コロナ禍に思うこと 2

今日は、びわ湖毎日マラソンをテレビで観戦した。鈴木健吾選手が前回後半失速した経験をこの1年の練習で見事に克服して、2時間4分56秒の日本記録で優勝した。大迫傑選手の2時間5分29秒の記録を大幅に更新した。

続く選手も、自己記録を大幅に更新するなど、若い力が躍動したレースだった。ベテランの川内優輝選手も自己記録を更新する2時間7分27秒で見事に10位でフィニッシュ、大したものです。

今回の大会では、大会関係者の尽力、沿道の応援の力、村山謙太を中心とするペースメーカーの的確なペースメイクなど、全てが機能しての日本記録達成に違いない。

コロナ禍でスポーツの大会を開催することに様々な意見があるようだが、今回のびわ湖毎日マラソン大会に象徴されるように、スポーツの力は、コロナウィルスを凌駕するものであることを確信する。あらゆるスポーツの多くの大会が、適正なコロナウィルス感染対策を施した上でどんどん開催されるべきである。

本マラソン大会ではコロナウィルス感染対策はどのようになされていたのか。オリンピック・パラリンピック組織委員会でもキチンと検証すべきだと思う。そして、実施できるかどうかの議論ではなく、どうすれば適正に開催出来、大きな成功に導けるか、威信をかけて議論、実践して欲しいものである。

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