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情報の出し方

色々と仕掛けるようになってから、様々な手段で情報発信しておりますが、
やり方によって、食い付く人の属性や熱意が異なると感じております。
以下は、これまでの経験上のまとめです。

1 役場のWebサイト

こちらには町として実施している事業について概要だけでなく、調査データなども開示しております。
ただ、こちらを訪れる人は基本的に自治体職員が多く、自治体職員からの問い合わせの多くは「ホームページを見たのですが…、」から始まる事が多いです。
自治体職員が前例を他の自治体のWebサイトから探して、問い合わせをするというのは、よくあるパターンですね。

2 新聞・テレビ・ラジオ

こちらには不特定多数の方に伝えたい事を、こちらから営業して記事などにしてもらってます。
こちらの媒体を通じての問い合わせは個人が多く、たまに他のメディアからの取材依頼もあったりします。
これらの媒体では「物珍しい」「○○初の」「△△で一番の」といった枕詞が付けば、
取り上げてもらいやすいです。

3 町内全戸へのチラシ配布

公的な行事などは公報物として配布しております。
ただ、毎回、三千部程度印刷している割には、問い合わせがない事も多く、
余程、魅力的なものでないと食い付いてもらえません。
町の広報誌もこれに該当しますね。

4 個人のSNS

こちらで発信する場合は、上記の1〜3について、より興味のありそうな方々に向けて情報を出す為に使っています。
こちらからの問い合わせは個人がほとんどですが、仕事に繋がるというよりは、情報交換に留まるものが多い印象です。

5 誰かからの紹介

最近、増えてきました。かなり熱意のある方からあまり熱意のない方まで。
熱意が感じられない場合(コンサルが多い…)は町のウェブサイトに誘導して、時間を割き過ぎないようにしています。

6 イベント等に参加していただいた方へ個別連絡

これが1番広報手段としては効果的です。1度でも関わってもらったら、離さず、定期的に情報を渡しています。
ほとんどの方が興味を持って継続的に関わってくれます。

まずは無差別に広報して、ファンになってくれそうな方には個別で関係を持ち続ける。
地道ですが、これが一番の近道です。
派手に広告を打ったり、動画を作ったりしてお金をかけるよりも、
お金をかけなくても、もっと効果的に出来る事は沢山あるかと思います。
色々な選択肢を持って、状況に応じて出す手札を変えていく事が大事だと実感しております。

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