珈琲の果実の構造
珈琲豆は実は珈琲の木の実の種です。珈琲を知るにあたって珈琲の果実の構造を知ることは欠かせません。今回は珈琲豆の構造について書きます。
外側から順に
①果皮
②果肉
③ミューシレージ
④パーチメント
⑤シルバースキン
⑥生豆
という風に構成されてます。
①果皮
果皮は赤くて厚みのある皮です。実の見た目がチェリーのようなのでコーヒーチェリーと呼ばれます。
②果肉は食べると甘くて美味しいのですが薄いので果物として食べるほどのボリュームはありません。
果皮と果肉をあわせた部分をパルプと呼びます。
③ミューシレージは粘着物です。梅干しの種の周りについてるネチョネチョみたいな感じです。糖分が多いです。
④パーチメントは硬い殻です。米でいうともみがらの部分です。果肉層の内側部分が変化したものです。
⑤シルバースキンは薄皮です。収穫後間もない時は液状ですが、乾くと薄皮になります。焙煎すると豆から離脱します。チャフと呼ばれます。
⑥生豆が珈琲豆になる部分です。珈琲の木の種です。生豆を湯にしばらく漬けてると芽が出てきたりします。
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