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出会いを、焚き続ける。【POOLO卒業制作】

POOLOに出会えて幸せでした。

焚き火のように
ユラユラと揺れながらたくさんの「出会い」の話を。
パチパチと心に残っている印象的な「出会い」をピックアップして。
メラメラとアツくて温かい仲間との「出会い」に感謝しながら
POOLO卒業制作noteを書いていきたい。

まるで焚き火を見ているかのように、このnoteも読んでくれたら嬉しい。
ありのまま、ラフに、自分の感情にも目を向けながら、自分の想いに問い直しをしてくれたら。

キーワードは「出会い」
出会いを起点に、色んなことを書きたい。一貫性のない文章かもしれない。でも出会いだからこそ、出会いと繋がっているはずだからこそ、勇気を出して書き綴っていく。出会いは出会いを生んでいると思っている。今回も何かしらに"出会える"ことを期待したい。

「新しい可能性と価値観」との出会い

POOLOは講義が面白い。単純に学校教育のように強要させる講義ではないし、一切お喋り禁止ですって空気感でもない。どの講義内容もどの講師の方も面白かったが、①講義内容に対して「自分はこう思う」とか、「自分には思いつかなかった」とか、講師の考えを聞いて自分と対話すること、や、②zoomのコメントで誰かの思っていることを知ること、が面白かった。

自分にはない価値観だったり、対話やみんなのコメントを通して新たな可能性を発見できたり、常に心踊らされる、アップデートされるそんな時間だった。

今思うと講義の時間にみんなでオンラインで集まって過ごす時間はかけがえのない時間で、あまり講義の振り返りはしなかったけど、講義の予定すらも今では特別だったと感じる。

「一生の仲間」との出会い

・応援と刺激

POOLO生は利他的すぎる。はじめの関西チームでは、恐縮した。あまりにも利他に溢れ過ぎてた。こんなに温かくて、強い人っているんだと、職種も背景も考え方も違う人との出会いは衝撃だった。

わざわざ全体の企画全ての予定をカレンダーに入れ込んでくれたり、誕生日のために全力で自分が犠牲になって準備してくれたり、当たり前のように自分のことは後回しにできる人がたくさんいた。本当にすごい。

そんなに人のために尽くせるのに、自分のチャレンジにも前向きに取り組む姿勢に刺激を受けた。それも、年齢・性別・仕事問わず、みんながみんな何かしらにチャレンジしている。カッコよすぎた。

一緒にいていいよ、こっちおいでって言ってくれる人たちだった。だから、一生一緒に繋がっていたいなって思う。応援してくれるし刺激を受ける。

・圧倒的「個」

そんな環境だったからこそ「個」が爆発できた。大渋滞。だが、それが嫌ではない。むしろ、それで良いんだって思わせてくれるし、みんながみんなを認め合っていた。無理をしない、懐の広い場所だったと思う。

そんな「個」の中で、自分はどこに位置付けようか。これは意識した。みんなの仲間になりたくて〜って意識ではなく、まずは認知としてどう出していこうか。キーワードは、「淡路島」「農業」「言語化」「フィルムカメラ」「焚き火」ここら辺だろうか。

みんなが個を爆発させるため、自分はこうって思ったものをやり続けた。焚き火の背景にしたり、農業ツイートしたり、考えを言葉にしたり、1on1したり。すると勝手に、自分もみんなの中に巻き込んでくれていた。「個」として認識されていく感覚があった。

“のすけに出会わせる”ためのブランディングと、自分の特殊な立ち位置と雰囲気で、自分だけの場所を常に見つけて動く。そんな風に自由に立ち回れるポジションが好きだという自分に出会えた。

自分らしい言葉や考え方が誰かの何かになるかもしれない機会をもらったのも、「個」として認められた瞬間だったりしたな。

他にも素敵な出会いの宝庫だった。
・新しい挑戦をし続けてる人とのそんな可能性もあるんだっていう出会い
・色んな人と関わってきている、寄り添いが絶妙なコミュマネとの出会い
・こんなに熱く脆く今しかない一瞬を過ごしてたんだなっていう、大人になってからの青春との出会い

