コロナ禍に思うこと 1

この1年、コロナウィルスに振り回されてきました。

その間、様々な出来事があり、ニュース等見るにつけ、思うところが色々あります。感じることは人それぞれでしょうから、押し付けることはできませんが、自分なりに思うことを綴ってみようと思います。

順不同で、また、記憶も確かなものではなく甚だ恐縮ですが、一つの考え方と捉えていただければと思います。

島根県、丸山知事の、現状での五輪開催反対、聖火リレー中止の発言について、率直に言って、私はとんでもない発言だと思っています。今、東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会会長が森氏から橋本氏に交替した重要な局面で、東京オリンピック・パラリンピックを成功させるために、係者は一丸となって取り組むべきときだと考えます。何を根拠に東京都のコロナウィルス対策が適正でないと言っているのでしょうか?聖火リレーのどのような局面でコロナウィルス感染が心配されるのでしょうか?理論だった明確な理由をキチンと述べずに、反対だけ表明することは、思いつきのスタンドプレーとしか思えません。そもそも、島根県民の民意を汲み取っての発言なのでしょうか?

この段階で東京オリンピック・パラリンピックを中止になど出来るはずもありません。経済的損失だけ取っても誰も背負えるような金額ではありません。また、先日行われたテニスの全豪オープンを初め、世界中、また、日本国内で様々なスポーツイベントが開催されていますが、どこでどのように感染が広がった事実があるのでしょうか?開会式まで限られた日程の中で、どうすればコロナウィルスの感染を防ぎ無事に東京オリンピック・パラリンピック開催することが出来るのかということを、関係者全員が気持ちを一つにして考え、取り組むべき時期であると思います。日本人の英知と几帳面さ勤勉さをもってすれば、必ず世界中から賞賛される、見事な東京オリンピック・パラリンピックを開催、運営していくことが出来ると確信しています。

本来、物を言え、前向きに人々を引っ張っていくべき立場の県知事がこのような後ろ向きな発言をすることに、寂しさ、悲しさを禁じ得ません。


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