見出し画像

断定はできない

心臓が止まったから、と電話が来てすぐ思ったのは「心臓が止まっても死んだとは別に断定できないからなぁ」というよくわからない理屈で、2度目の電話で「死んだ」という明確な言葉を聞いてようやく我に返った。端的に言うと家族の死があり、私は葬儀やらなんやらの為にここ数日走り回り続けている。
こんなことまでネットで公開して何になるのだと思わなくもないが、まぁ後で嫌になったら消そうと思うので、とりあえず書いておきます。
移動中に何冊か本を読んだけれどどうにもソワソワして集中出来ないので『サピエンス全史』のオーディブルをBGMに文字を読み進めていた。集中力がぶつぶつ切れるごとに古代人類の集団の特性や埋葬について説明する声が耳に入るので奇妙な気分になるけれど不思議と安定する。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?