熱く情熱的な人やみんなに愛される努力家とも出会えたことだったりも、何にだってかけがえのないものとしてこれからも繋がり続けていくんだろうなって思う。



「本当の自分自身」との出会い



実は、POOLOの中で最も大きい出会いだった。
「本当の自分自身」との出会い

そもそも、POOLOに入るにあたっての自分の課題があった。

(1)自分の中の「豊かさ」の解像度を上げる
(2)自分の価値や役割を明確化する

まずは、「自分の価値や役割を明確化する」という課題に対しての考えを書いていく。

結論から言うと、だいぶ解像度が上がった。これは本当にPOOLOのみんなに感謝したい。ありがとう。

あがった理由は大きく3つあると思う。

①考え方のスタンスとの出会い
②「人にどんな影響を与えられているだろうか」という問い
③ストレングスファインダーを通じた自分の性質との出会い

①考え方のスタンスとの出会い

考え方は、POOLOのメンバーと実際に瀬戸芸旅で会ったメンバーとの、1on1を通じて出会えた。簡単に抜粋すると、下記のようなスタンスである。

「全体を俯瞰して観察しグルグルと思考を巡らしていく自分」と「目の前のワクワクや直感に素直に行動する自分」が、自分の中に存在している。こんな二つのゾーンを使い分けて、行き来できたら良いんじゃないか。

このスタンスでいようと思えるようになり、自分を受け入れられることも、好きになることもできた。自分自身に納得して、自立して生きていくことに繋がっている。具体的にはこのnoteを読んでほしい。

②「人にどんな影響を与えられているだろうか」という問い

これを語るにはさまざまなエピソードが必要になる。


先日淡路島にPOOLOのメンバー20人ぐらいが来てくれた。台風直撃の3連休予想だったけれど、淡路島に行くと言ってたくさん来てくれてありがとう。みんなのおかげで3日間雨に降られず、とっても充実した旅になった。

ありのままの自分を発見する旅」と題して、淡路島の企画をしていたが、事前に問いを考えてもらったり、大自然を感じるアクティビティや、普段は絶対に関わることのない非日常を感じてもらった。その中で、ふと自分自身を俯瞰してみるタイミングや、いつもと違う自分を発見して、内なる自分と対峙してみてほしいと考えたりしていた。

どんな思いがあってその企画を行ったかは、こちらのnoteを読んでほしい。

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TTO(たっきー誕生日おめでとう)
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なにより焚き火。この時間を過ごせてよかった。

淡路島に来てくれたみんなには「たびのしおり」を用意し、その最後のページには「旅を振り返ってのアンケート」に答えられるようにQRコードを作成した。これがとても良かった。

【旅のしおり】俺んとこおいで@淡路島 (2)
しおりもこだわりを詰め込んだ

アンケートの中で、一つこんな問いを投げかけた。

「あなたの思う「のすけ」の持つ価値、希少性、良さを教えてください!」

これは、1番の命題だった。正直、今までしっくりくる答えがなかったから、ここでも答えが見つからなかったらどうしようと思っていた。

価値や役割に目を向けるようになったのは、淡路島で農を営む会社の代表の方から話を聞いた時。

現代社会はこれから、働かなくても良い時代が来るかもしれない。仕事はAIに変わり、3Dプリンタでなんでも作れる。ベーシックインカムだって整備されるかもしれない。しかし、人生100年時代の今日。20年は学生で、残り80年何をして過ごすか。働きたくても働けない時代が来るかもしれない。いかに社会で働くことができるか、社会に対して自分が価値ある人間だと思わせるか。これからはそんな社会への還元方法を考える必要があるかもしれない。

自分にはどんな価値があるだろうか。
どんな役割を持って生きているだろうか。
ぐるぐると迷走し、自分の価値がなんなのかわからなくなった。

思い返せば、

「のすけの考え方が好きだ」
「のすけの世界観が良いよなあ」
「のすけの空気は独自性ある」
「のすけの雰囲気やオーラが心地よい」

フワッとしていて、あんまり自分にはしっくり来なかった。POOLOに入る前も、自分の価値、人にもたらす影響、リーダーなのかアクションマンなのかまとめ役なのか役割も分からなかった。入ってからもずっと言語化できず、急に不安になったりもした。結局自分は何ができるんだろうか。。。


