2024/5/24

最近あったことを書く。

・酵母ちゃん家のコーヒーがうますぎた。
ほんとうに大袈裟でなくこれまで飲んだコーヒーで一番うまくて数日前のことなのにまだ感動している。イタリアンローストっていうやつらしい。ポンデリングと合わせたのがよかったのかもしれないけど、それにしても美味しすぎた。普段職場で飲んでるドリップコーヒーなんてかなり雑にいれてる上に猫舌だからって水で薄めて飲んだりしてて、なんか焼いた泥みたいな味がしてたんだが、酵母ちゃん家のは甘くないのにチョコレートみたいで、ほんとにすごかった。ポンデリングはとにーさんが買ってくれたやつ。この日美味しかったのはお刺身のはずなんだけど、刺身もうまかったし日本酒を浅蜊の出汁で割ったやつも異常にうまかった。意味がわからない。

・結社に入りました。
自分の性格的に月詠をちゃんと出せるか不安だったのだが、ほんとに初月からしっかり欠詠しました。いや、用紙にしたためるところまでいったのですが、3日くらい連続で投函し忘れてしまって、いまだに私の仕事用鞄に入ったままの詠草を、どうしたらいいんでしょうかね。

結社に入ることについては、短歌を始めた2019年ごろからいままで、ずっと悩んでいたし(それは悩んでいたというほど深刻ではなくて、保留にし続けてきた、というほうが近い)正直今も入ってよかったのかどうか、よくわからない。

いろんな結社があるなかで、そこでよかったのかどうかも、たぶん今後もわからないと思う。結社の歌会にも何度か参加して、それは小規模であったり大規模であったりしたが、自分がいままで付き合ってきた、いわゆる“Twitterの一部の短歌コミュニティ”でゆるく共有されてきた読みのコードとは異なる読み筋に出会うこともしばしばで、合ってないんじゃないかとか、これはもう、これからもたぶんずっと考え続けてしまうだろう。でもなくとなく、結社にとっても自分にとっても、それは悪いことではないんじゃないかと思う。優等生的な言い方をすれば、読みを広げることにもなるだろうし、これからも、互いに異物であり続けられたらいいなと思います。

また、いいこともありました。今度僕の好きな某歌人の歌についての勉強会の発表をすることになってしまったのですが、そこにご本人がきてくださるようで、最初は気負わずに気軽にやってねとか言ってもらったのに、そうもいかなくなってしまった。
その関係で短歌について改めてなんやかんやと考えながら、仕事帰りに散歩していたら、ぼんやりと次の評論のアイデアも浮かびました。

一年前に書いた文章について、一年間考えてきたわけだけど、浮かんだアイデアについて、これはなんとかなるんじゃないか!と思って、うち震えるような気持ちです。でもこれを誰かと共有して喜ぶためには、書くしか方法がないんですよね。書くことは、ほんとうにめちゃくちゃに面倒くさくて、途方もない。登山口が見つからなくて内心ほっとしてたところで、見つかっちゃったみたいな感じで、いよいよ登るしかないのだけど、まぁやるしかないのかな…。これでまたしばらく死ねなくなってしまった…とか思いつつ、かたちにならなかったら、ごめんなさい。

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