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森林や林業に興味を持つと見えるモノ

中山間地域に住んでいて、森林が身近にある環境でも、「山持ってるけれども、森林や林業の事なんて何も知らないから人に任せている」とか、
「薪ストーブ使ってるけれど、配達してもらってるし、どんな形で木から薪になるか分からない」などなど、
森林・林業に携わる者としては「もったいないな〜」と思う事によく出会います。

その薪、環境に優しい?

例えば、自分が使っている薪、上の写真のような場所から伐り出したけれども、木材にならない物を使うのであれば、「環境に優しいな」と思うかもしれません。
しかし、下の写真のような立ってる木を全て伐採した場所から運搬された物であれば「環境に優しいな」とは思えませんよね?

本当は高く売れるはずなのに…

また、上の丸太は全て紙の原料であるチップ用として販売された丸太ですが、
一部太い丸太もあり、うまく仕分けをしてやれば、より高い価格で販売できるかもしれません。

実際、通常ならチップ用に販売されてしまう広葉樹のうち、太めの丸太を集めて販売会を町として実施したのですが、
一部はチップ価格の1.3倍以上の価格で販売出来ました。
他人に任せていたら、自分達が得られるはずの利益が得られなくなる可能性もあります。

上の2つはあくまでも例ですが、森林・林業に興味を持つと色々な事が見えてきます。
あなたの周りの山、興味を持ってみませんか?

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