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コーヒー粕のまま肥料にすると窒素飢餓を起こす⁉︎

こんにちは、note100日連続投稿チャレンジの53日目です!
今日は窒素飢餓についてご紹介させていただきます。

窒素飢餓とは植物の生育障害の一つです。
どのように起こるのか説明します。
まず、前提として窒素は植物の成長を促す非常に大切な物質です。
これが少なくなることで窒素飢餓は起こります。

有機物に含まれる炭素(C)含有率と窒素(N)含有率の比をC/N比と言います。
C/N比は有機物の微生物による分解のしやすさ、肥料効果の現れやすさ、堆肥の腐熟度合などを評価する指標です。

有機物に対する微生物の作用(分解、窒素の放出)は有機物のC/N比の高低に関係します。

C/N比の低い(20以下)有機物は分解が速く、しかも分解過程で窒素を生成するので肥料効果が速く現れます。堆肥はこちらに含まれます。

C/N比の高い(30以上)有機物は分解が遅く、分解過程で生成する窒素は微生物に養分として取り込まれるため、肥料効果が遅く現れます。
また、微生物の窒素の取り込みが土壌中の窒素にまで及ぶと、植物が吸収できる窒素が不足し、窒素飢餓が起こります。

コーヒー粕のまま肥料として使用すると、C/N比が高く、窒素飢餓が起こる可能性が高いです。
そうならないようにするために、落ち葉や腐葉土と混ぜてダンボールなどにいれ、毎日ぬかのように混ぜるのを1ヶ月程度続け、コーヒー粕を堆肥化させています。
堆肥化させることにより、C/N比が低くなり、肥料としての効果をもたらすようになります。

↓の記事ではコーヒー粕を堆肥化させる方法などを紹介しています。

参考文献
http://www.hiryou.hokuren.or.jp/qa/q03_05_01.html










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