グルグルと不安と気持ち悪さを抱えながら、あるメンバーと1on1をした時に、「あっ自分役に立っているかも」って思った瞬間があった。

-「言語化をしたいけど、何か言葉に詰まってしまって一緒に考えたい」

そんな相手のモヤモヤを一緒に考えていると、ポロポロと「そうかもしれないなあ」と思えるような、感覚があったらしい。

おやっ?と思ったが、なぜかはわからなかった。


しかし、それはなぜかわかった。次に、1on1をした相手に核心をついてもらった。

「心の火が焚き火のよう。心地良い温かさ。その中にちゃんと燃えているものはあるんだけど、決して気づいてほしいとかでもなく、強要するでもなく、ただ自分の中で燃えているだけ。でも、みんなそこに集まりたくなる、みんなを自然と呼び込む、そんな心だよね。」

(さっきのエピソードを聞いて)「それはのすけの存在がより自然ぽい感じで、自分自身の在り方が自然の在り方のような、自然味を感じるから言葉を発しやすいのかもしれない。普遍的な自然のような。包み込んでくれる、許容してくれる感。」

「自分に正直だって言ったけど、自分自身を取り繕わないで表現しているんだろうなってのを肌で感じれるからこそ、話しているこっちも正直に、頑張ろうとしなくて良いんだって思うんだと、のすけと話してると感じるよ。」

「ありのままで良いってのを、圧倒的ナチュラルに発してくれるからこそ、こちらも本当に素でいたいって思えるんだろうね。」


鳥肌が立った。自分が自然が好きだということも、自然と近しい存在であるからだと気づいたし、自分が大切にしたいことも何かわかった気がする。
一番しっくり来た。一番無理せず、表面的ではない解答が自分の中に落ちた。これだ。

  • 心の火が焚き火

  • 自分の在り方=自然の在り方

  • ありのまま、取り繕わない

やっと自分自身がどんな存在であるかわかった。


③ストレングスファインダーを通じた自分の性質との出会いに関しては、次の章で触れていきたい。自分の存在がはっきりしたために、③を改めて感じることができた。


「あなたらしさ」との出会い


さっきの「あなたの思う「のすけ」の持つ価値、希少性、良さを教えてください!」という問いの回答の中にはこんなものもあった。

  • 一人ひとりに丁寧で、一人ひとりを大切にする

  • ラフに自然体

  • 自然なコミュニケーションでその人のやりたいを引き出すリーダーシップ

  • ゆったりとした空間を作る。寛容さと安心感

  • まわりを見て巻き込んだり、引き出したり、考えさせたりする

  • 言葉で伝えてくれる

  • 目的や本質、根っこの部分を考える

嬉しい☺️

そして、みんなに感じてもらっていたのすけの価値と、今回の淡路島の旅で狙っていた「ありのままの自分を発見する旅」というのは、相性が良いと思えた。


●全員を全員楽しませたいと思って、「運営は自分でやります〜〜」って言って、今まで企画してくれてたメンバーを急に解放した。最上志向が出て、自分も自分以外のみんなもめちゃくちゃ楽しんでほしい、自分と向き合ってほしいって思ったが故に。

●企画全般での問いや、余白の時間、タイミング、内容を緻密に考え、いかに考えてもらえるかを考えるのが楽しく、戦略性が出ていることは自覚した。

共感性があるからこそ、人に寄り添ったり、あえて離れたり、自然な距離感を微妙に察知することができ、無理をしない、その人との違和感を感じさせない立ち回りができていたかもしれない。

●空間や場の雰囲気など全体感を察知することができ、みんなで一緒に何かをしたり、輪の中に一人ひとりを含めたりして、誰ひとり取りこぼすことないように、包含を発揮していた。

●その時その場所で偶然の出会いを楽しむ、運命思考で時間配分とか余白の使い方、場の使い方みたいなのはそん時でいいっしょ〜て感じで進められた。

つまり、③ストレングスファインダーを通じた自分の性質との出会いをはっきりと感じることもあった。そして、その性質というものが相手にとっては価値あるものにつながっていると認識した。自分がやる意味はありそうだと思えた。

