また移動

移動移動移動。大変な出来事が起きてしまったこともあってもうほんとずっと移動をしている。
移動ばかりしていると静止している時間、例えば横になって休むような動作が狂おしくもどかしく感じられるようになり、泳いでいないと死ぬマグロのように延々と動き続けてしまうようになる。移動の力に突き動かされて奇形のワーカホリックが誕生する。

『百年の孤独』を読んでいる。過去に読了した『エレンディラ』などと比べて思うのはかなりセックスが多くないですか？
「おっ、また来たな」と思うような頻度でセックスが発生する。5000万部を売り上げる秘密はこれかと下衆に勘繰る程度には多い。セックスと殺人と政治劇とオカルトとメロドラマとパワフルな母親がパフェみたいにドカドカ盛られたのを食わされ続けている。今のところ帯にあるような孤独や愛の咆哮は感じられないけど面白いです。
人名が多いのはあまり気にならない。覚える必要もなく読み進めればいいと大蟻食様も申しておられました。