝打ちをしていただく予定となりました。
枝打ちとは、将来、木材として製材した時に節となって強度が弱くなってしまう事を防ぐために、
一定の高さまでの枝を手のこやナタで切り落とす作業です。
冒頭の写真のように、植えた後、何らかの理由で生存率が低くなってしまった人工林では、
コストのかかる保育作業を実施する優先順位は下がります。
ただ、将来のためにはどうしても必要な作業なので、
今回、町有林の一部10ヘクタールほどでの実施を検討してますが、
3人で半月ほどの仕事しかありませんが、
少しでも役に立てたらと考えています。
感染リスクが高くなるような仕事を委託する事は出来ませんが、やり方は色々あるような気がします。

行政が出来ることとは?

確かに影響を受ける方々に休業補償など金銭的な支援は重要だと考えます。
ただ、そのような補償に関する仕事をしない部署でも、
既存の予算の中で、予定していた事業を振り替えるなどして、
少しでもその土地の将来に繋がるような仕事を困ってる方々にお願いする事を考えてみるのも良いのではないでしょうか。

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