また、今回の旅の中で、ありのままの自分を感じてもらうために、新しい自分の中での発見や普段とは違った一面について、アンケートを取らせてもらった。

14人があると解答してくれた


結果的にも、狙いに近づけたのかなと思った。当日ワークショップが行えなかったり、思ったより余白の時間がなかったりして、事前に課していた問いなどに対する、問い直しの時間は限られてしまったが、自分に対して俯瞰して見るような感覚は与えられたのかもと思っている。

あとは、もう少しありのままの自分について考えたり、もうちょっと自分の素をさらけ出せるような所まで深掘りができれば、「あなたらしさ」とも出会えたかもしれないし、出会う時を共有できたかもしれないと思う。



そして、これをなぜ行いたいと思ったか。


理由は、自分と世界を豊かにするため
自分と世界を豊かにするために自分ができることがこれだと思っているからである。

自分と世界を豊かにするために、まず「自分」と「世界」の豊かさをこう考えることにした。

自分の豊かさとは、
一人ひとりの中にそれぞれが思う「豊かさ」がある状態』

世界の豊かさとは、
みんながそれぞれ定義した「豊かさ」と、世界の中でその「豊かさ」を満たしていないところ、に対して何かしら解決しようと実行している状態』

だと考えた。

しかし現代において、
「豊か」であると感じられる機会はあるだろうか?
みんなは本当の自分の声を聞けているだろうか?

忙殺する毎日を過ごす若者は中々それをすることができないし、もはやこの機会すらないかもしれない。

「豊かさ」を日常的に感じるためには、そもそも自分自身を客観的に観て、本当の自分はどう感じているのか、どんな思いや考えがあって生きているのかを知っていないと、「豊か」であると感じられないのではないかと思った。



つまり、まずはありのままの自分を見つける機会を作ることが必要であり、内なる自分の感情や想いに触れる機会を創出することが大事なのかもしれない。

そして、『ありのままの自分自身を知った上で、改めてそれぞれの思う「豊かさ」を感じてもらうこと』それこそが、自分にできる「世界の豊かさ」を作るための行為なのかもしれない。と思っている。

だから、「ありのままの自分を見つける旅」はこれからも実行していきたい。自分の価値を発揮しながら、あなたにもあなた自身への出会いを提供していきたいと思う。


「これからの道」との出会い


どんな道を歩んでいこうか、それもPOOLOで出会った。
大きく二つこれから通る道がある。

一つ目は、ニュージーランドに行くこと。

旅好きのみんな、挑戦し続けるみんな、後押ししてくれるみんな、理解してくれるみんな。たくさんの人と話す中で、「本当は行きたいんじゃないか?」と沸々と蘇った、ニュージーランド欲。

途中から自分に嘘がつけなくなった。
それと、自分をもう一段アップデートしたくなった。
今まで”それなり”になんとかなってきた人生。それを変えたくなった。

「やっぱり行きたい」そんな自分と出会った。

二つ目は、ありのままを感じてもらうように企画すること。

これは別に具体的に決まっているわけではないが、自分の”場”を作って、その中で自分と向き合えるような空間や時間、体験を提供していきたい。

イメージでは、焚き火、農、対話、アート。自分自身の暮らしと掛け合わせて、そんなコンテンツをやりつつ、自分と世界を豊かにできればと思っている。

こんなやりたいこともPOOLOで出会うことができた。


これからも出会い続ける


本当にたくさんのことに出会わせてくれた、POOLO運営の方々、並びにPOOLOを生んでくれた株式会社TABIPPOには本当に感謝したいです。
そして、出会ってくれたみんなも、今回POOLO3期に入ってくれて本当にありがとう。

POOLOは出会いが無限にある場で、
チャレンジや挑戦などポジティブな発見や
できなかった、もっとコミットできたとかネガティヴな感情だったり、
新しい自分や改めての自分自身を認識すること、
それらに対してもこれからも出会い続けていくと思う。


そして、出会いがまた心の焚き火を焚き続けてくれる。


これからも出会い続け、心の焚き火を焚き続けたい。
最高な出会いをありがとう。


POOLOで出会えて幸せでした。



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