スキクロと偏愛マップ。
こんにちは。
先日、スキップ・イン・クローゼットを一般参加で覗かせていただきました。
のはなし。
スキップ・イン・クローゼットは、自問自答ファッションを楽しむガールズさんたちのためのWebオンリーイベントです。
イベント開催のお知らせを拝見した頃はまだサークル参加も可能な時期でした。
当時はWebオンリーとは? でもありましたし。
せっかく参加するなら、何か作りたい。
出すなら、上手でも得意でもないにしろ文章もそれなりに書き上げたい。
紙の本を出すなら、装幀にもこだわりたい。
という妄想ばかりがむくむく。
なにせ試してみたいことはいくらでもある。
紙好き、本好き、モノ作り好きとして、やりだしたら止まらない自信しかありません。
というのも、わたくし最終学歴は文学部です。卒業論文ならぬ卒業製作のゼミを選んだので作品集を作りました。
提出用に2冊(大学に数年保管される分と本人へ返却分)、「きっと読み返すからよこせ」と言ってくれた友人用に追加で手作りした、世界に3冊しかない本。
あれ以来になるので、私にとって十数年以来の紙の本になります。
…………手作りのコピー本とはわけがちがいますが、絶対こだわりたくなる。
それはさておき。
私は今、本を1冊になるほどのボリュームでお金を頂ける程に熱のある文章が書けるのかを考えたときに、頷けなかったのでした。
早々にサークル参加を見送っていたので、時折流れてくるお知らせをみても(みなさま楽しそうだな~お祭りだな~)と微笑ましく眺めていました。
イベントが近づいてきてようやく、見逃していたのか読んだけれどギリギリを生きていきたい性分で意識からすり抜けていたのかわからない、当日参加自由の偏愛マップと手を飾るワークに気がつきました。
偏愛マップとやら、を調べて書き方も自由であること。確立したフォーマットがないことを知りました。
自問自答独特の文化ではなく、世間一般的な自己紹介のひとつのツールとしてももちろん、自分のことを自分が知るためのツールとしても使えるのですね。
勢いのままに書いていったら、後から(私ってこんなことを考えていたのね)となるあれですねと、ぽやーっと認識。
間に合えば、出そうかしらと決めたのはきっとイベント2日前くらいでした。
しかしやろうとすると案外白紙から作るって難しい。
今回の私の場合は、
・スキクロにあわせて、作成すること。
・私は何者でもない(サークル参加もしない人である)こと。
がひとつ、根底にありました。
偏愛マップと文字としても入れているのに、私を構成している基本情報を書ける範囲で書いてみよう、といつのまにか回路が切り替わっていました。
私は自分では、皆様に積極的にご挨拶が出来るタイプでもないし、たまーに地表へ顔を出したところで仲良くしてくださる方と界隈のはしっこでひっそりしているような、比較的お部屋のすみっこ側にいるもぐらさんだと思っています。
はじめましての方へ向けて、アカウント名と、暫定コンセプト。目印がわりにイベント日時点のTwitterアイコンは入れたい。
せっかく自問自答ガールズの集いなので、暫定制服やアクセサリー。装いのこと。
そろそろ自覚するしかなくなってきた私の特異性のひとつは小物づかいの妙らしいのでなにか載せられるアイテムはあったかしらとカメラロールや最近手前に散らばっているこたちをがさごそ。
ガールズさんたちは本を読むお方も多そうなので、好きな作家さんたちについても書きたい。
基本一度好きになると作家買いを続けるので作品名を書き始めるとキリがない。
マニアックすぎるかしらと思うものはひかえるけれど、でもちょっとマイナーなもので好みが重なるといっそう嬉しいのでマイナーなものは混ぜておきたい。
絵も描けないし画像転載はしたくないので文字とフリー素材だけで仕上げること。
みたいなグルグルの末に、今回の偏愛マップは出来上がりました。
このnoteもですがスマホから指先1本で作成しておりまして、サイズ感もいまいち掴めておらず。
一旦TLに投げた後で自分でも試し刷りをしたらあまりに文字が小さかったので翌日再編集をかけました。
ご興味を持ってくださったみなさまには大変失礼とお手数をおかけいたしました。
さて私の物語はここまでにして、イベント。
Web上のサークル、がどうなるのか想像かついていませんでしたが、あんな感じなんですね。
私にとっては懐かしのゲーム画面でした。
チェックしていたところを目指そうとすると途端に迷う自分を知っているので、リアルイベントへ伺う時と同じく、端からひとつずつ通路1本ずつ順番に覗かせて頂きました。
私がふだんふわふわしているTwitterやnoteではまだ出会えていなかったガールズさんにもたくさん出会えて、てっきりフォローさせていただいているとばかり思っていた先輩ガールズさんをフォロー出来ていなかったことに気が付いたり。
自問自答用のアカウントを作る前に覗かせていただいていたnoteに再開できたり。
実り多き、イベントでございました。
走り回ることに夢中でしたので、お見かけしたことのあるガールズさんのアバターが近くにいるような? と思ってもお声をかけるタイミングもありませんでしたが、それもまたおもいでです。
期限のあるものから、とプリントしてきたみなさまの偏愛マップを一枚ずつ読みながら、こんな書き方、項目があると読むのが楽しいのですねと驚くやら、感心しています。
書き起こそうとした時には浮かばなかったわたしも好きなものにたくさん出会えて、ひとりでにこにこしています。
ガールズさんたち、何かしらですれ違っていてもおかしくない場所にいらした可能性がありそうなお方がたくさんいらっしゃるのですよね……タイミングと勇気がだせたら(わたしも○○が好きです)とお伝えしていけたらと、思います。
改めて、主催者の鼻毛石ツトムさま、サークル参加のガールズさん、おつかれさまでございました。
たくさんの素敵なガールズさんと、ガールズさんたちの作品と出会わせて頂きました。
ありがとうございました。
皆様の日々がますますキラキラしたものでありますように。
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